この時期恒例のヨーロッパ社員研修ですが、今年の春編はイタリア&フランスでした。参加者はそれぞれ、いろいろ初体験したりトラブルに遭ったりして、良い経験をしたことと思います。 研修最終日、KLMオランダ航空を利用して、イタリア、フランスからアムステルダムを経由して帰国するプランを体験、さらに乗継地のアムステルダムにて一旦外へ出て街歩きしよう!というミッションを設定しました。 今回の出国地はパリ。アムスから関西行き、成田行きにそれぞれ乗り継ぐまでに、大体4時間ほどの時間を取って航空券を発券しました。 関西組 KL1228/パリ09:35発~アムステルダム10:55着 KL867/アムステルダム14:40発~関西08:20翌日着 東京組 KL2008/パリ11:40発~アムステルダム12:55着 KL863/アムステルダム17:40発~成田11:55翌日着 また、私自身は大阪組、東京組双方のミッションを見守る為に、KL1228とKL863の乗り継ぎにて発券しました。 関西組は何とか定刻にアムステルダムに到着。スキポール空港から中央駅までの移動手段や、中央駅前からおよそ1時間の運河クルーズなど、研修員たちの旅日記に譲りたいと思います。それでもおよそ1時間弱のアムステルダム市内の散策では、街の魅力をお伝えするには短すぎたと思います。 関西組をスキポール空港行きの列車に乗せて、東京組の到着を待ちましたが、なんと東京組から「フライトキャンセルになってしまってアムスに行けません!」という連絡が。 ということは、いまアムスの街歩きが可能なのは私ひとり! ということで、急遽歩いて参りました。
中央駅前を散策する関西組は、ちょうどお昼どきだったこともあり、駅前のホットドッグ屋台で済ました研修員が多かったと思います。私も一人になってからダム広場の方へ歩いて行くまで、このファーストフードの存在を全く忘れておりました。
Haring
の文字を見た瞬間、思い出しました。
「鰊の塩漬け」をパンにはさんだもの~オランダの国民的ファーストフードです。思い出した瞬間矢も盾もたまらず、行列に並んだことは言うまでもありません。
写真左…その屋台
写真中…そのもの
写真右…屋台が出ていたとある橋の上広場。ちょうど今が旬のホワイトアスパラガス(日本では缶詰でしか食べられませんが、欧州では初夏を告げる食べ物だそうです。)を売る人の姿が…
中央駅前の通り、駅舎と並行に通る大通りを駅舎を背にして右へ行き、1つ目の運河を渡ると先ほどの屋台のある橋の上広場。広場から運河に沿って通る道がSingel通り、この通りを駅から離れて行く方向に歩くことおよそ10分。
オランダと言えばゴーダチーズ。そのゴーダチーズの有名店Reypenaerの試食店舗が見えてまいります。ちょうど欧州の方の団体がお店に入ってゆくところで、試食ツアーはお店の階下で行われるようです。勿論自分は予約などしていないので同行は出来ませんでしたが、お店の黒板によれば1回€15.00で参加できるそうです。
ここのチーズは熟成度合いをブランデーにたとえて、2年物をVSOP、2年半熟成をXO-reserveと表示しています。折角なのでXO-reserveを求めたところで、駅まで戻ることにしました。
結局東京組のフライトは遅れに遅れ、アムステルダム市内に出られる時間もなくなってしまいましたので、私もスキポールを通る列車にて空港へ戻ったのでした。
写真左…地図にはReypenaer Proeflokaalと書いてあるのでこれがTasting Roomのことだと思います。
写真中…お店の前はチーズを載せた自転車が飾られています。
写真右…2年半熟成もののXO-reserve。€15.00。