ペナン島 アートと趣を感じるヘリテージ探訪 | マレーシアの旅行記

支店
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ペナン島 アートと趣を感じるヘリテージ探訪

エリア
ペナン
/マレーシア
テーマ
世界遺産
時期
2013/05/10~2013/05/14
投稿日
2013/5/18
更新日
2021/2/24
投稿者
エスティーワールドスタッフ

世界文化遺産のペナン島の街「ジョージタウン」。

イギリス植民地時代の面影が残るセント・ジョージ教会やコーンウォリス要塞などのが印象的な街ですが、マレーシアと中国文化の融合・プラナカン様式の街並みやリトルインディアなど、その趣を感じるヘリテージエリアもお薦めです。
ヘリテージエリアにはこの歴史ある街並みを保護する為に、古い建物の外観を利用し、内装を改装したお洒落なカフェや、雑貨屋、ブティックホテル、そして日常生活を過ごす地元の方々の家などなんとも言えない雰囲気があります。
カメラを片手にのんびり歩いてみては如何でしょうか。

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日数:5日間  
旅行代金:97,800円~224,800ツアーはこちら

  • Muntri通りから・・・

    車やトライショーが行きかう活気あるペナン通りを曲がるとまっすぐ伸びるMuntri通り(Jalan Muntri)。ペナン通りの賑やかな雰囲気とは一変し、とてもゆっくりとした時間が流れています。時折、通りの端でのんびり昼寝をする猫に遭遇しながらぶらぶら散策。

    今は世界で活躍するジミーチュウが無名時代に働いていた街の靴店もあります。

  • 愛の道、Love Lane。

    Muntri通りをしばらく進むと交差する通りはLove Lane。その意味は「愛の道」。ロマンティックな名前のこの通りには、可愛らしいカフェやゲストハウスもちらほら。そんな風景をカメラに収めながらも「なぜLove Lane?」と考えていると・・・通りの角にワイヤーアートを発見。目を凝らして読むと・・・


    「Muntri通りのお金持ち達はみんなこの通りに愛人がいたとさ。だからLove Lane」

    おっと。大人の事情ですね。その他にも諸説あるようですが、ワイヤーアートになったこの説が一番濃厚なのでしょうか。この由来に基づいて、慌てて窓から逃げる男性のアートという遊び心もお洒落です。

  • ちょっと寄り道。リトルインディア

    イスラム教のカピタン・クリン・モスクにヒンドゥー教のスリ・マハ・マリアマン寺院、仏教の観音寺の全てがマスジッド・カピタン・クリン通りに面しています。これこそマレーシア文化の特徴と言えるミックスカルチャーストリートです。


    そんな不思議な通りの裏に一歩踏み込むと、そこはリトルインディア。インド系の人々にインド音楽やサリー店。「ここはインド?」と思うくらい周囲の雰囲気が一変します。色鮮やかなアクセサリーや生地ショップも多く、女性の方は気付けばショッピングに夢中になっているのでは?

  • Ah Quee通りの少年

    Ah Quee通り(Lebuh Ah Quee)は一見カフェや雑貨屋もないシンプルな通り。印刷店などローカルな店が素朴に並んでています。そんな中に自然に溶け込むアートを発見。少年のバイクはよく見ると本物。バックシートに座ればたちまちアートに溶け込めるので、撮影は順番待ちでした。しばしの待ち時間には前でテーブルを広げるお土産屋台で可愛いアートメモをゲット。小サイズは3冊でRM10でした。

  • 美味しいケーキはChina Houseで。

    さて、随分歩きました。無理はせずお洒落カフェでほっと一息。


    Ah Quee通り(Lebuh Ah Quee)はPantai通り(Lebuh Pantai)に突き当ります。右折すると通りの向こうに見えるのカフェがChina House。少し緊張しながらちょっと古びた小さいドアを開けると・・・店内は予想外に広い!しかも長細い!お店は奥へ奥へ続いています。実はこれがショップハウススタイルの特徴。イギリス植民地時代、住宅の税金は間口の幅で決められていました。その為、ヘリテージエリアのショップハウスは細長いのです。この昔の人々の知恵も、また街の趣を壊さないように建物の外観をそのまま利用した現在のショップハウスも京都の町屋と同じですね。

    China Houseはケーキの種類が豊富。特にティラミスとチーズケーキが人気です。勿論、ランチメニューも揃ってます。

  • 噂の?Cozy in the Rocket

    China Houseと同じくPantai通り(Lebuh Pantai)の角にお洒落なカフェが。覗き込むとなかなかの混雑。地元の若者に人気のCozy in the Rocket。実は、ペナンで働く日本人の方々お勧めカフェを訪ねたところ、何度か名前が挙がったのがCozy in the Rocketでした。


    席を確保したらカウンターへ行きオーダー。後は席で待つのみです。ちなみに、清算は退店時でオーダーの時ではありません。

  • 可愛らしいArmenia通り。

    Cozy in the Rocketの角を右折するとArmenia通り(Lebuh Armenia)。少し進むと右手に可愛いお土産雑貨屋・Living Story。更に進むとチーズフォンデュが人気のEdelweiss Caffe、更に更に進むと駄菓子&雑貨屋のLaterが続きます。



  • Canon通り界隈のお洒落ショップ

    Armenia通り(Lebuh Armenia)を突き当たり、少し斜めにそれるとモダンな雑貨屋・China Joesがあります。少し分かりにくいかもしれないので、不安な場合は道を尋ねることをお薦めします。雑貨だけでなく、アート系の本やモダンなバッグもあります。


    Canon通り(Lebuh Canon)に戻りクーコンシーを過ぎると右前方にウォールアートを発見。こちらも少年がモチーフになっており、撮影スポットとしては人気のようです。

  • ヘリテージは奥が深い。

    ペナン通りからぶらぶらと歩き出し、雑貨屋に立寄ったり、アートや街並みを撮影したり、カフェ休憩したり。Canon通り(Lebuh Canon)に着いた頃には気付けは約6時間。スローペースながらもなかなかの距離を歩きました。


    今回、こちらでご紹介しました街並みやアートがヘリテージエリアの全てではありません。ショップハウスのように実は奥が深いのです。興味のある方は是非ご自身の足で散策して頂ければと思います。


    ヘリテージエリア散策をされる方へのアドバイスは・・・

    【両替をしてから出発】
    両替所は大通りやリトルインディア辺りにしかありません。奥へ行く程なくなります。更にリトルインディアの両替所は週末クローズとなり、小さなショップハウスではカードが使えないこともありますので、空港や街中の両替所で先に両替を。

    【水を持って歩く】
    やっぱり南の島。暑いので十分な水分補給をしましょう。

    【無理はせずに疲れたらカフェ休息を】
    ついつい夢中になりがちですが、疲れたら休憩がてら可愛いカフェで一息つきましょう。

    【帰り方も確認を】
    基本的にヘリテージの雰囲気あるスポットは、大通りからそれた道が多いです。交通量も少ないので、歩きやすいのは嬉しいのですが、その分、タクシーやトライショーも少ないです。
    その為、どのコースで回るかをチェックしましょう。
    (ペナン通りやマスジッド・カピタン・クリン通り、チュリア通りなどの比較的大きな通りにはタクシーがいます)



    それでは、ヘリテージでタイムスリップしたような素敵な時間をお過ごし下さい。