ボラカイ島、セブ島、エルニド研修 | フィリピンの旅行記

支店
渋谷
福岡

ボラカイ島、セブ島、エルニド研修

エリア
フィリピン
/フィリピン
テーマ
ご当地体験
時期
2004/11~2004/11
投稿日
2004/12
更新日
2017/10/6
投稿者
岩永&板谷

今回私達のフィリピン研修は、ボラカイ島、セブ島、エルニドと3つの島をめぐりました。そこで担当別に島を紹介したいと思います。エルニドはフレッシュ(なふりをしている)新人板谷、セブはアジア大好き荒井、そしてボラカイは今回マッサージにはまってしまった岩永がお送りします。 さて、ボラカイ島に行くにはマニラを乗り継がないといけません。当日に着くためには朝とても早起きをしないといけないのです。そのため研修出発当日の起床はなんと5時!眠い~!9時半のフィリピン航空に乗り込み、空路マニラ空港へ。むあっとした空気が南国に来たことを感じさせます。そこから国内線を乗り継いで空路カリボへ。カリボからは車で揺られて1時間半。やっと船着場に着きました。波がとても荒く、船までは筋肉隆々のお兄さんがまるで手のりブンチョウのように、私を肩にのせて運んでくれました。小さいのに力持ちです。

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日数:4日間  
旅行代金:39,000円~122,800ツアーはこちら

  • ボラカイ島へ

    私達が宿泊したリゾートはロレンソメインのエアコンルーム。ボラカイの中ではお安い方のリゾートですが、リゾートにはプールもついており、快適です。12月ですので、どのリゾートにもクリスマスツリーが飾られていて、とてもいい雰囲気でした。ロレンソメインからビーチ通りまでは歩いて3分ほど。エントランスを抜けると普通の民家の軒下を通ってビーチに出ます。

    なぜかボラカイでは家の壁があみあみで、中が見えてしまうところが多く人々の生活を垣間見る(というか丸見え)ことができます。プライバシーっていう言葉はフィリピンにはないんでしょうか。

    (写真:左)  国内線アジアンスピリットにて到着!
    (写真:中央) ボラカイは魚がおいしい!
    (写真:右)  かえるのバッグ。妙にリアル。

  • ビーチ通り

    ビーチ通りにはいくつもの屋台やおみやげ屋さん、自転車タクシーやバイクタクシー(トライシクルといいます)が所狭しとならんでいます。1日目のディナーはBANBOOというシーフードレストランでの食べ放題。なんとたったの280ペソ!(日本円で600円くらい)アジアンリゾートは物価が安いのでリッチな気分にひたれるところもよいですよね。フィリピンは韓国マーケットにとても人気だそうで、たくさんの韓国人を見ました。今や韓国ではハネムーンと言えばフィリピン、という感じだそうです。今回のシーフード食べ放題にもなぜかキムチが入っていました。

    (写真:左)  島内はこのトライシクルという乗り物で。
    (写真:中央) バイクレンタルもあり。
    (写真:右)  クリスマスツリー。暑いクリスマスってなんだか不思議です。

  • エルニドの歩き方

    エルニドの歩き方ですが、海がきれいなのでぜひシュノーケリングをおすすめします!
    ビーチにはたくさん船が停泊していて、必要に応じて船を出してくれます。私達はリゾートでシュノーケリングセットを借り、ビーチにいたおじさんに交渉して1時間700ペソ(約1400円)でボートをチャーターしました。そしてシュノーケリングポイントまで連れていってもらいました。ライフジャケットを貸してくれるので、シュノーケリング初体験の板谷も大丈夫。初めてのシュノーケリングを満喫していました。シュノーケリングの後はお買い物。フライデーズやクラブパノリなど、遠くのリゾートにいらっしゃる方でもトライシクルを呼ぶか、またはリゾートから無料の送迎が出ているのでメインストリートまでは気軽に行けてしまいます。おみやげは手作りのアクセサリーやサングラス、バックなど。あとフレッシュなマンゴージュースはぜひ飲んで下さい。頼んでからマンゴーを切って作るので新鮮でとてもおいしいんですよ!

    (写真:左)  美しいボラカイのビーチ
    (写真:中央) おみやげにどうぞ
    (写真:右)  フレッシュフルーツはいらんかね。

  • おまけ

    そして帰りはまた筋肉兄さんの肩にのっかって船まで運んでもらいます。カティクランの空港まではたったの5分!行きの長さがうそのようです。ここでも韓国料理屋さん発見!恐るべし韓国マーケット...。

    フィリピンにいくなら、のんびりとした気持ちで、一番いい服ではなく、濡れてもいいお気に入りの服を持っていかれるといいかもしれませんね。さて次のは目的地はセブ島です。

    (写真) 筋肉兄さんに運ばれる板谷

  • これがセブ島

    パッケージツアーで出ている「セブ島」といわれる場所はほとんどが、セブ本島の隣の空港やホテルが集まるエリアのマクタン島になります。今回はマクタン島のホテルを中心に周りました。

