専用車で巡る世界遺産の南イタリア『ナポリ』『マテーラ』『アルベロベッロ』1day trip | イタリアの旅行記

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専用車で巡る世界遺産の南イタリア『ナポリ』『マテーラ』『アルベロベッロ』1day trip

エリア
イタリア
/イタリア
テーマ
世界遺産
時期
2008/7/02~2008/7/02
投稿日
2008/8/11
更新日
2017/10/6
投稿者
荒野 千春

今回は、南イタリア!
ナポリから専用車で南イタリアの世界遺産2都市「マテーラ」と「アルベロベッロ」に行って参りました。

マテーラ・・・セピア色の美しい街並みに心奪われます。
洞窟住居では、トルコのカッパドキアと同じイメージで訪れてみたら全くイメージを覆す異なる洞窟住居スタイルで感動しました。
アルベロベッロ?ってどこ? ・・・というのが何か月前の私でした。訪れてみると、こんなにお菓子みたいに可愛い家々見たことがなく、おとぎの国に来た興奮ばかりでした。
そんなワクワクばっかりの2つの南イタリア世界遺産の都市をご紹介します!


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  • ナポリ

    港町ナポリは、意外にもローマ・ミラノに続くイタリア三番目の大都市です。
    見所はヌーボ城、卵城、サンタルチア港、国立考古学博物館、スパッカナポリ等。

    でも、噂のゴミ問題のせいで、どこもかしこもゴミかと思いきや・・・町中のゴミは全く気にならなかったくらいでした!
    有名な言葉で「ナポリを見てから死ね Vedi Napoli epoi muori !」とあります。

    今回残念ながらフィレンツェから深夜駅に到着した為、夜の治安の悪さがビビってしまい市内の観光が出来ず写真を取れませんでした・・・が、ナポリは素晴らしい絶景や、おいしそうなピザなどワクワクするものがいっぱいの町です。

    次回イタリアに訪れることがあれば、噂で聞く治安の悪さなんぞに負けず絶対に立ち寄ってみたい都市の1つです!!!
     
    (写真:左)ジェズ・ヌォーヴォ広場
    (写真:中央)スパッカナポリへの入り口 
    (写真:右)朝日を浴びた街並み

  • 専用車で

    早朝にいざ、ナポリからマテーラへ向いました。
    マテーラまでは車で高速A3に乗って、約3時間で到着します。
    道路はすいているので、どの車もガンガンとスピートを出すので、ちょっと怖いくらいでしたが、高速道路の表示はわかりやすいので日本人でも運転しやすい道路でした。
    「荒涼とした大地」をイメージしてたら、一面が緑色の丘に白い岩がゴツゴツと顔を出す、独特の景観が続きました。
    ダイナミックでありのんびりと美しいドライブコースに感動すること間違いなしです。

    (写真:左)とっても優しいドライバーさん
    (写真:右)車窓


  • マテーラ到着

    セピア色の町『マテーラ』に到着!
    マテーラは南イタリアの日差しに寂しげに奇妙な色を映した洞窟住居「サッシ」が世界遺産として登録されている。
    ただ他の洞窟住居と違う点は現在も利用されていることです。
    サッシはドゥオモを挟み2つの地区に分かれ、東端は深い渓谷に面しており見たこともないセピア色の絶景を見ることができる場所です。

    車ではドゥオモまで行き、そこから徒歩で観光になります。

    いままではどこの都市においても、まぁなんとかなるだろうとガイドブックを見ながら適当に歩いていると目的地に到着しましたが・・・マテーラについて日本のガイドブック情報があまりにも少なく、迷子になりそうで何度も地元の人に道を聞くことになるくらい狭い通りが入り組んでいます。

