★「びし」さんのモルディブ バンドス島ダイビングリポート | モルディブの旅行記

支店
渋谷
福岡

★「びし」さんのモルディブ バンドス島ダイビングリポート

エリア
北マーレ環礁
/モルディブ
テーマ
ダイビング
時期
2005/7/30~2005/7/30
投稿日
2005/9
更新日
2020/3/25
投稿者
びし様

モルディブ・北マーレ環礁のバンドスリゾートについては、別の方が設備や食事などを詳しく紹介した投稿があるので、私はバンドスのダイビング事情についてリポートさせていただきます。 モルディブは今回が5回目で、バンドスは初めての滞在でしたが、今までで最高のダイビングが楽しめました。

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  • ダイビングサービス

    まずバンドスのダイビングサービス「ダイブバンドス」についてですが、日本人インストラクターが2人いて、とても人当たりが良く、親切な方々でした (でも男性のヨシさんは秋に、女性のショウコさんは年明けに契約切れだそう)。クラブハウスは大きく、機材の干し場も洗い場も室内なので、日焼けをしないで済みました。 またバンドスにはダイビング専門のドクターが常駐し、再圧チャンバーもあって心強いですが、絶対にお世話にならないように気をつけましょう。
      
    モルディブでのボートダイビングは通常、午前1本、午後1本という所がほとんどですが、バンドスでは午前2本、午後1本という形をとっているのが、他の島と違って非常に良いシステムだと思いました。 午前中に高速のファイバードーニで2本ボートダイビングを楽しんで、午後はリゾートでまったりすることもできますし、徹底的に潜りたい人は、午前と午後合わせて1日3ボート楽しむこともできます。 私と妻は午前中に2ボート潜って、午後は体調を見てからもう1ボート行くか、ハウスリーフで潜るか、ダイビングはしないでリゾートでのんびりするかを決めました。
     
    ちなみにボート代金ですが、午前2ボートで13ドル、1日3ボートで22ドルと、他の島に比べて割安感があります。でも、午後の1ボートだけだと、13ドルかかり割高です(初日の朝にチェックダイブを受けると必然的に午後1ボートになりますが)。

    またダイビングの代金は、タンク、ウエイトのみの価格で1本34ドルでしたが、潜れば潜るほど安くなり、私たちは13本潜って1本30ドルにディスカウントしてくれました。ナイトロックスも追加料金無しで使えるので嬉しい限り。 でも無制限ダイビングの価格設定はありません。
     
    あと、機材はレンタルでも自前でも滞在中、自分の部屋番号が書かれたプラスチック製のカゴに入れて保管してもらうのですが、ボートダイビングの予約を入れておくと、出発前にスタッフがカゴごとボートに運んでくれて、BCDとレギュレーターをタンクにセットしてくれています。 自分で機材をセッティングしたい方は事前に申告すればいいでしょう。ダイビング終了後もカゴをクラブハウスまで運んでくれて、夫婦ともに40歳を超えている私たちシニアダイバーには有り難い心遣いでした。

  • ボートダイビング

    さて、ボートダイビングのお薦めスポットですが、初夏~秋はやっぱり「マンタポイント」。私たちは滞在中、マンタポイントに2回潜ったのですが、1回目は透明度15メートルほどあり、水路とクリーニングの根に合計20枚ほどのマンタ様が次々と姿を現し、目の前で繰り広げられる優雅な舞いに大興奮しました。でも2回目は透明度5メートルで、マンタ様は姿を見せずじまい。その日の潮具合で当たり外れがありますね。
     
    あとは「パラダイスロック」がお薦めです。水深20メートルぐらいの所にある大きな根の周りに、ナポレオンが次から次へとやってきて、見上げればイソマグロ、ロウニンアジ、マダラトビエイにマダラエイ、さらにケーブの中では全長3メートルはあろうかと思えるナースシャークが睡眠中と、まさに「大物天国」。 今までで最高のダイビングでした。こちらも潮が引いた午前中という条件付きなので、潜れた人はラッキー!です。

  • ハウスリーフ

    ハウスリーフでのバディダイビングは、ダイビングセンター脇のパッセージからドロップオフに出て潜降し、右に進路を取って進み、次のパッセージのロープが見えたら引き返して、エントリーと同じ所で浮上する、というのが一般的なスタイルです。
     
    潜降地点あたりには、ムレハタタテダイや、人懐こいツバメウオの群れがいます。パッセージ間の水深15メートルあたりにはヨスジフエダイの群れがいて、水深25メートルの水底の砂地からは、チンアナゴが顔をのぞかせています。 また、エントリーから左に進路を取るとギンガメアジの群れが渦を巻いており、壮観ですが、あまり左へ行くとダイビングボートの桟橋がありますのでご注意を。
     
    それから、バンドスではDANモルディブのダイビング保険(15ドル)への加入を勧められますが、この保険はモルディブ滞在中のみ有効で、帰国後に減圧症にかかっても、保険は適用されません。 一方、STワールドさんが勧める旅行保険は帰国後72時間以内に受診すれば保険が適用されるので安心です。現地でDANモルディブの保険に入るか入らないかは、皆さんのご判断でどうぞ。

  • バンドスIT事情

    以上でダイビングレポートは終わりですが、オマケとしてバンドスの「IT事情」を報告します。一部のガイド本には、バンドスでネット接続するにはお金がかかると書かれていますが、現在は24時間無料のインターネットカフェがあります。 しかし、ネットカフェに2台あるパソコンのうち、日本語のサイトを表示できるのは1台だけでした。また日本語の入力はできず、書き込みは英数字に限られます。
     
    このほか衛星テレビが各室に入っており、NHKの海外向け放送も流していました。 時差の関係から、現地の午前8時に日本の正午のニュースが流れていました。日本のことは忘れて思いっきりリゾート気分を味わいたい方には、ネットもテレビも必要ないかもしれませんが、人それぞれの楽しみ方ができるのがバンドス最大の魅力。 大満足の8日間でした。