8/13~8/18で2回目のモルディブと初めてのコロンボに行ってきました。
今回はサーフィンもできて、リゾートライフも楽しめ、ビーチもきれいだというフォーシーズンズ・アット・クダフラに滞在することにしました。
人生初の5つ星ホテル、しかも憧れの水上コテージを予約しました。
モンスーンの時期で、天候がとても気がかりなままモルディブへと出発しました。
スタッフおすすめ!お得ツアー
成田発
ハウスリーフでシュノーケルも楽しめる カジュアルなリゾートアイランド!マラヒニクダバンドス(ガーデンルーム) 朝食付 5日間
日数:5日間
旅行代金:147,800円~206,800円ツアーはこちら
成田からの飛行機が1時間遅れ、初日の深夜近くにホテルに到着しました。
フェリーを降りると、私たちの担当スタッフのナワズさんが出迎えてくれて、バギーでおしゃれな音楽が流れているお部屋に案内してくださいました。
広くてオリエンタル調のお部屋、大きな窓、目に入るもの全てに「さすが5つ星ホテル!」と感動しながら、大きな窓から臨めるであろう絶景を想像しながら眠りにつきました。
翌日はあいにくの曇天だったのですが、3日目は祈りが通じて晴天になりました!
太陽の光を受けて海もビーチも本当にきらきら輝いていました。
真っ白な砂浜、幾層にも重なるブルーの海!
時間帯や光の加減によって変わる海の色は本当にシャッターチャンスしかない!というぐらい美しく、片時もカメラを手放すことができませんでした。
水上コテージのバルコニーにかけてあるはしごを降りて直接海に入り、シュノーケルも楽しみました。
またホテルではサンゴを育てている場所があり、そこには、これでもか、これでもかというほど色とりどりの魚たちがたくさん泳いで(漂って)いました。
フォーシーズンズ・アット・クダフラはスタッフの方々全員がフレンドリーで親切でした。
スタッフの方とすれ違うと、“Good morning”, “Good afternoon”とあいさつをしてくださいます。
ただ日本のホテルと違い、丁寧さの中にもフレンドリーさがあったので、困っていることやわからないことがあったときに気軽に声をかけることができて助かりました。
スタッフの方々同士も仲が良く、異動のためクダフラを離れる方を、スタッフ全員が拍手で桟橋から見送っている姿が印象的でした。
お部屋では毎日何かしらのサプライズをしてくださいました。
2日目はココナッツジュースの差し入れ、3日目はモルディブの伝統的な布をいただき、4日目はベッドをお花で飾ってくれました。
そのサプライズには、ナワズさんからの心温まるメッセージカードが毎回添えてありました。
また、ナワズさんは滞在期間中のアクティビティを一緒に考えてくださいました。
相談した結果、4日目にローカルアイランドツアーに申し込みをしました。旦那は1日1回、ホテルからのサーフィントリップに参加していました。
午前中は中上級者向け、午後は初心者向けとなっているようです。
サーフィンのインストラクターはパワフルなアメリカ人の男性で、お店を切り盛りするオーストラリア人の奥様ともども、フレンドリーな方でした。
英語が全くできない旦那にも、わかりやすい単語とジェスチャーで波の状態を教えてくださいました。
旦那がサーフィンに行っている間、私はスパを堪能しました。
ホテルから小さなドーニで2~3分の離れ小島にあるアイランドスパで、フェイシャルとボディスクラブをお願いしました。
スパ小屋は水上に作られており、眼下には海中を覗くことができるよう床の一部がガラス張りになっていました。
淡いブルーの海をぼんやり見ながら、チャプチャプと心地よい波の音が眠りを誘います。
フォーシーズンズ・アット・クダフラのお部屋には立派なCDプレイヤーがありました。スピーカーは某有名会社のもので、ベースの音が響きます。
そのCDプレイヤーでお気に入りの音楽を聴きながら、お部屋の窓やバルコニーから海をボ~ッと眺める・・・「何もしない贅沢」を満喫しました!
