ニューカレドニアと言えば天国に一番近い島に行きたーーい!! と完全にミーハーな気分でウベア島に行ってきました。 天国に一番近い島とは実は本島ではなく、そこから更に国内線で35分の離島ウベア島のことなのです。 ウベア島には日帰りオプショナルツアーで行かれる方が多いのですが、自分で行ってみて どうせ行くなら絶対に1泊していただきたい、泊まらないのはもったいない と思いました。 1泊しないと体験できないこと、それは・・・ *綺麗な夕日 *ふかふかのベッドのようなホワイトサンドビーチに寝転がってみる星、波の音 *レストランでのゆったりとしたディナー、食後は優雅にカクテル *なにもしないという贅沢を満喫するための時間 *地元の人とのふれあい *水平線から上る朝日 そして何より、空の青、海の水色、砂浜の白、最高のグラデーションを一度目にしたら、日帰りで帰ってしまうのはさみしすぎる!と思うはずです。 しかもホテル パラディ ド ウベアのビーチは人が少なく、なんとなんとその圧倒的に綺麗な海をひとり(ふたり!?さんにん!?)占めできてしまうのです。 と完全にウベアに魅了されて帰ってきました。 ウベアへの旅、ご紹介します。この島の魅力が少しでも伝われば嬉しいです。
朝9:10出発の便だったので早起きして空港へ。
国内線の空港は、アンスバタビーチから車で20分ほど、すぐ到着です。
まずはチェックイン。機内預け荷物も20キロまでOKなので安心です。
持ち込み荷物は3キロまででした。
飛行機に乗るための待合室(?)はひとつなので、先発の飛行機が出発してからの案内となります。それまではロビーで待つもよし、2階にはカフェもあります。
飛行機はなんと全席自由席!
小さい機体で旅気分も盛り上がり、わくわくです。
窓際をGETすべく焦って無事GET!したものの、座席は2席:2席の並びだったので、そんなに焦る必要はありませんでした。
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左:国内線空港
中央:2階にあるカフェ
右:飛行機
うとうとしていると、35分のフライトであっという間にウベア到着!
空港もこじんまりとしていて可愛いです。
荷物が出てくるのをゆっくりと待って、迎えに来てくれていた車でホテルへ。
途中、村の人々がヒッチハイクで私たちの車に乗っては降りていきます。
こんなところも島っぽくていいなーと思いました。
ホテルに到着すると、スタッフさんがお出迎え。
ウェルカムドリンクはココナッツジュース。
たまたまお部屋の用意がもうできているということで、早めにチェックインさせてもらいました。
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左:ウベアの空港
中央:パラディ ド ウベア入り口
右:敷地内はヤシの木が生い茂っています
今回はオンザビーチのコテージに泊まりました。
1棟独立で、プライベート感たっぷり。
ドアをあけると・・・・
すぐ海が!
リビングらかも、ベッドからも・・・海!
そして極めつけ。お風呂からも・・・海が見えます!
つまりお部屋中、どこにいても海が見える造りになっています。
さすがです。とっても贅沢。
もう待ちきれない!
テラスからビーチへ飛び出しました!
そこに広がっていたのは、青と白のグラデーションの世界。
今まで生きていて初めて見た景色でした。
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左:テラス
中央:お部屋の目の前のビーチ
右:透明な海水
白い砂浜は足を包み込むほどふわふわで、寝そべるとベッドになります。
一通り騒ぎ終えて、後ろを振り返るとコテージが。
外観はこんな感じです。
先ほど説明したとおり、左の窓がリビング、真ん中が玄関、右がお風呂につながっています。
それぞれ中から海が見えます。
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左:足跡が残ります
中央:オンザビーチのコテージ
右:コテージ外観
お部屋の中は、自然の風合いを生かしナチュラルなつくり。
お部屋自体はシンプルで、新しくはありませんので、
すだれやベッドには少し年季を感じますが、気取らない雰囲気が落ち着きます。
お部屋には虫除けと電気ケトルが常備。
アメニティはなんとロクシタンです!
