モルディブFun island旅行記 | モルディブの旅行記

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モルディブFun island旅行記

エリア
モルディブ
/モルディブ
テーマ
ご当地体験
時期
2010/8/19~2010/8/23
投稿日
2010/9/13
更新日
2017/10/6
投稿者
Rika様

スタッフおすすめ!お得ツアー

ハウスリーフでシュノーケルも楽しめる カジュアルなリゾートアイランド!マラヒニクダバンドス(ガーデンルーム) 朝食付 5日間

成田発

ハウスリーフでシュノーケルも楽しめる カジュアルなリゾートアイランド!マラヒニクダバンドス(ガーデンルーム) 朝食付 5日間

日数:5日間  
旅行代金:147,800円~225,800ツアーはこちら

  • ●夜のモルディブ

    マーレ空港に到着すると、むわっとなまぬるい空気に包まれ、「あぁモルディブに来た~」と実感します。わら半紙が湿る感じの空気です。でも決して、蒸し暑くはないんです。入国手続きを済ませ、私たちは、リゾートへ向かうスピードボートに乗り込みました。モルディブは4回目になりますが、Fun Islandは初めてです。
    夜の海は、真っ暗。平らなジェットコースターのように風を切って、しぶきを上げて、エンジン音を唸らせるスピートボートから、島の灯りや船の灯り、月明かり、星明かりを眺めて、全てに感謝の気持ちが沸いてくる…モルディブで一番好きな時間です。
    桟橋に降り立つと、クリアな海が私たちを迎えてくれました。「食事を食べたいか?」と聞かれたので、思わず「はい」と答えて、くだものやスープなどをいただきました。部屋を案内してもらってから、すぐに散歩へ出かけました。真っ暗で何も見えないけれど、波音と海風が気持ちいい。フラッシュをたいて、地面を撮ってみると、さんごや貝殻がいっぱい見えました。

  • ●朝ごはん

    1枚1枚、目の前で作ってくれるオムレツは、どのリゾートにもあって、大好きなメニューです。シャイだけど、人なつっこくて、笑顔がキュートなモルディブの彼は、作りながら「How are you?」と声をかけてくれます。「I'm fine thank you!」と答えた後、お互い英語が得意ではないので、シーンとするのですが、あとは笑顔でコミュニケーションをとります。 チーズ、トマト、マッシュルーム、玉ねぎ入りのオムレツでした。
    2種類のフルーツジュースや、2〜3種類のくだものもあります。ドラゴンフルーツは、衝撃が走りました。紫の果肉に黒いつぶつぶ。食感は洋梨と黒ごま。味は…なぜかシャボンの香りがしました。何度も何度も食べましたが、この感想でした。
    モルディブの料理「マスフシ」も大好きです。ツナとココナッツと玉ねぎで作られていて、「ロシ」に包んで食べます。カレーやライムジュースをかけると、さらに美味しい!ココナッツ最高!

  • ●Let's スノーケリング

    桟橋から、いきなりドロップオフにエントリーできるのが、この島の素敵なところ!ドロップオフに広がる珊瑚や魚たちを堪能しながら、水中写真を撮りました。ズームしすぎると、ピントが合わないので、少しズームを控えて、魚を追いかける。珊瑚をパクパクしている魚は、撮りやすいんだけれど、泳いでいる魚は、シャッターがなかなか間に合わない。いちいち画面を見て確認していると、見逃してしまう。紫の珊瑚や黄色の珊瑚、隠れるように珊瑚の陰に入る魚たち。珊瑚をつっついている魚たち。海の中は飽きる事が無い。こんな素晴らしい世界が広がっていると知った時、私たちはモルディブから離れられなくなったのです。

  • ●夕方の散歩

    小さな貝が、あちらこちらで動き出す。ここはヤドカリがとっても多い島でした。下を見て歩かないと、踏んでしまいそうなくらい。ビーチには、白くて小さなカニがいて、赤ちゃん蜘蛛みたいにふわふわっと、素早く横歩きで駆け抜ける。
    夕陽が沈んで、夕焼け色がほのかに残っている間、島を1周してみることに。逆サイドに当たる、東の海は、藻が見えて、波が立たない静かな海だった。Fun Islandは、島の半分だけ営業を再開している。月明かりに照らされながら、修復中の部屋を見ていると、その向こうから音楽が聞こえてきた。思わず足を近づけてみると、お祈りの歌、コーランだった。スタッフが集まって祈っていた。ドキドキしながらモスクを通り過ぎると、先はスタッフルームだった。スタッフルームを抜けると、ロビーに着いた。「あぁここに出るんだ…」
    ロビー付近では、WiFiがつながっていた。ソファに腰掛けながら、携帯でメールチェックを済ませた。ロビーには唯一のおみやげ屋がある。何気なく入って、たいこを見つけ「How much?」と聞くと、14$と答える。「Dollars?」私は何度も尋ねた。だって、以前マーレで買った時、20$くらいしたと思うから。お店の彼は続ける。「もしも2つ持ちかえるなら、1つ9$にするよ」私は何かの間違えかと思った。「I'm thinking!」と言って店を出て、相方に相談した。

