2011年12月10日より、タイ国際航空様主催にてバンコク&アユタヤへ視察へ行って来ました。
10月下旬からタイ(北部や一部バンコク市内)を襲った洪水被害。
特に日系企業が多く集まるアユタヤは大きな被害を受けたことを、連日の報道でご存知の方も多いと思います。
既にアユタヤ、バンコクは水は引き、タイの皆さんは通常通り生活していて、外国からの観光客も多く訪れています。
現在のタイの状況をご案内させていただきます。
アユタヤへはバンコク市内から車で約1時間30分ほど離れた場所ある、世界遺産遺跡があるところです。
アユタヤへ続く高速道路からはまだ水が引いていない様子も見られますが、
ガイドさん曰く、この時期(雨季)は大体これくらい水があるとの事で、全く心配はないとの事です。
アユタヤ遺跡到着後、目に付くのは水が引いたあと。。
建物の壁がくっきりとツートンカラーに。。。
そして、電話BOX脇の柱 もくっきり!!
ちなみに、この柱の水の痕は153cm!!
小柄な女性だったら、全身すっぽり水の中です(泣)
でも、そんな水ももうこの通り、すっかりなくなっています。
<写真左>アユタヤへ行く高速道路からの景色。ちょっとまだ水が残っています。
<写真中央>お土産さんの壁にも。。
<写真右>柱にも。。。
さてさて、肝心な遺跡は大丈夫かなーー?
入り口には、洪水当初の遺跡の様子がプリントされた看板が。。。
衝撃です!それが、今はこの通り!!
写真中央の有名な仏頭の遺跡の木に水が引いた痕が残っている通り、
すっぽり水に浸かってしまってたんですね。。。
しかし、今は水は完全に引いており、地面も全然ぬかるんでいません!!
問題なく観光できます!
続いて『ワット・ラーチャブーラナ』と『ワット・プラ・シー・サンペット』
こちらも全然大丈夫!!
お次はエレファントキャンプへ。
洪水被害で非難を余儀なくされていた象さんたちも、
今は元気に観光客のみなさんへ芸を披露!
大人の象、子供の象も音楽に合わせて、踊ったり、歩いたり。
象ってリズム感あるんですね! ビックリです。
<写真中央・右>ショーは無料で見ることができますが、有料で象乗りや記念撮影もできます♪
お客様より『タイはまだ危ないですか?』、『水が引いても感染症が心配で・・・』という
お言葉を耳にします。
今回、タイ国政府観光庁副総裁 やタイ国スポーツ観光大臣のスピーチで、洪水の最悪の事態は収束し、被災地の大部分の観光名所とサービスは再開に向けて準備ができている事をアピールされていました。
また、皆さんが一番心配される感染症についても、保健省の対策を説明されていました。
どういったものかいうと、浸水のあった地域に職員を派遣し、水の流れのない場所には有機物を投棄して水が腐らないようにしているそうです。
数週間経っていますが、現在までに感染症の発生報告はされておず、今後も発生する可能性はないとの見解でした。
私も今回タイへ行く前までは、水が引いたあとでは、泥が溜まっていたり、異臭がするのでは??と思っていのですが、全くそんな事はなく、楽しく観光ができました!
日本も今年は東日本大震災という、未曾有の被害を受け、タイの方々からも多くの支援を頂きました。
観光はタイのGDPの6%を占め、200万人以上の雇用を生み出しているといいます。
タイへ観光客が訪れることで、復興支援の鍵となり、雇用を生み出しタイの収入源となります。
こんな時こそお互い助け合(愛)い!
みんなでタイへ行きましょう~♪