4月26日にカタール航空は成田への就航を果たしました。
1993年に設立されたカタール航空は、2005年にドーハ~関西線を就航させ、それから5年の歳月を経て日本の首都である東京(成田)に就航しました。
今回はカタール航空主催の研修旅行でカタール航空のベースである「ドーハ」を訪れました。
ドーハと言えば「ドーハの悲劇」しかイメージがわきませんし、某旅行ガイドブックには「世界で最も退屈な町」との悪評・・・。ドーハっていったいどんなところなんだろう?と下馬評が悪いだけに、あまり大きな期待はせず出発したのでありました。
まずは栄誉ある「5つ星航空会社」の認定を受けたカタール航空の機内サービスを体験させていただきましたので、ご紹介させていただきます!
【写真】カタール航空の主力機材:A330-200型機
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カタール航空は成田国際空港第1ターミナル南ウイングのHカウンター(水曜日はJカウンター)でチェックインをします。
そして出国審査を終えて搭乗ゲートへ向かうとちょうど成田に到着したばかりのカタール航空に遭遇!この日は42番ゲートからの出発です。
ビジネスクラスのお客様はANAのビジネスクラスラウンジを、ファーストクラスのお客様はANAのファーストクラスラウンジをご利用いただけます。
成田を定刻の20:50に出発したカタール航空は一路、関西国際空港へ向かいます。わずか1時間余りの飛行時間ですが、軽食もちゃんと出るんです!
【写真左】42番ゲートから出発です!
【写真中央】エコノミークラスのシート
【写真右】成田~関西間での軽食
関西空港に到着すると、関西から搭乗されるお客様を機内で約1時間30分お待ちいただくことになります。
ただ、機体が停止している間でもエンターテイメントは停止しません。
オンデマンドの個人テレビモニターで待ち時間も映画鑑賞ができます!
日本語吹き替えを含む日本の映画は10本以上!この日は4月に日本公開されたばかりの「シャッターアイランド」に飛びつきました。
関西からのお客様の搭乗が終わり、いよいよドーハに向けて出発です!
関西空港を出発すると九州の上空をかすめて、東シナ海へ。上海上空から中国大陸に入り、雲南省やミャンマー、インド上空を経てアラビア湾へ針路をとります。
【写真左】エコノミークラスの機内食。カタール航空の機内食は本当においしいんです!
【写真中央】中国上空からミャンマーへ。ちょうどドーハの中間あたりまで来ました。
【写真右】ギャレーに行けば、カップラーメンをいただくことができます。
成田から関西空港を経てドーハまで14時間25分。
やっとカタールの首都・ドーハに到着しました。
【写真左】到着2時間前には朝食のサービス。カタール航空の機内食は本当においしいんです!
【写真右】駐機場に到着したカタール航空機。タラップで降りて、バスでターミナルへ向かいます。
カタール航空のビジネスクラス、ファーストクラス利用のお客様は、エコノミークラスのお客様とはまったく建物が異なる「プレミアム・ターミナル」でチェックインをします。2階建てのプレミアム・ターミナルは、1階がチェックインカウンターと免税店、2階が「ファーストクラス・ラウンジ」「ビジネスクラス・ラウンジ」になっています。
今回、ドーハ~成田ではビジネスクラスに乗せていただくことができました!
世界初となるファースト・ビジネスクラス専用のプレミアム・ターミナルで、チェックインの列に並ばずしてスマートなチェックインをした後は、かつてない広さのビジネスクラスラウンジで出発までのひとときを過ごすことができます。
もちろんシャワールームも完備!長時間のフライトに備えて、すっきりさっぱりシャワータイムをお楽しみいただけます。シャワールームは男女それぞれ7つを用意。短時間のシャワーだけなのにアメニティはロクシタンというこだわりぶりです。
カタール航空のビジネスクラスは、世界でもトップクラスの最先端のシートを導入しています。座席は160度倒すと全長2メートルのベッドへと早変わり。
空の上の5つ星レストランとも評される機内食は「6種類のメニューよりお選びいただけるファイン・ダイニングサービス」を導入。カートのサービスではなく、客室乗務員がお客様一人ひとりにお持ちして、きめ細やかなサービスをしています。
カタール航空のビジネスクラスの主な特長をご紹介いたします!
◆160度リクライニングシート
◆全長2メートルのベッドに変わるシート
◆約140センチの座席間隔
◆2-2-2の座席配列
◆6種類のメニューよりお選びいただけるファイン・ダイニングサービス
◆最大約38センチの大型モニター
◆550チャンネルの多彩なオンデマンド・エンターテイメント・システム
◆ランバーサポートとフットマッサージ・バー
◆事前にセットされた5つの座席モード(離陸、お食事、直立、リラックス、お休み)を含むシート・コントロール機能
◆座席モードメモリー機能
◆背中マッサージ機能
◆座席備え付けのパーソナル電話
◆PC用電源
◆ドイツのレカロ社によるシート・デザイン
◆ゆったりとくつろげるキャビン・ウェア、アメニティー・キット
【写真左】ビジネスクラスのシート
【写真中央】握り寿司とお吸い物
【写真右】とろろそば
ドーハを出発したカタール航空はパキスタン上空からシルクロードルートを通って、果てしない中国大陸を横断します。
そして、関西空港到着の2時間前には朝食のサービスが開始されます。
【写真左】中国大陸上空を飛行中♪
【写真中央】朝食の和懐石。朝食にお刺身付!
【写真右】食後のデザートとヨーグルト
関西空港に到着すると、成田行きのお客様は一旦機外へ出て、入国審査場の手前まで向かいます。そこには保安検査場があり、再び国際線出発ロビーへ向かいます。
【写真左】飛行機を降りて出たところにあるサインボード
【写真中央】搭乗券を見せると「トランジットカード」を渡されます
【写真右】成田行きのお客様は保安検査場へ
保安検査を終えた後、再び成田行きの飛行機に乗り込みます。
一旦機外に出てから再び機内に戻るまで、混んでいるときは30分以上かかる場合もあります。急いで保安検査を済ませ、成田行きの搭乗ゲートに戻りましょう。
【写真左】搭乗券とトランジットカード
【写真右】関西~成田間のビジネスクラスの軽食