いざ、パプアニューギニアへ。 | パプアニューギニアの旅行記

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いざ、パプアニューギニアへ。

エリア
パプアニューギニア
/パプアニューギニア
テーマ
ダイビング
時期
2018/03/24~2018/03/31
投稿日
2018/4/12
更新日
2018/12/20
投稿者
金床 啓伍

どうも、マクロ担当の金床です。
今回はず~っと行ってみたかったパプアニューギニアにやっと行って参りました。
アロタウやマダン、キンベは既にダイバーの中では行ってみたいエリアにランクインされているとは思いますが、あまり知られていないポートモレスビーの魅力もお伝えできればと思います!
パプアニューギニアのダイビングツアー情報はこちらをご覧ください

  • パプアニューギニアってどこ?どんな国?行き方は?

    • いかにもパプアっぽい写真、いたる所にありました。

    • 機内モニターも充実!

    • 機内食も問題無しです。

    • 到着後、すぐに換金するところがあります。

    パプアニューギニアってパッと言われても、実際にどこにあるかよくわからないと思います。
    それ故に日本からは遠い国って認識がある方も多いと思います。
    実はパプアニューギニアはけっこう近くにあります。
    成田から直行便で約6時間半です!
    時差も日本より1時間早いだけなので、アクセス良しです。
    成田からの直行便が水曜日と土曜日の週に2便のみという難点があるので、早めに計画を立ててお休み取ることが必須ですね。
    行程は水曜日発4日間、8日間、土曜日発5日間、8日間で、夜出発なので仕事後も行けちゃいます!
    航空会社はニューギニア航空ですが、モニターもしっかりあって映画も楽しめます。
    ご飯も
    現地にはPNGJAPANという日本人のオフィスがあるので、何があっても安心です。
    心配されている治安ですが、やはり1人歩きはオススメできません。
    基本パプアニューギニアの人は日本人に優しいのですが、日本人だけで出歩くとひったくりなど狙われることもあるようです。
    ただし、観光は全てガイドとともに行動をするので、現地ガイドがいれば全く問題なしです!

  • 秘境感満載☆タワリリゾート ~アロタウ~

    • ちっさな機材です。

    • 荷物レーンはありません!全て手動。

    • 秘境という言葉がふさわしい静かなリゾートです。

    • 桟橋からのスノーケルも楽しめます!

    さて、今回はポートモレスビー、アロタウ、マダンと3つのエリアをメインに視察してきました。
    まずはアロタウから紹介しますね。
    アロタウでは日本人スタッフの野崎さんもいらっしゃるタワリリゾートにお世話になりました。
    ポートモレスビーから国内線で約1時間、ドドドド田舎の空港に到着です。
    今までの訪問先で最も何もない空港でしたね。
    荷物のレーンも無いので、運搬車のような車で運ばれてくる荷物を出口で待ちます。
    荷物が届いてからは、タワリリゾート専用のバスで船着場まで約1時間30分、そこからボートで30分移動します。
    アクセスだけ見ても、かなりの秘境だということがお分かりかと思います。
    リゾートは自然溢れるナチュラルな作り。
    森の中にひっとりと佇むリゾートはただただ静かで癒されます。
    パプアニューギニアのスタッフ全てに言えることですが、とにかくフレンドリーで温かい。
    リゾートの目の前で可能なスノーケルも魅力ポイントの一つで、世界中からスノーケラーも集まります!

  • アロタウでのダイビング

    • 視界いっぱいのキャベツコーラル。

    • デニスピグミーかなり小さいです。

    • 木漏れ日の差す幻想的な水中。

    • 世にも奇妙なヘアリーゴーストパイプフィッシュ

    ダイビングですが、もちろんのこと素晴らしい。
    今回は視察ということで1日しか潜れませんでしたが、イキイキとしたサンゴ、カスミアジやユメウメイロなどの群れ、ピグミーシーホース、ホワイトチップシャークなどワイドからマクロ全て楽しめます。
    1つのウミウチワに5匹のピグミーがくっついていることもあるそうで、なるほどと頷けるようなウミウチワがたっくさんありました!
    自力で探してみましたが、無理でした。笑
    安全停止中もサンゴと色鮮やかなスズメダイ系の群れで南国感を味わえます。
    幸せだな~って感じられる一時です。
    他にも非常に珍しい木漏れ日のさす幻想的なダイビングを味わうことができたり、ヘアリーゴーストパイプフィッシュという世にも奇妙な魚を見られたりと、魅力は無限大です!

