【チュニス発】シディ・ブ・サイド&カルタゴ編 | チュニジアの旅行記

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【チュニス発】シディ・ブ・サイド&カルタゴ編

エリア
チュニジア
/チュニジア
テーマ
街歩き
時期
2010/3/16~2010/3/16
投稿日
2010/3/27
更新日
2020/4/22
投稿者
本社スタッフ

日本で情報の少ないチュニジア・・・手に入るガイドブックは地球の歩き方くらい。地球の歩き方を見ていると個人でも簡単にカルタゴやシディ・ブ・サイドへ観光できるように思えますが・・・。今回はシディ・ブ・サイドまではTGM(列車)で移動し、シディ・ブ・サイドからはドライバーのカリーさんとともにカルタゴ遺跡をめぐり、港町のラグレットでシーフードのランチをとり、チュニスに戻りました。カルタゴ遺跡は主要な遺跡が点々としていて、地図で見ると近そうだけれど、遺跡がひとつひとつ離れているので、歩いてめぐるのは大変。車をお願いして正解でした。なにより個人で行きづらいラ・グレットのローカルなレストランで新鮮なシーフードを食べれたこと。自分たちでは短い滞在の間で訪れることはできなかった場所なので大満足。  それではチュニスから気軽に行けるシディ・ブ・サイド&カルタゴをご紹介します!

  • シディ・ブ・サイド

    白壁にチュニジアンブルーが映えるシディ・ブ・サイドはチュニジアで最も美しい町といわれています。チュニスからTGM(列車)や車で20~30分で行ける町です。シディ・ブ・サイドは白い町好きの私にとって憧れの地。小さな町ですが、海を眺めて名物のバンベローニを食べてミントティーで休憩。時間がなければ1時間だけ立ち寄って、時間があればシディ・ブ・サイドのホテルに泊まってのんびり過ごすのもおすすめです。

  • 絶景ビューポイントへ

    まずは中心のハビブタムール通り海の方に歩いてみて。カフェシャバーンやその先のビューポイントから地中海を望む。地中海ってこんな色してるんだーとアフリカ大陸から眺める地中海に感動!

    【写真左】お土産屋さんが並んで目移りしてしまう通り
    【写真中央】眺めは最高!料金は割高!でもその価値は十分あり!
    【写真右】ここからの眺め、最高です!!

  • ふわふわドーナツ”バンベローニ”

    絶景を楽しんだあとは町の名物バンベローニを!以前シディ・ブ・サイドを訪れたことのある先輩社員から「絶対に食べるべし」と指令を受け楽しみにしてました。ふわふわのドーナツは期待どおりの美味!歩き疲れた後のスイーツは至福のときです。

  • ”カフェ・デ・ナット”で松の実入りティー

    ふわふわドーナツ”バンベローニ”とともに、町の中心に建つシンボル的存在の”カフェ・デ・ナット”で休憩です。テラス席で松の実入りの紅茶(2.5ディナール/170円くらい)を試してみて!

  • シディ・ブ・サイドに泊まる①

    白い町と地中海の眺めをのんびり楽しみたい方にはシディ・ブ・サイドのホテルステイもおすすめです。まずはカフェ・デ・ナットの裏手に建つ隠れ家ホテル”シデ・ブ・ファレス Hotel Sidi Bou Fares”をご紹介します。シディ・ブ・ファレスは全10室のプチホテル。部屋は狭めでアメニティやファシリティは整っていないけれど、タイル張りの壁と可愛らしい家具でまるで友達の家に遊びに行ったような気分に。チュニジアにいることを実感させてくれます。そしてお花や草木でいっぱいの中庭は癒しの空間。午後にのんびり読書でもして過ごしたい場所です。

  • シディ・ブ・サイドに泊まる②

    シディ・ブ・ファレスがカジュアルな雰囲気なのに対して高級感のある5つ星プチホテル”ダル・サイド Dar Side”をご紹介します。ダル・サイドは全24室でこぢんまりしたホテルですが、広々とした客室と海を望むプール、美しい中庭、アメニティやファシリティも整った素敵なホテルです。カジュアル&ローカルな雰囲気の”シディ・ブ・ファレス”と高級感のある”ダル・サイド”どちらもそれぞれの良さがあってどちらに泊まるか迷うところです。。。

  • カルタゴ遺跡へ

    シディ・ブ・サイドからは英語ドライバーのカリーさんの案内でビュルサの丘→カルタゴ博物館→アントニヌスの共同浴場、古代カルタゴの港の順に訪れます。遺跡の入り口までは車で案内してもらえるので、散策もらくらくです。

    【写真左】ビュルサの丘
    【写真中央】カルタゴ博物館
    【写真右】アントニヌスの共同浴場

  • 秘密のビュースポットで

    シディ・ブ・サイドからビュルサの丘へは車で10分、カルタゴ博物館からアントニヌスの共同浴場までは車で5分。この距離を自分たちでTGM(列車)と徒歩で移動してたらバテてたなぁ・・・それに無駄に時間がかかって大変。短時間でいろいろな遺跡を見ることはできなかったと思います。車で案内してもらえてよかったーとしみじみ思いました。

    この写真はカルタゴ遺跡をめぐるなかで、ドライバーのカリーさんが「僕の好きな場所」と車を止めて見せてくれた景色。長い1本の道の先に地中海がのぞくこの場所をしっかりカメラにおさめます!

  • ラ・グレットで新鮮な魚を

    カルタゴからチュニスへ戻る途中、ドライバーのカリーさんがお父さんの住む港町ラ・グレットへ案内してくれました。”ラ・グレット”・・・地球の歩き方で見たことのある名前でしたが短いスケジュールで完全にカットしていた地名です。まさかランチついでに立ち寄れるなんて!ランチはローカルな食堂風のレストランで新鮮なシーフード。本日入荷の鮮魚はスズキかタイがおすすめとのこと。スズキを焼いてもらうことにしました。カリーさん曰く「ツーリスト用のレストランに比べてローカルなレストランは安くて美味しいよ」。シーフードだけでなくチュニジア料理もとっても美味しくて満たされました!!

    【写真左】新鮮な魚がたくさん
    【写真中央】外のテラス席で
    【写真右】スズキのBBQにはレモンをギュっと絞って

  • チュニジアの代表的な料理も

    【写真左】クスクス
    【写真中央】ブリック(中にツナと半熟卵の入った春巻きのようなもの)
    【写真右】魚介のオジャ(卵が入った魚介のトマト煮込み)

  • 英語ドライバーのカリーさん

    短い時間で効率よくまわるには・・・必要不可欠な専用車。普段は何でも自力で行きたい派の私ですが、チュニス2泊のショートステイでは時間も体力も大事にしなくては!ということで専用車をお願いして正解でした。チュニジアは日本で手に入る情報が少なくて事前リサーチが難しい。カルタゴ遺跡をめぐったり、美味しいお店や穴場スポットを探すのは大変なので、今回はプロフェッショナルなドライバーさんがたくさん案内してくださってとても助かりました。

    チュニスの旅が充実したのはカリーさんのおかげ、ありがとう!