北から南までイタリアには「美食の街」がたくさんあります。
今回は北イタリアのピエモンテ州にある、スローフードの街「ブラ(BRA)」と白トリュフの街「アルバ(ALBA)」をご案内します。
まず、ピエモンテ州の州都トリノから南に列車で約1時間ほど行ったところにある「ブラ」
この街は、「スローフードの発祥の地」として有名です。現在でも、スローフード協会の本部があります。
また、スローフード協会の敷地内に、「オステリア ボッコン・ディ・ヴィーノ」というレストランがあります。
今回はこちらでランチをしました。
予想通り、その街々によって、独特のパスタがあると聞いていましたが、この街には「タリヤン」という極細の麺のパスタがありました。
シェフに聞くと、沸騰したお湯に約1分入れるだけで完成するとのことでした。
ちょっと変な言い方ですが、ベビースターカップラーメンのような感じでした。
でも、味は抜群においしかったです。お土産に2箱買ったくらいですから。
ちなみに前菜は地元のハムとサラミの盛り合わせで、生のソーセージもありました。
食後に街を散歩してみました。
フランスに近いせいか、フランスの影響を受けているような建物やおしゃれなバールがありました。
バールに入ると、ホットチョコレートのよい香りが漂っており、ピエモンテでは定番のホットチョコレートを頼みました。風情のある内装が一層雰囲気を出していました。
続いて、白トリュフの街「アルバ」です。
ブラから列車で約20分のところにある大きな街です。
駅から中心までは徒歩で約10分ほどですが、街歩きの楽しいところでした。
観光案内所の近くにあるドゥオモの盛大な姿に感動しました。
また、近くにはかわいらしいインテリア雑貨やカフェがあったり、ローマ帝国時代の遺跡があったりとなかなか魅力的な街でした。
この街の名物であり、この街を有名にしているものが「白トリュフ」です。
秋には、この白トリュフのお祭りがあったり、様々なイベントが行われます。
実際、街にはトリュフ屋さんがあったり、前述したタリヤンのお土産が売っている店がたくさんありました。
そして、面白い看板発見!
お店の人に聞くと、「犬と一緒にトリュフを探しに行くツアー」をやっているとのこと。
来年は是非参加したいと思います。