    お客様からよく、ホテルの近くで食事をできる所は有りますか?と聞かれますが、レストランなどはほとんどありません。マクタンはとても田舎です。ラプラプと呼ばれるマクタン島内の街にも行きましたが、サリサリストアと呼ばれる日用品を売る小さな商店や市場のような食料品を売る店が連なっているだけです。それも簡素な作りで、台風が来たら飛んで行きそうな雰囲気です。

    アジアの街中ですと、屋台や、ちょっとジュースが飲める店があるのが普通ですが、私が見たところ見当たりませんでした。休日ということもあって店が閉まっていたのかもしれませんが、少なくともホテルから歩いて行ける距離には無さそうです。どこのホテルも敷地が広い所が多く、入り口の門からホテルのエントランスまでは距離があります。入り口にはセキュリティーがいて、訪問者を厳しくチエックしていました。ホテル内でのんびりする分には、セブは治安面ではそれほど心配する必要は無さそうです。

    (写真:左)  セブのフィッシュマーケット。好きな魚をお好みに調理してくれます。
    (写真:中央) 道端で焼いてます。おいしそう。
    (写真:右)  セブのビーチはこんな感じです。

  • 街歩き

    ビーチに関してはどこも似たり寄ったりでした。
    ボラカイやエルニドに比べるとビーチは期待しない方が良さそうです。セブは潮の満ち引きが激しく、朝はビーチの水がほとんど引いてしまっていて、岩や藻が出てしまうような状況です。そのような状況を反映してか、現地ではアイランドピクニックなどのちょっと離れた島へ行くツアーがとても人気があるようです。マクタンでも、陸地を少し離れるときれいな島やビーチがたくさんあるとのことでした。

    セブでは自由時間にマッサージに行きました。
    マッサージはだいたいどこのホテルでも提供していますが、料金が安いこともあって地元のマッサージの店へ行きました。マッサージは足、背中、全身など種類がありましたが、料金はとても安く、場所にもよりますが、1番安いもので30分のマッサージ代が、ホテルでソフトドリンクを一杯飲むのと同じ位の料金でした。その後に、高級ホテルでマッサージの料金を確認した時に、料金は20倍くらい高い料金のところがあり、びっくりしました。例えると100円のジュースが別の店では2000円で販売されていることになります。自分が納得する料金であれば、支払える人も居るし、満足する人もいるということでしょうか。

    (写真:左)  マッサージを受けるスタッフ。 至福の時
    (写真:中央) セブ島のクリスマスツリーの飾り。
    (写真:右)  フィリピンの代表デザート、ハロハロ。でも日本が発祥の地だそうです。

  • フィリピンにて

    フィリピンには日本よりも貧富の差が激しく、色々な人が生活をしています。
    物価の高いマニラ首都圏での1日の最低賃金が約200~250ペソくらいの設定となっていますが、ほとんどの人はそれ以下で生活をしているような状況です。つまり、セブのスーペリア、デラックスクラスのホテルの1泊の宿泊代金は最低賃金の約1ヶ月分、もしくはそれ以上の宿泊代金です。日本で例えれば1泊20~30万円くらいの宿泊費の部屋に何泊かしているような感覚になるのではないでしょうか?そのような人たちは日本からキャンペーンクラスのホテルを申し込んでいたとしても「お金持ち」の部類に十分入ると思います。

    異なった生活習慣や価値観の存在する地域の中で、そのような現状も頭の片隅に入れておいて頂きたいと思います。1回250ペソくらいの食堂に週に3回来られる人も居れば一年に1回来られるか来られないかの人のほうが多いです。そのような環境の中で宗教的な概念も有り、富める人が貧しい人へ与える事が常識の社会となっているようです。日本とは環境も文化も全く異なり、日本にはあまり存在しないような職業の人もたくさん居ます。私は今回、日本には無い職業の人がフィリピンにはたくさんいると判断することにしました。たとえば、空港や港などにたくさん居るポーターなどもそのひとつだと思います。彼らは荷物を運ぶことを仕事としていて、その見返りに代金を請求しています。日本にはないですが、フィリピンに存在する職業だと思えば納得できます。

    (写真:左)  セブ島周辺はダイビングポイントがいっぱい
    (写真:中央) シャングリラのプール。海も見えます。
    (写真:右)  海舟DINNER。本格的な和食です。

  • あとがき -荒井

    それぞれのホテルでも、同等クラスであっても雰囲気の全く異なるホテルがあります。セブは物価が安いことも反映して、10000円くらいの差がかなり大きな違いに結びつきます。何を目的にセブに行かれるのかによってホテルを選ぶのが良いと思います。

    フィリピンは広く英語が普及していますので、片言でも英語が話せれば、それほど困るということは無いかと思います。フィリピンの人はとても上手な英語を使います。フィリピンではいくつもの民族が異なった文化や言語を持ち、共に暮らしています。マニラとセブを比べても、マニラではタガログ語、セブではセブアノ語と呼ばれる言葉が使われていて、それぞれ異なった言語が使われています。フィリピン語と呼ばれるタガログ語が共通言語のようにも言われていますが、それぞれの地域の人がお互いに会話をするときは、相手の文化を尊重する意味でも英語が使われているとのことです。だからこそ、広く英語が普及し、異なった文化へ適応能力が高いということでも海外へ出稼ぎに出る方が多いのだと思います。