  • マダンリゾート

    • 大型リゾートで部屋数もたくさん

    • プールもあってリゾート感満載です。

    • 日本人の山口さん、安心感が倍増です!

    • リゾートにはたくさんのオウギバトがいます。

    続いてマダンについて紹介します。
    マダンへも同じくポートモレスビーから国内線で約1時間です。
    アロタウの空港の田舎さにびっくりしましたが、マダンも同じく、荷物は手動で目の前まで運ばれました。
    こちらではマダンリゾートにお世話になりました。
    マダンリゾートまでは車で約15分、リゾートの送迎車で移動です。
    マダンリゾートのダイビングショップには、日本人スタッフの山口さんがいらっしゃって、ダイビングだけではなく、リゾートのこともたくさん手助けしてくれるので安心でした。
    このリゾートには変わったところがあって、リゾート内に木登りカンガルーやクスクス、オウギバトがいます。
    リゾート滞在なのに動物園のような楽しさを味わえるのは旅先での楽しみの一つになりますね!

  • マダンでのダイビング

    • ギンガメアジとバラクーダ、「ギンバラ」だそうです。

    • サンゴモリモリ

    • ホワイトボンネットアネモネフィッシュ、固体ごとに模様が異なる固有種。

    • ボートからイルカが見れる可能性大!

    ダイビングですが、最も印象に残ったのはギンガメアジとバラクーダが一緒になった群れに囲まれたことですね。
    ギンガメアジだけの群れや、バラクーダだけの群れは他でも見たことがありましたが、この2つが一緒の群れで泳いでる姿は初めて見ました!
    透明度も良く、海況も良く、ベストなコンディションであの群れに遭遇できればもう大満足です!
    今回は参加できませんでしたが、ナイトダイブではここでしか見れない歩くサメ(エポレットシャーク)がかなりの確率で見れます。
    滞在中の方は1日はナイトに参加されるようです。
    また、これはあまり知られていませんが、ボートの出る桟橋の下で潜る、マクロを狙ったダイビングも実はオススメということで、山口さんが熱く語ってくれました。
    次回は絶対参加します!!

  • マダンでの陸観光

    • ローカルマーケット、活気がすごかったです。

    • ハヤ村の住民、おもてなしが嬉しい!

    • 小さな学校も見せてもらいました~

    • 一面に広がる大湿地は圧巻です。

    マダンではダイビング以外に絶対に半日観光をオススメします!
    半日観光はいくつかの中から2つ選ぶことができます。
    今回は視察ということで特別に、山口さんオススメの4つに参加してきました~
    1つ目はマーケット散策。
    地元の方が買い物をするローカルマーケット、日本でも売られている魚や野菜をはじめ、現地ならではの食べ物(虫とか。。。)も売られていて見応えがありました。
    大きなスーパーもありますので、お土産をここで買うのも良いかもしれません。
    2つ目はバレク自然公園。
    ここではでっかいウナギやスッポンに餌をやることができます。
    それだけではなく、川と森から作られる幻想的な空間、いわゆるインスタポイントで写真も撮れます!
    3つ目はハヤ村。
    一番の衝撃的な観光でした。
    まさかこんな体験がダイビングツアーでできるんだ~といった感じです。
    ここでは主に現地の村人と交流することができます。
    とにかくパプアニューギニアの人は日本人をもてなしてくれます。
    そして子供たちのキラキラした目に癒されます。
    着くと同時に子供たちが手を取って迎え入れてくれ、生活をしている家まで案内してくれます。
    おもてなしはその時々のようですが、私が行った時にはココナッツをその場で登って取って、ココナッツジュースを飲ませてくれたり、バナナを焼いてくれたりと、もうお腹いっぱいでした。笑
    なかなか文章でお伝えするのは難しいのですが、参加すべきオススメツアーです!
    4つ目はスヤオ。
    大湿地を高台から眺めることができます。
    実はここ、世界三大湿地の一つのようでして、大迫力のスケールに圧倒されました。
    ここで締めくくるのがいいかもしれませんね。

  • ポートモレスビーでの滞在

    • ゲートウェイホテルのロビー

    • ホテルにはプールもありました、あまり泳いでる人は見ません。

    • お部屋も綺麗で快適です。

    • ディナーブッフェでは肉肉肉

    最後にポートモレスビーです。
    今回は空港から車で5分のゲートウェイホテルに滞在しました。
    基本ホテルから出ることはできませんが、ホテルの中にもいくつかのレストランがありますので、食事に飽きることはありません。
    またWiFiも無料なので、暇つぶしも問題ありません。
    ちょっとだけ速度が遅いので、そこは我慢ですね。
    ポートモレスビーには成田から直行便、最短で水曜日発4日間で旅程を組むことができます!
    そして体力に自信のある方は到着日に3ダイブ、翌日に3ダイブと、4日間で6本ダイビングをすることができるのです!

