今回、5年ぶりに訪れた水迷宮の都『ヴェネチア』
相変わらずの無数の運河をゴンドラなどでの交通手段で移動する水の都で、迷路のような路地裏を彷徨いながら歩くのが、世界にここだけにしかないワクワクするような水風情であり、何度でも感動しました!
またヴェネチアの楽しみのひとつは、食!!!
取れたての新鮮なアドリア海のシーフードを、運河が見えるレストランから見るなんで、とってもロマンチックでもあり最高のごちそうはないでしょうか?
そんなヴェネチアならではのユニークな魅力をご紹介させていただきます!
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ボローニャからヴェネチアは、なんとES(ユーロスター)で1時間45分程度で着きます。そのために意外と移動がラクラクで便利ですので日帰り観光が出来ちゃいます!
鈍行列車でも3時間程度ですが、運航便がたくさんあります。
そこで今回は、鈍行のRという列車にて、途中の世界遺産のフェッラーラやスターウォーズでも有名なパドヴァを通り、ゆっくりと車窓の眺めを楽しめました。
(写真:左)鈍行列車R
(写真:中央)メストレ駅に到着
(写真:右)メストレからサンタ・ルチアに向かう道
サンタ・ルチア駅構内は、観光客でとても混雑していました。
構内はレストランやお土産屋もあり、広いです。
どうやらここでは、観光客を狙ったスリ事件が多発しているようなので気を付けておきたいです。
(写真:左)駅外観
(写真:中央)構内は人でごった返しています
(写真:右)チケット売り場
駅前には、すぐにヴァポレット乗り場があります。
ヴァポレットは水上バスのことで、ヴェネチア本島にはバスや乗用車が乗り入り出来ないので、これに乗車して移動する一般的な乗り物です。
路線は番号で記されているので、観光案内所で主要な路線入りの地図を無料で貰えます。
また料金は、大きな荷物を持っていると追加代金を取られる場合があるので、気を付けたい点です。
(写真:すべて)ヴァポレット乗車口
駅から中心エリアのサン・マルコ広場まで移動出来ます。
S字型の運河をぐるりと回っての移動は、本当に日本では見ることが出来ない素晴らしいベネチアならではの風情があるし景色に多々感動の連続です!
ヴァポレットは地元人も利用する交通手段の為、大変混雑しているのでスリには十分気をつけたほうがよさそうです。
(写真:左)ヴァポレット待ちの風景
(写真:中央)ゴンドラ移動もお勧めです
(写真:右)後ろからゴンドラも来ました
駅からサンマルコ広場まで行く途中の、素晴らしい景色などをご参照ください
(写真:左)リアルト橋
(写真:中央)アートティクなオブジェを発見!ここはどこでしょうか?
(写真:右)サン・マルコ広場前には、こんなかっこいいライオンのオブジェがあります
市内の到る場所には、仮面屋があります。
面は本当に種類豊富であり、猫やカラスの面のような動物の形やら、片方だけ面になっているものやピエロのような形やら・・・。
買って帰っても日本では使えないと思いつつ、様々な形の素晴らしい仮面を見るのは、とても愉快であり店は賑わっています。
ヴェネチアの仮面カーニバルは、かつて四旬節(復活祭前の40日間)を迎える前に、人々が食肉に感謝し、大いに飲み食いを楽しむものです。その中、仮面をつけることで社会的身分を忘れ、普段することが出来ない遊びをして楽しんだようです。
現在もこの伝統が残されて祭り期間にはサンマルコ広場に思い思いの仮装した人が集まり、歌い、踊りまくるようです。
この仮面らを見ていると次回ヴェネチアに行く際は是非カーニバルに参加して仮面をつけたいと思うこと間違いないでしょう。
(写真:すべて)仮面
街は観光地だけあって、仮面以外にもさまざまなお土産があります。
ゴンドリエーリ(船頭)の制服や、ヴェネチアングラス、可愛いガラス製の小物などなど。
またヴェネチアは、店の看板がどこもユニークであり、可愛いです。
ヨーロッパらしい看板の可愛さに、多々上を向いてワクワク街歩きがお勧めです。
(写真:左)可愛いベネチアのTシャツを着た熊のぬいぐるみ
(写真:中央)ピザ屋の可愛い看板
(写真:右)バーカロ(イタリア居酒屋のようなところ)の看板
(写真:左)甘そうな可愛い砂糖菓子
(写真:中央)伝統的なケーキ
(写真:右)可愛いオシャレなお菓子の缶
やはりベネチアにきたらゴンドラに乗ってみたいかなと思いますよね。
出発前に事前に予約されていなくても現地で十分交渉して、乗車することができます。
但し、値段は交渉次第ですが、基本的には高い!!!