    洞窟住居地区は想像以上に広く階段や坂が多いので、歩きやすい靴で行くことをお勧めします。

    (写真)ドゥオモから見た景色

  • マテーラ町並み①

    (写真:左)ドゥオモ
    (写真:中央)いつまでも眺めていたい町並み
    (写真:右)階段が本当に多かった・・・。

  • マテーラ町並み②

    マテーラは洞窟にまだ人が住んでいる家もあるし、歩いていると時々現れる犬がのんびり欠伸をして寝ている様子が、なんだかほのぼの出来ます。

    (写真:左)これで何か運んでいるのかな?
    (写真:中央)素敵な町並み
    (写真:右)可愛いサッシ色のワンコ

  • お洒落なカフェ

    ★お洒落なBARを発見しました★
    7月常夏である中食したこのお店のジェラートは絶品でした!
    店員さんもお客さんも陽気であり、マテーラ宿泊したここで一杯っていうのも楽しくなってお勧めですね!

    (写真:左)オシャレな店内
    (写真:中央)笑顔が素敵なイケてる店員さん達☆
    (写真:右)ミルクのジェラートがとっても美味しかった!
     


  • 可愛いお土産

    マテーラは、お土産屋がたくさんあり、種類が豊富です。
    路面で売っているお土産はどれも、とっても手が込んでいて可愛いものばかりです。
    中でもマテーラのオカリナは、カラフルで見ているだけでも楽しい気分になります。
    是非記念に1つ如何ですか?

    (写真:左)可愛いカラフルな看板
    (写真:中央)洞窟住居のレプリカ
    (写真:右)鳥のオカリナ
     


  • 観光地『CASA GROTTA』

    『CASA GROTTA』

    サンタ・マリア・デ・イドリス教会の近くにあるサッシ住居。

    以前は実際に使われていたそうなので、農民の生活をかいま見ることができます。
    どうやらサッソでは動物も一緒に洞窟の中で生活をしていたので、衛生面では悪かったのかなと感じます。

    CASA GROTTA の裏手には、写真スポットである美しい渓谷が広がり壮大な眺めが拝めます。

    (写真:左)ちょっとおかしい日本語での案内の看板発見!
    (写真:中央)昔の住居内
    (写真:右)部屋の中には馬がいます

  • ホテル「サンタンジェロ」

    Hotel Sant'Angelo ホテル・サンタンジェロは、「マテーラの洞窟住居」がユネスコの世界遺産登録として有名なバジリカータ州の町マテーラにある4ツ星ホテル。
    マテーラらしい、まさに洞窟住居がホテルとして不思議な雰囲気を感じます。
    1400平米もの広大な敷地の中に古代文化と近代的なインテリアが見事に調和しているようです。
    その洞窟住居の骨組みをそのまま活かしてあるため53室ある客室は全て個性的でつくりが違って、レストラン、バール、パノラマが広がるテラス、そしてパーティや会議などに利用される広間があります。
    今回視察した部屋は、スタンダードであるにも関わらず、とても広くひとつひとつ家具のデザインも凝っていて、素敵なお部屋でした。
    ぜひハネムーンご旅行の方にお勧めできる洞窟ホテルです!!! 

    (写真:左)ホテル外観
    (写真:中央)スタンダードルーム
    (写真:右)バスルーム

  • ホテル「カヴォーソ」

    Caveoso Hotel
    サッシ地区中心にあり、San Pietro Caveoso広場近くにある歴史的なオリジナル部分を残しつつ、最近改装されたレストランがお洒落な3つ星プチホテル。
    市の中央にあるので、歴史的かつ文化的なスポットへも簡単にアクセス可能です。客室数が全部で9部屋できめ細やかで温かみあるもてなしとおしゃれな家具、洗練された上品な内装です。

