駆け足で巡る!王道スリランカ | スリランカの旅行記

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駆け足で巡る!王道スリランカ

エリア
スリランカ
/スリランカ
テーマ
世界遺産
時期
2012/2/16~2012/2/20
投稿日
2012/3/22
更新日
2020/7/24
投稿者
エスティワールドスタッフ

インドの先端から切り離されてしまったかのように、ぽっつりとインド洋に浮かぶ島、スリランカ。
国名は知ってるけど、何があるの?という方も多いのではないでしょうか。
 
今回、5日間と短い期間ではありますが、スリランカ観光の王道コースを巡って参りましたので、ご紹介したいと思います。
 
なかなか旅行先が決まらず、最終的にスリランカに決めたのは、出発の2週間前。
前知識がほとんどないままの出発となりましたが、はたしてどんな旅行になるやら・・・。
 
なお、今回は同期の男3人旅でした。
男旅の様子は↓の旅日記をご覧下さい。

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日数:5日間  
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  • スリランカまで

    あまりメジャーではないスリランカではありますが、なんと日によっては直行便が飛んでいます。
    僕達が出発した木曜日はマーレ経由となりますが、乗換えがないので楽チン。
    9時間と、東南アジアに慣れた僕にはちょっと長めのフライト時間でしたが、お酒を飲んで寝てしまえばあっと言う間です。
     
    写真左:スリランカ航空。日本は生憎の天気でした。
    写真中央:機内食は成田-マーレ間で2回、マーレ-コロンボ間で軽食1回と長時間のフライトでもお腹をすかせる心配なし!
    写真右:コロンボ空港内。

  • 1日目 スリランカ着

    コロンボの空港に着くと時間は22:50。
    迎えに来てくれたガイドさんと一緒にコロンボ、ではなく、ニゴンボへ向かいます。
    コロンボは空港からやや離れているため、初日はほぼニゴンボへの宿泊となります。
    ニゴンボは一応ビーチリゾートとなり、欧米人も多く、スリランカでは珍しくビーチ沿いのバーなんかがあったりします。
     
    ニゴンボの宿泊先はサンセットビーチ。
    オンザビーチのホテルであり、その名の通り夕日が綺麗に見えるのですが、、、
    深夜着の早朝発とサンセットを拝む機会は一切なし。
    時間があれば、もう1泊してゆっくりしてから観光に行くのもいいかもしれませんね。
     
    写真左:サンセットビーチ室内 ニゴンボにはデラックス系のホテルが少なく、サンセットビーチはニゴンボの中ではまだランクの高い部類です。
    写真右:翌日撮ったサンセットビーチの外観

  • 2日目 朝の散歩

    折角なので、ビーチを歩きたいと、少し早起きしてみました。
    ビーチチェアーやパラソルなどもなく、素朴なビーチでした。
    日差しがまだ強くないこの時間帯は過ごしやすいですね。
     
    30分ほど散歩した後は、パパっと朝食を食べて、世界遺産ポロンナルワへ向けて出発です。
     
    写真左:カタマランと呼ばれる伝統的な船。もっと早起きすれば漁がみれたかも?
    写真右:朝食 カレーはダールカレー1種類のみでしたが、クセもなくおいしくいただけました。

  • 2日目 ポロンナルワへ

    スリランカは仏教国で、日本とは違い小乗仏教。簡単にいうと戒律に厳しい仏教です。
    たしかにお坊さんも多いのですが、意外に黒いベールに身を包んだ女性も見かけます。
     
    ガイドさんに聞くと、仏教・ヒンドゥー教・イスラム教・キリスト教といろんな宗教が共存しているとの事。
    確かに、街中を車で走っていると、仏教寺院があったかと思うと、少し先に十字架のお墓があったり、車窓から眺めているだけでも面白い街並みでした。
     
    ポロンナルワへ向かう途中、地元の人たちが通う市場を見学。
    生鮮食品から日用品に至るまで、あらゆる物が売っています。
    ここでガイドさんがバナナを買ってくれました。
    日本で食べるバナナより、甘くておいしいバナナでした。
     
    そこからさらに1時間ほど走り、お昼休憩。
    お昼もやっぱりカレーです。
    観光客向けにマイルドな味ですが、とてもおいしいです。
     
    朝はダールカレーだけでしたが、ここでは10種類近くのカレーが!
    トマトのカレーや赤大根のカレー、日本語にあたる名前がないのか「乾燥地域の野菜のカレー」なんてのもありました。
     