滞在中に好きだった場所がいくつかあります。
① インフィニティエッジプール
プールと海がまるでつながっているかのように見えるプールです。不思議な感覚です。
② イタリアンレストラン
一番きれいなビーチを臨むことができるレストランです。パスタやピザの量も、ホテル内の他のレストランに比べれば、日本人向けだと思います。
③ 保護したウミガメの赤ちゃんを飼育する水槽
保護したウミガメの赤ちゃんをある程度大きくなるまでこの水槽で育てて、やがては海に返すという活動を行っているそうです。
ウミガメの赤ちゃんを見たのは初めてでした。
④ 桟橋を臨むブランコ
木にくくりつけられている2人乗りブランコは、日陰で風通しもよく、私のお気に入りの場所でした。隣にあるバーから流れてくるリゾートのゆったりした音楽を聴きながらブランコに横になっていると、いつの間にか夢の中へ行ってしまいそうです。4日目にホテルの隣にあるボドゥフラというローカルアイランドに行ってきました。
鮮やかな色の学校、伝統工芸品を作っている工房の見学をしながら小さな島をぐるりと一周しました。
学校は平日なのに子供たちの姿が見当たらないので、理由をガイドさんに聞いたら、ラマダン中なので、学校は午後から始まるとのこと。
作り上げられたグローバルな空間のホテルから、一気に「生活が息づいている」ローカルな場所に来たのだと実感しました。
町中には、ヤシの木の下で涼むイスラム女性たちの姿を多く見かけました。
と思っていると、そんなイスラム女性と親しげに話すヒンドゥー教徒の姿が。
ガイドさんに聞いてみると、フォーシーズンズや近隣のホテルに勤務する世界各国からの人たちがこの島に住んでいるのだとか。
ホテルにいた日本人スタッフの方も、サーフィンガイド夫妻も、この島の住人なのだそうです。
押し寄せた観光産業の波に飲まれてしまったこの小さな島ですが、それぞれの宗教観や文化を超えて、仲良く共存しているのが印象的でした。
最後は観光客向けの小さな商店街に行きました。
が、あまり物欲のない私たちはヤシの木の下に置いてあったハンモックのベンチで一休み。
ヤシの実ジュースを、いかにも人のよさそうなおじさんから購入し、「このおじさんは、この島がローカルからインターナショナルに変化する様を見てきたのだろうな」と思いながら喉をうるおしていました。
この島では、ラマダン中でも、異教徒の私たちが飲食することには寛大なようです。(ですが、ヤシの実ジュースを買うときは、ガイドさんに一言お断りをいれておきました)5日目の朝、バタバタと身支度を整え、フェリー乗り場へ行きました。
あっという間の滞在でしたが、海の美しさ、ホテルのサービスの細やかさ、それに携わる方々の温かさ、本当にこれ以上ないほど楽しい思い出がたくさんできました。
ナワズさんも桟橋までお見送りに来てくださいました。
フェリーが出発するときは、その人々の温かさにせつなくなってしまい、涙があふれました。
フェリーが見えなくなるまで手を振り続けてくれたナワズさん、本当にありがとうございました。
マーレから飛行機で1時間強。コロンボの半日観光に参加しました。
飛行機が1時間遅れて到着した空港には、日本語の堪能なウィッキーさん似のガイドさんと終始裸足のドライバーさんが出迎えてくださいました。
三輪バイクや車がひしめきあうように走る道路を見ながら、アジアの熱気のようなものを感じながら、コロンボ市街地へ向かいました。
コロンボには、イギリス植民地時代に作られた歴史的な建物や、日本のものより派手な仏教のお寺、ヒンズー教の寺院や教会、モスクが隣り合って建っていました。
いろいろな文化や宗教の混ざった町でした。
コロンボの市街地は整然として、緑豊かな公園が多くありました。
そんな公園で若者や、家族連れが遊んだり踊ったり、それぞれ楽しい時間を過ごしていました。
また、たまたま遭遇した大行列。何かと思ったら、「賃金アップ」を要求したデモ行進でした。
デモの規模は大きいのですが、中心メンバーと列の後半にいる人たちとの間には、あきらかな温度差がありました。そんな足並みそろわない感じも、南国ならではだな、と妙に感心しました。
駆け足で観光しましたが、半日ではとても理解することができず、もっとコロンボの町や人々の持つエネルギーや文化に触れたいと思いました。
スリランカは自然が多い国とも聞いたので、ガイドさんの言うとおり、次回は5日ぐらい滞在し、コロンボ以外の町にも足を伸ばしたいと思いました。
2回目のモルディブでしたが、前回とは違うスタイルのホテルに泊まり、地元の人たちの生活にも少し触れることができ、また前回はただの経由地だったコロンボを観光することができて、とても思い出深い旅行となりました。
ホテルが取り組んでいるサンゴの養殖やウミガメの保護活動などをとおし、地球温暖化を防ぐために、このきれいな海を守るために、自分に何ができるのか考えるきっかけにもなりました。
またホテルの従業員の方々のプロ意識や仕事に対する愛情やプライドを目の当たりにし、私自身も仕事に誇りと責任をもってがんばろうと身の引き締まる思いになりました。
今まで行った旅行の中で一番有意義なものとなりました。
本当にありがとうございました。