サワッディーカップ(タイ語でこんにちは)! 陸の孤島と呼ばれる秘境、クラビ(ランタ島)&トランへ行ってきました! その中でジュゴンを救う為の海草移植エコツアーやマングローブ林の中をカヤックで進むツアーなどに参加してきましたのでぜひご覧下さい。
この日はちょっと変わったエコツアーに参加しました。
その名も『アマモ移植エコプロジェクト!!』
アマモとは海草の事なのですが、絶滅危惧種に指定されているジュゴンの餌となります。トランではジュゴンが見られることで有名でしたがスマトラ沖地震による津波などの影響でアマモの藻場が減少しており、今やトランのリボン島周辺を中心にジュゴンの数は約90頭程しか確認がされておりません。
画像1:朝日です
画像2:ここで説明を受けます
画像3:ロングテイルボートで出発!
今回お世話になったボーヒンファームステイでは地元の大学と共同でジュゴンの餌場である藻場を復活させようという活動を行なっています。その活動の一環としてアマモ移植ツアーが行なわれているのです!
移植ポイントまでは、約30分程でポイントに向かうまでにも南アンダマン特有の石灰岩の奇岩風景を楽しみながら移動できます。
画像1:ダイナミックな風景を楽しめます
画像2:マンゴローブ林を横目に
画像3:このような巨岩のふもと辺りに藻場がありました
ポイントに到着すると移植場所までは浅瀬を歩いて移動します。
到着すると田植えの要領で浅瀬に等間隔に穴を掘っては埋めていくという作業を繰り返します。
10cmのアマモは1年間で30cm程まで伸びるそうです!
画像1:到着!!
画像2:これをひとつひとつ植えていきます
画像3:けっこう地味な画??
この活動は成果があるそうで、移植ポイントの近辺でジュゴンが見られるようになったそうです。
また、実際にそのアマモをジュゴンが食べた跡(はみ跡というそうです)なども確認ができました。
さらには生態系を守る為に同時に共生しているカニも養殖し、放流をしているそうです。
いつか何百頭ものジュゴンがここで見られる日がくる事を願ってます!
画像1:成長したアマモ
画像2:ジュゴンのはみ跡
画像3:養殖されたカニ発見!
続いてご紹介するのは『海洋国立公園のカヌーツアー』です。
私達が参加したのはエメラルドケーブのあるムック島やジュゴンの生息するリボン島を要するハードチャオマイ海洋国立公園のカヌーツアーです。
画像1:スタート地点に到着
画像2:天気は快晴!というか暑い。。。
画像3:ライフジャケットを着て出発!
マングローブの生い茂る場所まではロングテイルボートに引かれながら移動します。
約30分後、ようやく入り口に到着していよいよカヌーツアースタート!
でもちゃんと漕いでくれる人がいるのでこちらはじっくり石灰岩の景観や洞窟、マングローブを楽しむことが出来ます!
画像1:二人もしくは三人乗りです
画像2:1列に並んでくださーい
画像3:マングローブが近づいてきました
突き刺すような日差しもマングローブの林の中に入り込めばとても涼しく快適でした。
途中、石灰岩の鍾乳洞の中を通り抜けたり干潟のハゼやカニを見たりと約1時間半から2時間ほどのカヌーツアーを満喫する事が出来ました!
最後にひとつだけ後悔した事があります!
虫よけは忘れずに!!
露出していた腕や足が大変な事になります。。。
画像1:ナイスコンビネーション
画像2:マングローブのアーケード
画像3:鍾乳洞の入り口