スターアライアンスメンバーの「オーストリア航空」でドイツ&イタリアへ行ってまいりました。
オーストリア航空はスターアライアンスキャリアが集合する成田国際空港第1ターミナル南ウイングからの出発です。
(写真)出発前のオーストリア航空機(B777-200ER)
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離陸後、最初にサーブされるのはドリンク&スナック♪
外国の航空会社ではご当地ドリンクもサーブされるので、機内からすでにオーストリア気分♪になれます。
さっそく、オーストリアのご当地ビール「オタックリンガー」とスナックで旅の始まりを祝います♪
(写真左)黄色の缶がおしゃれな「オタックリンガー」
(写真右)苦味がなく、後味がやわらかく、飲みやすい!
ドリンク&スナックについでランチタイムの始まりです♪
チキンかビーフのチョイスでしたので、「チキン」をチョイスしてみました。
メニューはこちらです。
フレッシュガーデンサラダ(バルサミコドレッシング)
十日町蕎麦(小エビ入り)
鶏胸肉のグリル「カフェ・ド・パリ」(ポテトのグラタン・キノコのソテー)
ホームメードマンゴームース
(写真左)機内食全図。彩りもバランスもOK
(写真中央)ホームメードだけに味もOK
(写真右)長いも付の蕎麦はめずらしい!
成田を出発して、日本海、ハバロフスク上空を通り、シベリア上空へ・・・。
日本時間18時ごろ、軽食が出されました。
おにぎり、サンドイッチ、そして・・・オーストリア航空名物「ミニチキンラーメン」です♪
普段の生活ではなかなか食べることのないチキンラーメン。とても落ち着く味です♪
そして、ウィーン到着前2時間前に出されるのがセカンド・サービスの軽食です。
メニューはこちらです。
チキンのシーザーサラダ
チョコレートケーキ(ホイップクリーム)
パン
(写真左)小腹がすいたときにはカップラーメン
(写真右)日本はもう深夜・・・。胃に負担のかからないあっさりサラダ
ドイツ&イタリアでの仕事を終え、ローマからウィーンへ・・・。
そして、ウィーンですごいことが起きました。
なななんと!ウィーン~成田便がビジネスクラスにアップグレードされてしまったのです!
ことのいきさつは、、、、、
セキュリティーチェックを終わり、搭乗待合室で待っていたときのこと。
オーストリア航空の日本人係員が私のところに来て、ひそひそ声で、、、、、
係員「お1人様ですか?」
私「はい・・・。」
係員「搭乗券を見せていただけますでしょうか?」
私「はい・・・。」
係員「本日、エコノミークラスが満席になっておりまして、申し訳ございませんがビジネスクラスのお席に座っていただけますか?」
私「はい・・・。」
係員「あと、申し訳ございませんが窓側も通路側のお席も埋まっておりまして、真ん中のお席になってしまうのですが・・・」
私「別に問題ありません・・・」
係員「ありがとうございます。それではあちらのカウンターでビジネスクラスの搭乗券をお渡しいたしますので、ご一緒いただけますか?」
私「はい・・・。」
っと、そんな成り行きでビジネスクラスにアップグレードとなったわけです。
(写真)オーストリア航空ビジネスクラスの機内・シート
席に座ってまもなくすると、真っ赤な制服を着たビジネスクラス担当のCAがウェルカムドリンクを持ってきてくれました。
そして、その後はまた別のCAが明日の朝食のオーダーシートを配りに・・・。これに朝食の希望を書いて事前に渡しておくそうなのです。
ビジネスクラスのシートテレビモニターはエコノミークラスよりも大きい10.6インチタイプ。
オーストリア航空は「スターシェフ」と呼ばれる機内食調理専門のシェフが乗っており、機内食に対する気合が違います!
もう心は王様気分です♪
至福のビジネスクラス時間のはじまり~、はじまり~。
(写真左)ウェルカムドリンクはやっぱり、スパークリングワイン!
(写真中央)初体験の朝食オーダーシート。問診表のように細かなリクエストができます
(写真右)大型サイズのシートテレビモニター
さてさて、いよいよビジネスクラスのお楽しみ♪機内食のはじまりです。
オーストリア航空は洋食、日本食というおおまかなオーダーの方法のほかに洋食、日本食の中からお好きなアラカルト料理を選ぶことができるのです。
そのため、事実上、洋食のスープのあとに日本食のメインというような順番も可能。思う存分機内食を楽しんでほしいというオーストリア航空の心意気が感じられます。
ということで、まずは基本となるメインを日本食の肉料理にセットしてみました。(ちなみに日本食の魚料理は鰻のひつまぶしだったのですが、売り切れでした・・・)
メニューはこちらです。
蛸山葵和え・鶏松風・青豆長芋寄せ・茶蕎麦・小海老ばら揚げ
牛くわ焼き(牛肉と野菜)・和風ロールキャベツ・しいたけ・青味など・枝豆ご飯
味噌椀(香の物)
(写真左)カワマスの燻製
(写真中央)蛸山葵和え・鶏松風・青豆長芋寄せ・茶蕎麦・小海老ばら揚げ
(写真右)チロル風ワインスープ(洋食のアラカルト料理からのチョイス)
(写真左)日本食のメイン「牛くわ焼き」です。やわらかい牛の細切れ(?)を甘辛く煮てあります。たっぷりの紅しょうがとともに。
まあ、ようは牛丼の具のような感じです。(例えに品がなく申し訳ございません)
(写真中央)ワゴンでサーブされるフルーツの盛り合わせ。マンゴーやざくろがあったのは驚きでした。
(写真右)オーストリア航空名物「ウィンナーコーヒー」のお時間です。なんと、コーヒー専用のメニューがあり、10種類のウィンナーコーヒーの中からセレクトできるのです。迷いに迷った挙句、「Franziskner」という、ブラックコーヒーに泡立てたホットミルクを注ぎ、更にホイップクリームとカカオパウダーを加えたコーヒーをチョイスしてみました。
(写真左)軽食として出されたチキンラーメン
(写真中央)朝食は出発時にオーダーシートに記入したものが出てきます。ヨーグルトも甘すぎず、焼きたてのクロワッサンもさくさくでおいしい!
(写真右)目玉焼きとカリカリに焼いたベーコンを添えて
ウィーンから成田までの10時間の空の旅、ヨーロッパに何回か行っていて今回ほど「短いな~」と思ったのは初めてでした。
そりゃあ、ビジネスクラスだもん!と言われればそれまでですが・・・。
今になってよくよく考えてみると、なにせ、ビジネスクラスの食事は、ゆったり・・・。おそらくドリンクがサーブされてウィンナーコーヒーで締めくくるまで、ゆうに2時間はかかっていたと思います。
エコノミークラスなら1時間もかからないですが・・・。
今回は思わぬ幸運に恵まれて、搭乗記のほとんどがビジネスクラス中心になってしまいましたが、オーストリア航空のいいところを挙げてみました。
①エコノミークラスでもテレビ付き!(もはや必須条件ですね!)
②ウィーンまで11時間!(パリやロンドンまで12時間かかることを比べれば近いヨーロッパですね!)
③ウィーンでの最短乗継時間はなんと25分!(ストレスフリーな乗り継ぎができますよ!)
④パンがおいしい!(ほかほかのパンが何種類もあり、好きなだけセレクトできますよ!)
⑤ビジネスクラスがヨーロッパ系航空会社の中ではリーズナブル!(閑散期であれば30万円台後半でヨーロッパに行けますよ!)