  • ポートモレスビーでのダイビング

    • アヤコショウダイの群れ、迫力ありです!

    • タイワンカマスの群れ、簡単に巻かれます。

    • ピグミーもいます!

    • ボロカサゴも見れますよ~

    肝心な海の中ですが、私もあまり知らなかったのですが、素晴らしいです。
    透明度はもちろんのこと、他では珍しい写真映えするアヤコショウダイの群れや、イキイキとしたサンゴに群れる色鮮やかなスズメダイたち、沈船に群がる大量のタイワンカマスなどがダイバーを魅了します。
    さらに、私の大好きなマクロも多数!
    他エリアではもっと深くにいるはずのアケボノハゼが水深20m付近で見れたり、同じウミウチワに何匹もいるピグミーシーホース、パプアニューギニアでは最も見れる確率が高いかもしれないボロカサゴ。
    直行便の4日間で組めてこの海、行かないわけにはいきません。
    さらに安心ポイントとして、ここには日本人スタッフ中浦さんがいらっしゃるので言葉の心配もありません!

  • ポートモレスビー陸観光

    • 綺麗な綺麗な極楽鳥

    • フィッシュマーケットではたくさんの魚が売られていました。

    • 大自然での極楽鳥探し、かなりオススメです。

    • ロウナ大滝も迫力満点でした~

    ポートモレスビーでは観光にも行ってきました。
    アロタウやマダンから日本に帰る際、乗り継ぎ時間が結構あります。
    その時に参加可能な半日観光です!
    半日観光ではショッピングモールや水上村を見渡せるポイント、地元の人が買い物をするフィッシュマーケットなどに行くことができます。
    またアドベンチャーパークという、いわゆる遊園地に行くこともできます。
    ここでは木登りカンガルーやワニ、鹿などの動物を見ることができます。
    さらにパプアニューギニアならではの極楽鳥含め、たくさんの鳥を間近で見ることができます。
    極楽鳥は非常に綺麗で、なんとかして写真におさめたいものです!
    なかなかiPhoneでは難しかったので、望遠レンズをお持ちの方は持参されることをおすすめします!
    そして日差し、蚊対策に長袖長ズボンがおすすめです。
    檻の中の極楽鳥はアドベンチャーパークで見ることができましたが、実際に野生の極楽鳥を見るために早朝ツアーにも参加してきました。
    朝5時ホテルを出発して、1時間30分くらいで目的のバリラタ国立公園に到着。
    まだ辺りは暗いですが、バードウォッチングスタートです。
    極楽鳥の声を頼りに森の中を散策し、ガイドが極楽鳥を探してくれます。
    初めてのバードウォッチングでしたが、極楽鳥を見つける喜びと、それをどうにか写真におさめようと試行錯誤するのがこんなにも楽しいとは知りませんでした。
    正直カメラのスペックがついていかず、満足のいく写真は撮れませんでしたが、大自然の中、音を立てず静か~に極楽鳥を探す体験はなんとも言えない楽しさがありました。
    朝8時には極楽鳥はどこかにいってしまうようで、かなりの早朝ツアーとなりますが、なかなかできない体験なのでオススメです!
    帰りにはロウナ大滝も見ることができました。

  • まとめ

    視察でしたが、毎度のこと誰よりも楽しく参加してきました。
    エリアによって様々な魅力があり、ダイビングはもちろん、陸での楽しみもあるパプアニューギニア、是非皆さん早速計画を!
    今回は行けなかったキンベやラバウル、トゥフィなど、他にもたくさん魅力的なエリアがあります。
    分からないことがあれば是非一度私まで相談を!
    長くなりましたが、最後まで読んで頂きありがとうございました!


    パプアニューギニアのダイビングツアー情報はこちらをご覧ください