夏休みを利用して家族でケニアに行って参りました。
今回ケニアを選んだのは、動物園では味わえない自然の動物を間近で見て、感じ、アフリカ文化に少しでも触れることができたら・・・と思ったから。
ケニアに行くにあたって必要なのはVISAと予防接種。
空港でケニアVISAが取れることは知ってはいましたが、できるだけ日本で準備しておこうと忙しい合間を縫って、ケニア大使館に2度も足を運びまずはVISAゲット!予防接種に関しては、バンコク経由の場合は必要のようだが、時間の関係もあり、今回は黄熱病のための予防接種をしないで済むドバイ経路を選択し、いざケニアへ。
1週間のケニア滞在で、首都ナイロビ、アバーディア国立公園、アンボセリ国立公園、マサイ・マラ自然保護区を周遊してきました。その体験記をご紹介いたします。
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日数:6日間
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航空会社は、人気があり、サービスも良いと言われているドバイ経由のエミレーツ航空で行きました。乗り換えの時間が5時間もありましたが、24時間オープンしているドバイ空港内の免税店で何度もくるくるお店を回りながら、時には金に目を奪われながら、カフェでコーヒーを飲んだりしながら時間を費やしました。金(きん)だけではなく、お酒、タバコ、電化製品、くじ引きの景品としてあたる高級車などなど空港内は活気であふれていました。しかし11時間のフライトでクタクタだったので正直、しんどかった。。。
(写真:左) ドバイ空港内の写真
(写真:中央) VISAカウンター
(写真:右) ケニアに到着!
長い長いフライトを終え、ケニアに到着。日本人スタッフとドライバーさんとミートし、両替所でドル→ケニア・シリングへ換え、いざケニア旅行の始まり始まり。
信号のないケニアでは交通渋滞は当たり前との事で、車が横入りしたりとかなりひどい。何はともあれ、まずはナイロビ滞在のメインである、ジラフセンターへ。ここはこの旅を通して、唯一動物に触れることができたところで、30分という限られた時間の中でキリンとの交流を楽しみました。
お恥ずかしいので写真は公開はできませんが、私の母は、ガイドさんに言われるがまま餌を口に加えてキリンとキスをしてました。キャッ。・・・。
何はともあれ、長いフライトでクタクタの私達は、到着するや否や夕食を食べ、FLY TO BED !
アバーディアまではナイロビからは車でゆれること約3時間。
ここアバーディア国立公園内はサファリカーが入れないため、直接ホテルにチェックインするのではなく、ベースホテルに大きな荷物を預けます。食事は夕食を除き、昼食・朝食はここで済ませます。
滞在先のツリートップスは部屋は狭く、トイレ・バスが共同という点が家族を連れているため気になりましたが、ロッジから動物ウォッチングが楽しめ、中でも象が水を飲みにロッジの周辺に集まってくるというところに惹かれここを選びました。
夕食を食べているときに、周りがざわざわしていたので、ボーイさんにどうしたのかと聞いてみたところ、、、、象がいる!とのことだったので、夕食の途中ではあったのですが、急いで象を見に行きました。すると、待ちわびた象の出現!アタックチャンスならぬシャッターチャンス!パパラッチかのようにシャッターを切りました。
(写真:左) ニエリにあるベースホテル。ここでチェックインをします。
(写真:中央) ツリートップス外観
(写真:右) 中から鍵はかけられるものの、外からは鍵がかけられない
不思議なロッジ。 部屋はベットのみで狭い印象。
(写真:左) サファリ中に見かけた、ウォーターバック(Waterbuck)
(写真:中央) ロッジの近くの水場で水を飲みにきているゾウ(Elephant) さんたち
(写真:右) この電源をonにしておくと夜中に珍しい動物が来るとベルを
鳴らしてくれます
【アバーディアで見られる主な動物】
ブッシュバック・ゾウ・バッファロー・ヒョウ・モリイノシシ・クロサイ・コロブスモンキー・ブッシュベイビー・ジャネットキャット。
アンボセリまでは、アバーディアからまず、お昼のお弁当をピックアップもかねてナイロビに戻り、それから途中、お昼休憩をはさみ、車中1時間ほどジャンプしながらゆれることナイロビから約4時間。
お昼のランチボックスは日本食のお弁当。3日目ですが、なんとも懐かしい日本食の味。ぶっちゃけ、この旅一番おいしかった食事だったかも、、、。
アンボセリに行く目的は2つ!
★マサイ族に会いに行くこと。
★アフリカ大陸最高峰キリマンジャロを眺めながらサファリをすること。
そして、その夢はかなった!