女性には嬉しいですね。
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左:お部屋の中
中央:虫除け
右:ロクシタン
おなかが減ったので、ランチがてらお散歩へ。
ホテルの反対側のビーチは神々が宿るといわれている神聖な海です。
遊泳は禁止されています。
地元の女の子と、会いました。
まっすぐな髪が珍しいらしく、私の髪の毛を結ってもらって遊びました。
大人の人たちは、何をするわけでなく、ただ海を眺めていました。
どんな気持ちなんだろうと、ずうずうしくも隣に座りぼーっとしていました。
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左:神聖な海
中央:シェリンちゃん(多分)
右:海を眺める大人たち
"SNACK FASSY"が島で唯一のレストランです。
ホテルから徒歩3分くらいのところにあります。
お昼は節約したいという方、またホテルのランチの営業時間を逃してしまった方は是非ここへ。
メニューも
・ランチプレート850CFP
・バケットのサンドウィッチ350CFP
などお手頃。
日本語のメニューがあります。
他にもウベア産のマングローブがにや、ヤシがに、伊勢海老なども事前に予約すると食べられます。
ディナーは予約制。
営業時間は基本的に7:00~20:00。基本的にがポイントです。
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左:SNACK FASSY外観
中央:ランチプレート とってもおいしかったです
右:メニューボード
夜はホテルのレストランでディナー。
オープンなので、潮風が気持ちいいです。
メニューは前菜+メイン+デザートで6800CFPくらい。
他にも、前菜+デザート、メイン+デザートなどお好みで選べます。
食後はバー(営業22:00まで)で1杯。
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左:レストラン
中央:魚のメインディッシュ
右:カクテル
この頃にはもう完全に島時間にアジャストされました。
波の音を聞きながら、テラスのデイベッドでのんびり。
周りに何もないので、真っ暗の中お部屋の明かりが映えます。
明日に備えておやすみなさい。
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左:ビーチから見たお部屋
中央:テラスでくつろぐ
右:ベッドもこころなしかロマンティックに見えます
寝坊して起きて、そのままビーチでひと泳ぎ。
午前中の方が海が綺麗に見えます。
理由は光の関係、そして午後になると少し波がたち蛍光キミドリ色の藻が出てくるからです。
泳げないくせに念願の"ビーチからダッシュで海にダイブ"を果たしました!!
勇気をだして水中で目をあけて海の底から見上げると、
きらきらとした太陽と、透き通る水面が。
チェックアウトした後は絶景スポットとして有名なムリ橋へ。
海を見ながらトコトコと7分くらいで到着します。
さすが!!期待していた通りの景色です。
にも関らず、ほかに人がいません。
独り占めです!
しばらくするとぽつぽつと人が集まりましたが、それでも5、6人。
他の観光スポットでは考えられないです。
このあと、夕方17:00の便で無事ヌーメアへ帰りました。
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左:ムリ橋への道
中央:ムリ橋到着!絶景!
右:橋は魚たちの通り道。海ガメが見えることも
今までアジア、ヨーロッパを旅してきて、初めて訪れた南太平洋。
印象に残ったのは、海と空の綺麗さ、そして過ごしやすさでした。
過ごしやすさは細かくあげれば、気候、チップの習慣がないこと、
アジアのようにタクシーでぼったくられないこと(笑)などいろいろありますが、
一番の理由はなんだろーと滞在中ぼーっと海を眺めながら考えていました。
多分、それは、ニューカレドニアの人は、
日々の穏やかな生活を大切だときちんとわかっていて、
実際にそういう生活をしているからだと思いました。
だからレストランやお店の営業時間は限られていて、
私たち観光客には不便に感じます。
でもそれもそこで働く人のためで、だからこそこんな穏やかな気持ちになれるのなら
いいかもしれないと思いました。
帰国前日の夜、
「もう明日は帰国かー、さみしいなぁ」と思っているとお部屋に電話が。
なんと!飛行機が12時間遅れるとのこと。
次の日は仕事だったので、焦って会社に電話すると
先輩は「わかったー。その分12時間楽しんで。」と。
あ、ありがとうございます!!(涙)
よしっ、プレゼントだと思って楽しもう!
とやっぱりひたすら芝生でだらだらしたのでした。
*出発までの部屋の利用
*ランチ、ディナー
*3分間の国際電話
を無料でつけていただき、安心して過ごせました。
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左:ランチ
中央:アンスバタにはワンちゃんがたくさんいます
右:遊びました、メロメロです