    ここまでくると、ポロンナルワは目の前です。
     
    写真左:わかりづらいですが、キリスト教のお墓。シャッターチャンスを逃した。。。
    写真中央:バナナを試食
    写真右:色んなカレーを混ぜて食べるのが普通だとか。僕も一気に6種類を混ぜていただきました。

  • 2日目 ポロンナルワ1

    1982年に世界遺産登録された古都・ポロンナルワ。
    19世紀にイギリスの植民地となるまで、2000年以上も続いたシンハラ朝の2番目の都となります。
    ちなみに1番目の都は、聖地・アヌラーダプラですが、今回は時間の関係で観光できませんでした。残念。。。
     
    ポロンナルワの遺跡は、街中に点在しており、全部回ろうと思うと一苦労です。
    今回は時間も短かったため、主要な遺跡を中心とした観光になりました。
     
    ※遺跡観光時は土足厳禁!裸足だと地面が熱すぎるので、靴下必須です!
     
    写真左:誰がモチーフなのか、未だに謎な像。ポロンナルワの王様の像だと一般的には言われているそうですが、学者さん達の間では、哲学者だ!とか宗教家だ!とか論争があるとのこと。
    写真中央:宮殿跡地 昔は7階建ての建物だったそうで、建物を支える柱の厚さはなんと3m。
    写真右:ワタダーゲのムーンストーン。アヌラーダプラのムーンストーンと違い、牛の姿がないとの事。これはヒンドゥー教徒に配慮してだそうです。

  • 2日目 ポロンナルワ2

    ポロンナルワで一番有名なのが、3つの石像「ガル・ヴィハーラ」
    涅槃像の他、珍しい腕を組んだ姿の石像もあり、どれも巨大で近くでみると迫力があります。
    石を彫るだけでここまで巨大な像を作れるのだから、当時としては高い技術力を持っていたんだろうなー、と思いをはせてみたり。
     
    写真左:涅槃像。とても優しい顔をしています。
    写真中央:一方こちらの像は悲しい表情。人生の辛さを哀れんでるとか。
    写真右:座った像。凛とした雰囲気が出ています。

  • 2日目 ダンブッラ宿泊

    ポロンナルワ観光の後は、その日の宿泊先、ダンブッラへ。
     
    途中、お酒を買うためにぶらり途中下車。
    お酒は普通のお店では買えず、お酒専門店みたいなところで購入します。
    現地の方は外でお酒を飲む習慣がないそうですが、お酒専門店は繁盛してました。
     
    その後、ホテルへ向かう途中に野生の象に遭遇!
    暗かったのと、一瞬の出来事だったので写真を撮り忘れました。。。
     
    変わりに写真でホテル紹介を少し。
     
    写真右:ペルウェヘラリゾート 2~3階建て。部屋は広くてスーツケースを広げてもまだスペースがあります。
    写真左:プールもあります。が、朝夕は涼しいので使う機会はありませんでした。

  • 3日目 シギリヤロック1

    スリランカ旅行のハイライトと言えば、シギリヤロック!
    標高約370mと下から見上げると圧倒されます。
     
    この岩の頂上に昔王様が住んでいたと言うのだから驚きです!
    今は螺旋階段などが設置され登りやすくなっていますが、断崖絶壁を昔の人はどのように登ったのでしょうか?
     
    いざ登り始めると、急な階段の連続。
    日ごろの運動不足が響き、中腹まで登ると足がもうガクガクです。
     
    写真:こんな感じで永遠と階段が続いています。

  • 2日目 シギリヤロック2

    その中腹にはフレスコの壁画が、数百年経つ今も色鮮やかに残っています。
    この断崖絶壁の場所に、どの様にやってきて描いたのでしょうか。。。謎です。
     
     
    写真左:断崖絶壁。高い所が苦手な方は、さらに足が震えます。この先の螺旋階段を上ると・・・
    写真右:フレスコ画が多数。写真でもはっきりわかるくらい鮮やかです。