オプショナルツアーで参加したマサイ村訪問の旅。普段写真を撮ることのできないマサイ族。ガイドさんに聞いたところ、勝手に写真を撮ったりすると槍(やり)が飛んできたりするらしい。お金を払っても断る人もいるらしい。ともあれ、彼らは我ら家族をもてなしてくれた。マサイダンスに始まり、火おこしのパフォーマンス、写真撮影会そして最後にはお決まり?のお土産を買ってくれとせがむ。何も買わなかったが彼らの商売根性は本当に凄い!と思いました。あっという間の1時間でしたが、私たちにとっては良い思い出になりました。特に彼らと一緒にジャンプしていた父にとっては・・・。
アンボセリはマサイ族だけではありません。忘れてはいけない、キリマンジャロのことを。アンボセリにきたときは曇っていた顔も、帰路ではすっかり機嫌を直して私たちに最高の表情を見せてくれました。動物をバックにしてみるキリマンジャロは本当にきれいで、私、感動いたしました。これはケニア絶景100選でしたね。はい。この姿をほかの人にも見てもらいたいと思いました。本当に必見です!!
(写真:左) お昼のお弁当。やっぱり日本食はうまいです。
(写真:中央) アンボセリのホテル(オルトゥカイロッジ)。天蓋のような蚊帳
のような、、、でも見た目もロッジも自分的にはgood!でした。
なぜなら、ここからキリマンジャロの雄姿を見れたから。
(写真 右) ここから見るキリマンジャロの朝日は最高でした。。。。
感動でした! ありがとうございました!
(写真:左) マサイダンス。 見えますでしょうか。かなりのジャンプ力です!
(写真:中央) 火を起こしている最中です。彼らはサービス精神旺盛でした。
(写真:右) 彼らのおうちを見せてくれました。中は真っ暗でした。
どうやって生活しているのかが不思議でたまりません。
(写真:左) オルトゥカイロッジで見かけたサバンナモンキー(Savannah Monkey)
(写真:中央) マサイキリン(Giraffe) さん
(写真:右) キリマンジャロを背景にゾウのファミリー。 いい写真が取れました☆
いよいよ最後の国立公園となるマサイマラへ。
マサイマラへは、再びナイロビにもどり、ナイロビからは国内線で約1時間。
ナイロビでのランチはアフリカ料理を食しました。アフリカの文化に触れるため、今回は手だけで食べました。正直、難しかった~。味は、、、いまひとつ。スープはおいしかったけど、、、。
国内線での移動時は荷物の重量制限が15キロまでという規定があったのでドキドキはしていたのですが、簡単にパスし、いざ小型飛行機でマサイマラへ。約20人乗りくらいの小型機で、揺れはちょこちょこあった。1時間のフライトで気分を悪くしている人もみかけたが、自分はまったく平気だったので、空からの景色と、上から動物を探したりして過ごしました。
マサイマラ着後は、ホテルスタッフが我らを出迎えてくれ、途中サファリをしながらホテルへ向かいました。
(写真:左) これが国内線のエアーチケット?です。使い回しです。
(写真:中央) 機内は約20人乗りになります。ペットボトルがもらえます。
(写真:右) これが、国内線です。正直、揺れます。酔う人はきついかも。
でも1時間なのでなんとか頑張っていくべし。
(写真:左) カバ(Hippopotamus) 気持ちよさそうに泳いでました。
(写真:中央) ワニ(Crocodile)
(写真:右) シマウマ(Zebra) この旅でシマウマの群れに
何度遭遇したことか。。。
(写真:左) 見つめるライオン☆
(写真:中央) 眠るライオン。Zzz ・・・Zzz・・・。
(写真:右) ほえるライオン!!
ムパタサファリクラブは日本人に良く知られているだけあり、日本人観光客がいっぱいいました。7年も勤めている日本人ゲストリレーションの方はとても優しく、ケニアのことをいろいろと教えてくれる姿を見て、本当にケニアが好きなんだなぁ~と見とれてしまいました。
ムパタサファリクラブは有名俳優や作家が滞在しに来たりもする5つ星高級ロッジ。日本人建築家によりデザインされた開放感ある空間やアフリカンテイストの家具など、こだわりあるつくりになっています。全室ガラス張りの部屋からみるサバンナビューの眺めはすばらしいものがあります。
サファリ以外にも、ネイチャーウォークやバルーンサファリなど各種オプションや野外バー、そしてスイミングプールなどで楽しむこともできます。
(写真:左) 5つ星ホテル・ムパタサファリクラブに到着!