    (写真:左)ホテル看板
    (写真:中央)レストラン
    (写真:右)スタンダードルーム

  • アルベロベッロ

    マテーラを2時間観光した後は、ガイドブックの写真で心打たれた『アルベロベッロ』
    マテーラからアルベロベッロまでは車で約1時間30分弱であっという間に到着します。
    移動中よく見かけたカフェやちょっとした飲食店の前の若者たちがアイスをパンで挟んで食べいました。
    私は時間がなく食べれなかったのですが、熱い夏にはこの地方ならではのおやつでしょうか?とても美味しそうでした!
    プーリア州のアルベロベッロは、標高415mの丘の上にありトゥルッリ(Trulli 単数形はトゥルッロ)と呼ばれる円錐型の屋根が続く小さな町であり、どこを歩いても真っ白なとんがり屋根が並んでいて可愛いです★
    このおとぎの国にやって来たような町並みは、石灰岩を重ねて造られたものだそうです。
    ポポロ広場を中心に、西側にお土産屋が並んでいるモンティ地区、東側にはあまり観光地化されていなくて一般住居の多いアイア・ピッコラ地区と分かれています。

    (写真:左)昼間のトゥルッリ
    (写真:中央)夜のライトアップ
    (写真:右)朝日を浴びたトゥルッリ

  • 街並み

    家並みはどこも絵になる場所ばかりです。
    ひとりで街歩きするだけでも楽しくワクワクする場所です!
    廃墟が多いマテーラに比べてアルベロベッロは今もしっかり住居として使われている家が多く、住んでいる人がお土産屋やレストランを経営しているので町全体が観光地化されたところです。
    トゥルッリの屋根の上に描かれている、太陽やハートや十字架に見えるシンボルは見ているだけで不思議な気分がしてきて、またこれも味があり町の良さに感じます。
    どうやらこのシンボルは呪術的な意味があるとも言われていて神秘的ですよね!

    また夏のアルベロベッロは、とにかくとても暑いです。
    気温もぐんぐん上昇し、時には40℃を越す事もあり、昼時には太陽が真上に来るため、日影すら見当たりません。
    そのため帽子、そしてサングラス…アルベロベッロ観光の必需品です。

    (写真:左)可愛い街並み
    (写真:中央)トゥルッリの上に登ってみると、こんな景色です
    (写真:右)きれいなピンクの花とトゥルッリが合います!

  • トゥルッリ内

    実際に現在トゥルッリに住んでいてお土産屋を経営している人の家の中を見せてもらいました。
    こじんまりとしたお部屋で壁は真白の小人が住んでいそうな可愛い感じでした。
    またおやつは、いろいろな種類のナッツを加工してクッキーにしたり、お菓子にしたものを食べるのようです。
    私が見学させて頂いた時もコーヒーと一緒に、小さな小瓶から手作りのお菓子をいっぱいおもてなしを受けました。
    どれもとても懐かしい味わいがする、美味しい素朴なお菓子でした!

    (写真:左)家のキッチン
    (写真:中央)アルベロベッロならではの美味しいお菓子
    (写真:右)天井

  • 観光地『サンアントニオ教会』

    モンテ地区の高みに位置するトゥルッリの教会。
    中央のクーポラや両脇の鐘楼にトゥルッリの屋根を採用しています。
    両脇に土産物店が軒を連ねる小路をひたすら登り、突き当たり手前の左側です。

    トゥルッリの教会という珍しくて可愛らしい教会では、結婚式を挙げていました。
    ここで挙げれば、なんだかとても素敵で記念に残る式になりそうですね!

     (写真:左)昼の教会
    (写真:中央)夜のライトアップされた教会
    (写真:左)幸せそうなお二人です

  • 観光地『サンティ・メディチ・コズマ・エ・ダミアーノの聖所記念堂』

    町のヴィットリオ・エマヌエール大通りの正面に建つ、2つの鐘楼が特徴的で存在感がある教会。
    この町の守護聖人コジモとダミアーノの2聖人が奉られています。
    2人は兄弟で、共に医者だったとのことです。
    9月下旬に行われるこの教会のお祭りは、この町最大のイベントで、教会に続くヴィットリオ・エマヌエレ通りは、イルミネーションが飾られ、道の両側は様々な市で埋め尽くされるようです。