  • 3日目 シギリヤロック3

    中腹から登ること10分。
     
    遂に頂上。もう絶景です。
     
    写真左:通ってきた庭園を見渡せます。
    写真右:人造湖とジャングル。本当に自然が豊かな国です。

  • 3日目 番外編 蛇使い

    頂上をひとしきり楽しんだ後は、登りとは別ルートから降りることになります。
    登りでは見れなかった場所を見ながら降りていくと、出口付近にはなぜか蛇使いが。
     
    別にスリランカでなくとも出来るのですが、一度大蛇を首に巻いてみたかったので寄り道してみました。
     
    写真左:コブラ岩。このちょっと先に蛇使いがいました。
    写真中央:首にまいてもらいます。
    写真右:思ったよりざらざら・ひんやりしてます。

  • 3日目 ダンブッラ石窟寺院

    シギリヤロックを後にし、次に向かったのはダンブッラ石窟寺院。ここも世界遺産です。
    5つの洞窟?にわかれており、それぞれ仏像や涅槃像が安置されています。
     
    ここで礼拝すると、丈夫な子が生まれるとか、丈夫な子に育つとか(ちょっとうろ覚え、、、)
    妊婦さんや子連れの姿も目立ちました。
     
    写真左:洞窟内には仏像がびっしり。
    写真中央:天井にもびっしり。
    写真右:涅槃像の足の裏。赤いのは赤土の色を表したものだとか。

  • 3日目 キャンディへ

    観光終了後は、最後の王都・キャンディへ。
    途中、香辛料についてレクチャーしてくれる「スパイスガーデン」で昼食をとり、
    現地の方々の憩いの場、植物公園を訪れました。
     
    植物公園はデートスポットとして人気らしいですよ!
     
    夕方、キャンディに着いて向かうのはキャンディアンダンスショー。
    ダンスも面白かったのですが、その後の火渡りの方が迫力があったり。。。
     
    写真左:ターメリック。いわゆるウコンです。
    写真中央:キャンディアンダンスショー。
    写真右:終了後に火渡り。最前列で見てましたが、熱気がすごい。。。

  • 3日目 仏歯寺

    キャンディアンダンスのあとは、仏陀の歯が収められているという仏歯寺へ。
    ちょうど歯が収められている部屋が公開されており、参拝客も多数。
    五体投地をしている参拝客もおり、今回の観光の中で一番厳かな雰囲気でした。
     
    写真左:ちょうど歯を収めた部屋が公開されてました。
    写真右:歯がお寺に収められる経緯を何枚かの絵が紹介しています。

  • ホテル:ツリーオブライフ

    スリランカ最後の夜は、デラックスホテル泊。
    「ツリーオブライフ」はアーユルベーダでも非常に有名です。
     
    カレーもおいしいですが、たまには別のもの食べたい!というときはデラックスホテルの夕食はいいですね。
    ラザニアが絶品でした!
     
    写真左:ベッドルーム部分 天井が低く見えますが、デュープレックスタイプで、下にリビング部分があります。
    写真右:キャンディ郊外なので、とても静か。夜は星が良く見えます。

  • 4日目 象の孤児院

    最終日はキャンディから陸路コロンボへ。
    その前に、キャンディ郊外のピンナラワにある像の孤児院へ立ち寄りました。
    ここでは身寄りのない小象や、怪我などで保護された象が集められています。
    ここで育った象は、世界中の動物園に送り出されたりもするそうです。
     
    実は、一昨年のエレファントサファリ以来、象が大好きになりまして、結構楽しみにしていました。
     
    入場してすぐに大きな象が目の前を通って行きます。
    普段は大人しい象ですが、怒ると非常に危険なため、ちょっと距離をとって見学。
     
    その後は、小象と戯れたり、象と一緒に記念撮影したりと、象を満喫しました。
    これだけ象と触れ合える事は中々ないのでは!?
     
    写真左:小象と戯れる。この後、握手してくれました。
    写真中央:年老いた象。
    写真右:水浴び中の象。群れていると圧巻ですね。

  • 4日目 コロンボ

    コロンボはスリランカの旧首都となりますが、依然スリランカの中心地として栄えています。
    ただ、この日はちょうど日曜日だったため、仕事はお休みでお店もほとんど閉まっており、がらんとしていました。
     
    その分、海や公園、ショッピングモールは多くの人でにぎわっており、現地の方々の私生活に触れることができます。
     
    写真左:賑わうコロンボのビーチ。と軍人さん
    写真中央:夕暮れの公園。スリランカもランニングブームだとか!
    写真右:有名なバワ建築の寺院。どことなくスタイリッシュです。

  • まとめ

    初めて訪れたスリランカは、世界遺産あり、大自然あり、動物も多く生息しており、僕の好きな要素満載の国でした。
    5日間と駆け足で巡ってしまいましたが、国立公園でエレファントサファリもできますし、南にいけばビーチもあります。
     
    今後、旅行先として、もっともっと注目されていくのではないでしょうか。
    短期でも長期でも、お休みが取れたなら、是非スリランカを訪れてみてください。