(写真:中央) フロントはこんな感じです。光が差し込んでいて気持ちがいい。
(写真:右) ロビーからみるサバンナ。 Nice Viewでした。
(写真:左) 共同プール。冷水なので、朝晩は寒いと思われる。
(写真:中央) 屋外バー。バーテンダーさんは奥に立ってドリンクをサーブ
してくれるわけだが、一歩間違えば、すってんコロリンだ。
でも、ここでお酒を飲みながら見る夕日は綺麗に違いない。
(写真:右) 図書館。旅人がおいていった本がたくさん。日本語の書籍もある。
なかなか落ち着ける空間で良かったです。
ムパタスイートは、デラックスルームとは違い、部屋が広く、リビングもあり、ベランダにジャグジーがあります。特にカップル・ハネムーナーさんには是非ともお勧めしたいです。ソファもかわっててとっても快適でした。。。
(写真:左) 手前がベットルーム。奥がリビング。実に広い。
(写真:中央) スイートルームにしかないジャグジー。
ここに入りながら見る朝日はとても綺麗でした。
ぜひ、お試しあれ。
(写真:右) リビングルーム。ソファも代わっていてハイセンスな
お部屋は大満足でした。広いガラス張りの部屋から見る
サバンナビューと屋外ジャグジーに心癒されました。
今日はまちに待った、バルーンサファリの日。
朝04:45にホテルを出発し、真っ暗闇の中現場に到着。誓約書にサインをし、気球に空気が入るのを待っている間に操縦士さんから離発着の案内を受けました。
気球は一台16人乗り。4グループに分かれて気球に乗り込みいざ、出発。あっという間の出発で気づいたときには気球は上空に浮いていました。地上からどんどん離れていく私たち。おぉ~という歓声。1時間の空の旅の間、朝日に見とれ、動物に見とれ、そして雄大な大地に、おなかいっぱいです。
(写真:左) バルーンに膨らませているところです。職人って感じです。
(写真:中央) 暗闇の中、出発するバルーンたち。
(写真:右) バルーンからみる動物たちの群れ
離陸後は皆にシャンパンのサービス。
そして外で皆そろって朝食。
フレンチトーストやらベーコンやら、ウィンナーにスクランブルエッグそしてフルーツのサービス。久々に外で食べる食事は気持ちが良かったです。
日本を出発する前は、お金がないしどうしよう。。。と迷っていたのですが、やって良かった、って今は思います。上空から見るサバンナの眺めは最高!でした。
(写真:左) バルーンが着陸する様子
(写真:中央) シャンパンサービス。飲み放題です!
(写真:右) 野外でとる食事は一段とおいしく感じました。
いよいよケニア最終日。
泣く泣くマサイマラを出発し、再び国内線にのりナイロビへ。
国内線が1.5時間も遅延するというハプニングに遭遇して、無事にナイロビを出発できるのだろうかと思ったが、なんとか有名どころの”カーニバルレストラン”でアフリカンバーベキュー(ワニ、ダチョウなど)をあわてて食べて、お土産を買いに地元スーパーマーケットへ。
なんとか間に合った。空港に到着したときはすでに出発2時間前をきった、1時間30分前だった・・・。一同、この旅で一番汗を かいた瞬間でした。。。
(写真:左) カーニバルレストランへようこそ。
(写真:中央) この人たちが次々にいろんな肉を持ってきます。
EXOTIC MEATということでダチョウとワニの肉をいだきました。
(写真:右) これはいろんな種類のお肉につけるタレと野菜などの副菜です。
一度にタレの説明をされたので覚えられず、定員さん2人に
聞いてみると、違う答えが返ってきたので、諦めて適当に
タレをつけて食べました。ケニアで食べてきたどのお肉よりも
おいしかった気がします。
(写真:左) ナイロビ市内のレストラン ここでアフリカ料理を手で食べること
になろうとは。。。、「郷に入っては郷に従え」ってことで慣れない
手つきで食べてみましたが、やっぱり難しかったぁ~。
(写真:真ん中) ヤギの肉です。
(写真:右) アフリカ料理の数々です。
= how to eat アフリカ料理講座 =
まず、ウガリ(トウモロコシや小麦などの粉を湯でこねて蒸した、アフリカ料理の主食)を右手でコネコネしてから、寿司のようににぎって平らにします。親指でくぼみをつくり、その間におかずをはさむようにして口に入れる。簡単そうですが、本当に難しいので、ぜひトライしてみてください。
今回であったケニア人のドライバーさんを始め、彼らはみんな悩みなどないような感じで楽しそうだった。とっても私たち家族に優しくしてくれて、頑張っての日本語も話してくれた。今回の旅行が楽しいと思ったのは、彼らのおかげでもあると思う。こういった人との出会いは本当に旅を有意義なものにしてくれる。だから旅をやめられない。そう思う、今日この頃です。
(写真:左) ナイロビ、アバーディア、アンボセリと一緒だったドライバー:ピーター
(写真:中央) マサイマラでゲームドライブのドライバーをしてくれた:ヘンリー
(写真:右) マサイ族の村長さんの息子さん:ジュリアス
(写真:左) ディクディク(Dik-dik) in アバーディア国立公園
(写真:中央) ヌー(Wildabeest) in マサイ・マラ自然保護区 ( 別名:ウシカモシカ )
(写真:右) エランド(Eland) in アンボセリ国立公園
(写真:左) キリン(Giraffe) in マサイ・マラ自然保護区
(写真:中央) バッファロー(Baffalo) in アバーディア国立公園
(写真:右) ヒヒ(Baboon) in アンボセリ国立公園
1週間はあっという間だった。。。
ビッグファイブといわれるチーターとサイが見れなかったのが心残りだが、久しぶりにまた行きたいと思う国に出会ったような気がする。また仕事に疲れたら癒されにケニアに行きたい。
いや、帰りたい。
アサンテ ケニア! ありがとう ケニア!