  • ●夜ごはん

    いつものテーブルに座る。テーブルの札には、私たちではない”DHONBE”という名前が書かれていた。「間違えたかな?」と思ってよく見ると、RoomNo.は合っている。どうやら、このテーブルの担当名のようだ。「COFFEE?TEA?」とやって来たのがMr.DHONBE。「どんべえさん」と呼ぶことにした。
    このリゾートは、イタリア人が多いようで、夜にはペンネやパスタが出た。1日目の夜は、ゆでたパンの実やタロイモ、パンの実をスライスして揚げたチップス、ココナッツ、ライム、紫玉ねぎが並んだ。ここでしか食べられないものが、旅行気分を満喫させてくれる。スープやサラダも毎回少しずつ違うので、ずっと飽きさせない。夜にはフルーツの他、デザートもあるけれど、食事の種類が豊富だから、デザートは取らなかった。代わりに、1杯のアルコールを頼んだ。食事を終えて、どんべえさんに「Thank you!」と言うと、「ゴチソウサマ」と返ってきた。私は笑って「ごちそうさまでした!」と言うと、「Yes!」と喜んでくれた。

  • ●おみやげ屋

    さぁ、お店の彼に、もう一度尋ねる。
    「1つなら14$、2つなら9$。4つなら?」
    「9$」と顔色ひとつ変えずに、淡々と言った。
    「OK.4つください」
    うすいビニール袋にカッターで切り込みを入れて、取っ手を作った。ビニール袋にひとつのたいこしか入らないから、4つのビニール袋に入れて、持たせてくれた。その他の梱包はなし。さすがモルディブ!笑
    たいこの皮はマンタスキン。木はマンゴーの木だそうです。以前お店で聞いたことが正しければ、クダ・ベル(小さなたいこ)と言います。音楽講師をしているので、教室で使おうと思います。自分用に1つは購入しようと思っていたけれど、安く買う事ができたので嬉しい!やった~!

  • ●朝の散歩

    スタッフが楽しむためのサッカー場やバレーコート、修復するための木材置き場、 建設中の建物。スタッフの部屋は、マットが川の字に置かれ、上には洗濯物が吊ってあった。島がどんな風に生まれ変わるのか…それも楽しみの1つ。道に迷い、木材置き場のおじさんに聞いてみた。笑顔で、手をぐるりとさせた。歩いていくと、西の海に出る抜け道を見つけた。波打ち際に、サギがやって来て、魚を探している。
    お昼ごはんに向かう途中にも、ロビー近くでもサギを見つけた。置物かとおもうくらい、ピンと突っ立ったまま動かない。
    「え?こんなところに…?」どんどん近寄って、シャッターを切る。動画に切り替えて、息を詰めていたら、パタパタとゆっくり歩き出した。どうやらこのサギは、餌付けをされて人に慣れているようだ。1m以内でサギを見るのは初めてだった。

  • ●作戦大成功!

    昨夜の空は曇っていたので、夜明け前の星空を眺めることにした。5:00には部屋を出たと思う。寝ぼけ眼を擦りながら、西の海に出ると、星が落ちているように近かった。「やった!!」私たちは声を上げて喜び、相方は写真撮影を、私はデッキチェアに寝転がって、満天の星空を観察した。流れ星が何度も、大きくはっきりと、落ちた。
    5:30を過ぎて、だんだん星がぼんやりしてきた。東の海に移動して、朝日を待つ事にした。うっすらと青い光の中で、朝の訪れを待っている。波間の景色が、少しずつ浮き上がってくる。白いカニが顔を出し、ベビーシャークが朝ごはんを食べている。日の出は雲に隠れていたけど、朝の海を十分に楽しんだ。太陽が丸く顔を出すまで、私たちは待ちながら、雲の景色も楽しんだ。

  • ●ウミガメさんありがとう

    最終日のスノーケリングは、9:00頃に入り、桟橋付近で「カメーカメー!」と大声で相方に叫んだ。真下にウミガメがいたのだ。ゆっくり珊瑚を突っついている。
    シャッターを切る。ウロコまで見えて迫力がある。真下は撮りにくいので、少し向きを変えたら、ウミガメもゆっくり、海の向こうへと泳ぎだした。後半はカメラに納められなかったけど、優優と泳ぐウミガメを目に焼き付けた。

  • ●See you!

    レイトチェックアウトができました。しかも、最終日のお水(1ℓ)と昼ごはんまで付けてくれました。すごい~!!
    スタッフの方たちに見送られ、名残惜しいまま、スピードボートへ乗り込みました。夕陽がまぶしい中、イルカをずうっと探しました。今回は出会えなかったけど、イルカの群れに遭遇する事があるんです。
    教室の子どもたち、家族、友人を連れて、団体ツアーを企画してみたい。この海の素晴らしさを、いっしょに共有したいなぁって、来る度に思っています。美しさが、ずっと守られますように。