    (写真:左)教会外観
    (写真:中央)内部
    (写真:右)2聖人の銅像

  • 観光地『トゥルッロ・ソヴラーノ』

    この町最大のトゥルッリ。
    18世紀に建てられたもので、当時最新の技術と様式を用いたとされています。
    このトゥルッリは稀少な2階建てで、内部の見学も可能です。
    内装は当時のお金持ちの生活がかいま見える造りで、サロンやゲストルームや中庭まであります。
    ここは有料で大人1.50ユーロかかります。
    サンティメディチ教会に向かって、左脇の道を教会に沿って歩けばこのトゥルッリがあります。

    (写真:左)外観
    (写真:中央)キッチン
    (写真:右)寝室

  • お土産

    アルベロベッロは、たくさんのお土産屋さんがあります!
    呼び込みも一部ありますが、是非訪れた記念に1つ買われるのも如何でしょうか?
    トゥルッリの置物以外にも鍋掴みや貯金箱、可愛いエプロンや紙細工。
    その他にはオリーブオイル、オレンジやレモンやイチジク味のバルサミコ酢、アルベロベッロ名物の耳たぶの形をしたショートパスタなど安価にお土産として販売しています。
    試食もできるし、料理付きの人には堪らないお土産になります!

    (写真:左)可愛い鍋掴み
    (写真:中央)紙細工
    (写真:右)トゥルッリの貯金箱

  • お勧めレストラン

    アルベロベッロは女性1名旅も多い街です。
    そのため1名でも気軽に入れるのを地元の人に教えてもらいました。
    VIA CADOREにある小さなトゥルッリのレストラン。
    夜はライトアップをして、BARになりますが昼は気軽にランチを食べることができました。
    もちろん食したのは、名物の耳たぶの形をしたオレッキエッテのトマトパスタ!
    さすがイタリアだけあってパスタはアルデンテで素朴な味わいの美味しい満足の味でした。
    是非、アルベロベッロに訪れたならば一度ご賞味してみてくださいね!
    (写真:左)案内してくれたレストラン
    (写真:中央)レストラン内も可愛い装飾でした
    (写真:右)オレッキエッテのパスタ

  • ホテル『サンアントニオ』

    サンアントニオ教会のすぐ横にあるホテル
    ホテル近くには土産屋やレストランも多く、夜のトゥルッリのライトアップが綺麗に撮れるスポットがあります。
    全室にTV、ドライヤー、暖房あります。
    しかし冷房は無いので、窓を全開にしても暑いのが残念なところでした。
    全館改装を終えたばかりで清潔感がある格安ホテルです。
    (写真:左)ホテル入口は長い階段があります
    (写真:中央)TV
    (写真:右) 淡い黄色で統一されたお部屋

  • ホテル『トゥルッリディア』

    まさにトゥルッリホテルといった雰囲気のB&Bホテル。
    日本人利用客も多く、レセプションでは対応が慣れています。
    フロントから宿泊部屋までは道を挟んで移動して、各トゥルッリへ移動します。車で来ていると入れるところが限られているので注意が必要です。
    朝食は自室(キッチン)で食べるようにヨーグルトやパンなどが予め用意されています。それもそれで好きな時間に食べれるので、素敵なサービスであると思います。
    またホテルのリストランテ『アラトロ』はガイドブックでも有名で、日本語メニューもあるお洒落なレストランです。

    近代的なホテルではなく質素な雰囲気のホテルではあるが、トゥルッリに宿泊することでアルベロベッロの雰囲気が楽しめるお勧めホテルです。
    (写真:左)ホテルレセプション
    (写真:中央)部屋にあるキッチン
    (写真:右)スタンダードルーム

  • ホテル『カブール』

    近代的ホテルがお好きな方は、こちらのホテルがお勧めです。
    中心のポポロ広場が目と鼻の先にあるので、トゥルッリが密集した旧市街の一望できるスポットにも行けます。
    近くにはインフォメーションセンターや市庁舎もあります。
    (写真:左)豪華なロビー
    (写真:中央)綺麗な部屋
    (写真:右)レストラン