    セブでの最後の夜に海舟へ行きました。海舟は、ほとんどのパッケージツアーにセットになっているミールクーポンを提供している日本食レストランになります。2階建ての大きなレストランで、日本にあってもおかしくない雰囲気です。マニラとかにありそうな感じです。マクタンでは、他にはこういうレストランは見かけませんでしたが、ホテルの中にあるレストランのような高級感があります。食事はお客様に出している物と同じメニューを頂きました。和食セットのような物で、天ぷら、お吸い物、漬物、お刺身などがセットになっています。思ったよりもボリュームがあり、お腹いっぱいになってしまいました。また、驚いたことに御飯は日本で食べる御飯で、アジアのパサパサごはんではありませんでしたので、お刺身ともとても合いました。海舟では、ミールクーポン利用以外の場合でも無料送迎をしてくれるので、日本食が食べたい時には行って見るのもよいのではないでしょうか?

    セブは料金も安く、直行便も就航していますので、フィリピン初心者の方にはお勧めできる場所だと思います。また、フィリピンはちょうど海流が交わる所にあたるらしく、魚の種類も多いといわれていますので、ダイバーの方もぜひいらしてください。

  • 憧れのエル二ド

    こんにちは、入社一年目の板谷です。このたびエルニド研修に行って参りました。
    その模様をご紹介させていただきます。エルニドの魅力はエメラルドグリーンの海に黒大理石の断崖そびえる島々が点在することです。ダイビングも盛んでトロピカルフィッシュもたくさんみることができます。

    まずエルニドミニロックリゾートをご紹介します。
    マニラから専用チャーター機で約一時間半でエルニド空港へ。チャーター機をいったんおりるとかわいらしいドレスをきた女の人たちが陽気な声で歌いながら出迎えてくれます。南国へ来た!!!!って感じがします。

    (写真:左)  エルニドへ行く人は皆このミニロックシールかラゲンシールを胸につけます。
    (写真:中央) 小さい飛行機です。たったこれだけしか乗れません!
    (写真:右)  牛で運ばれて出勤です。南国ムードも盛り上がります。

  • エルニドにて

    (写真:左)  卵の孵化しかけたもの。形がわかる~。 →
    (写真:中央) 食べちゃった!
    (写真:右)  天気が良い日はビーチでお食事

  • ミニロックリゾート

    エルニド空港から船で約40分乗った先には手つかずの広大な自然に囲まれたミニロックリゾートが・・・・・本当にすばらしいの一言につきます。エルニドミニロックリゾートには、水上コテージとシービュールームとファミリールーム、ガーデンルーム、そしてクリフコテージがあります。

    どのお部屋も木目調でかわいらしい内装です。水上コテージとシービューの部屋からの眺めは最高!!!目の前に一面の海が広がっています。夜、寝ていると波のさざなみが聞こえてきてとても心地がよいです。

    (写真:左)  かわいらしい木目調のお部屋
    (写真:中央) 水上コテージは眺め抜群
    (写真:右)  エルニドならぬエコニドバック (おやじギャグ?)
             これにゴミを入れてお持ち帰りください。

  • リゾートのお勧め

    またこのリゾートのお勧めはなんと言っても滞在中にオプショナルが無料でできることです。
    例えば体験ダイビング、スノーケリング、カヤック、洞窟めぐり、ラグーンクルーズなどなどです。(ファンダイブ、モーターのついたアクティビティは別途料金がかかります。 )ライセンスを持っていない方でも体験ダイビングに挑戦することをお勧めします☆ニモやカメなど・・いろいろなお魚に出会えます。でもなんといってもエルニドに来たらぜひラグーンクルーズをお勧めします。エメラルドグリーンの海と切り立った奇岩の幻想的な景色を満喫してください。本当に感動します。スタッフのおもてなしもすばらしく心温まるリゾートです。今度はプライベートで来たいと思えるリゾートでした。

    (写真:左)  癒され中
    (写真:中央) 深いエメラルドグリーン
    (写真:右)  お食事も代金に含まれています。

  • エルニド・ラゲン・アイランド

    次はエルニド・ラゲン・アイランド・リゾートです。
    同じくエルニド空港からボートで40分の所にある美しいコーラルビーチとマングローブに囲まれたリゾートです。ミニロックと比較するとラゲンは落ち着いた雰囲気で近代的な作りになっています。もちろん水上コテージもあります。水上コテージのお部屋の中は窓が大きくて部屋の中から美しい海が一望できます。ラゲンにはプールもあります。

    (写真:左)  ラゲンの水上コテージ  ミニロックよりモダンな作り
    (写真:中央) ベッドの上に置いてありました。
    (写真:右)  大きいプールもあります。

  • あとがき

    ホテルの好みはそれぞれで一緒にいったスタッフ4名のうち女性のスタッフはみなミニロックで男性のスタッフはラゲンが気に入ったようです。両方のリゾートに分泊するのもよいのでは・・・と思います。ぜひお客様にエルニドに一度は訪れて欲しいと思います。