私が船頭に値段を聞くと、夕方で二人で乗って60~80ユーロくらいが目安くらいでした。
このあたりの価格をご参考にしてみてください!
(写真:左・中央)ゴンドラ
(写真:右)嘆きの橋
ドゥカーレ宮殿とパラッツォ・デッレ・プリジョーニ (牢宮) を繋げています。ドゥカーレ宮殿で裁判が行われ有罪者がその橋を通って牢宮に連れられたそうです。名前の「嘆き」はその橋を渡らされた有罪者の悲しい嘆きから来たと言われている有名な観光スポットです。
ヴェネチアのシンボルともいえる広場がサン・マルコ広場。
こに広場は、ヴェネチアで歓呼客で一番混雑しているエリアで、とにかく人ごみが凄いです。
映画『旅情』に魅せられて、広場のカフェは大変賑わいを見せています。
広場正面には壮麗なサン・マルコ寺院があり、大鐘楼や時計台、ドゥカーレ宮などが集中しています。
広場はナポレオンが「世界一美しい広場」と絶賛するくらい幾何学模様の敷地が、声が出ないほど美しいかったです。
(写真:すべて)サン・マルコ広場の様子
またとにかく広場には、ハトがいっぱい!
このハトは、人間に慣れているのでハトに餌をやる光景が多々見られ、手を出すと乗ってきます。
鳥が苦手の方には、少し厳しいかもしれませんが・・・ハトを腕に乗せて写真を一枚っていうのも乙なものです!
(写真:左)サン・マルコ寺院の正面の素晴らしいキリストの絵
(写真:中央)ハトが2羽、腕に・・・!!!
(写真:右)たくさんのハトにビックリします
やっぱりヴェネチアと言ったら魚介類が豊富で、どこで食べても美味しいでしょう。
その中でガイドブックでも有名な『アンティコ マルティーニ』をご紹介します!
ここはフェニーチェ劇場のすぐ横にあり場所が分かり安い高級レストランで雰囲気が良いです。
食後は隣のピアノバーで、夜のロマンチックなひとときが過ごせるようです。
私は昼食で行ったのですが、高級レストランの割には気軽に入ることが出来て、店員スタッフがとても親切でした。
(写真:左)この青い看板が目印
(写真:中央)レストラン入口(テラス席もあり、夏にはお勧めです)
(写真:右)イカスミパスタを食して『BUONO』!!!
どの料理も、おしゃれな盛り付け方で、とっても美味しいかったです。
店のお勧めは、今回食べていないのですが『手長海老のグリル』のようです!
(写真:左)イカスミの生パスタ
(写真:中央)トマトのタリアテッレ
(写真:右)デザートにはイタリア風フルーツポンチはいかがでしょうか?
ヴェネチアといえば、ヴェネチアングラス!
ムラノ島の『ガラス細工』は世界でも有名なことは言うまでもないでしょう。
そのためムラノ島はそのベネチアングラスの製造工場が沢山あります。
立ち並ぶガラスショップに飾られた綺麗なガラスの作品を見て歩くだけでも楽しいです。
交通手段は、ムラーノ島の直通のヴァポレットで30分程度で着きました。
また以前読んだ、さくらももこさんの旅行記のエッセイでムラノ島について記載がありました。
よっぽどのヴェネチアングラス好きでない限りは、ここでの宿泊はお勧めしませんが、ちょっと寄ってみる分にはとても楽しめる島でした。
是非、ベネチアに行かれた際は、立ち寄ってみてください!
(写真:左)ヴァポレットの降りる駅「ムラノ」
(写真:中央)ヴェネチアより静かな落ち着いた雰囲気の良い感じです。
(写真:右)色鮮やかなベネチアングラス
(写真:左)金魚が入った可愛い細工のガラスの置物
(写真:中央)繊細な細工のゴンドラの置物
(写真:右)可愛い白雪姫と七人の小人の置物