花の都フィレンツェへ ~「冷静と情熱のあいだ」を探し求めて~ | イタリアの旅行記

支店
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花の都フィレンツェへ ~「冷静と情熱のあいだ」を探し求めて~

エリア
フィレンツェ
/イタリア
テーマ
街歩き
時期
2008/4/26~2008/4/26
投稿日
2008/5/3
更新日
2017/10/6
投稿者
荒野 千春

今回は、起点であるボーロニャからES(ユーロスター)で約1時間であっという間に行けるフィレンツェを日帰りで訪れてみました。
フィレンツェといえば、小説や映画にもなり有名な冷静と情熱のあいだの舞台でもあります!
以前フィレンツェに行った時は、まだ映画にもなっておらずフィレンツェよりローマの魅了にされていました。
しかしあの映画を見て、衝撃を受け、絶対にもう一度行ってみたいとずっと思っていました。

どこかの世界遺産を見に行くというより、ふらりふらりと1日街歩きをしているだけで幸せになれる場所でした!

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日数:5日間  
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  • ESで移動

    ボローニャからES(ユーロスター)に乗って、車窓で小さな家々や山を越えて1時間以内で到着します!
    切符の買い方は、並ばずのタッチパネル式自動券売機を利用すれば英語表記があるので簡単です!
    但し、切符は必ず構内にある刻印機に差し込んでその日の刻印をしないと有効にならないので注意が必要です。もし刻印がないと、不正乗車券とみなされるので、注意しましょう!

    (写真:左)ボローニャ駅
    (写真:中央)自動券売機
    (写真:右)ターミナル確認が必須!
     


  • ES

    (写真:左)正面から撮ったES
    (写真:中央)2等席に乗車して。ワイワイと。
    (写真:右)車内にはカフェテリアも常備されています

  • サンタ・マリア・ノヴェッラ駅

    フィレンツェ駅を降りてまず目に入るのが「サンタ・マリア・ノヴェッラ教会」と広場です。
    この教会は13世紀の貴重な遺構でファサードが有名とのことです。
    駅から町の中心に向かう途中にはたくさんの露店があって、どこも可愛い激安(値段交渉必須)で見てるだけで楽しかったです!

    (写真:左)駅前の美しい教会の景色
    (写真:中央)赤い観光バスに乗るとラクラク観光できます!
    (写真:右)駅前の露店でかわいいエプロンを売っていました

  • 街中へ

    街の中心に向かって歩いていると…待ちに待った「冷静と情熱のあいだ」でもお馴染みのドゥオモが顔を出してきます!
    ドキドキワクワクしながらの道中には、本当にたくさんのジェラート屋やら雑貨屋やホテルがひしめきあっていました。

    (写真:左)ドゥオモがチラリ見えてきます
    (写真:中央)いろいろな種類のパスタを売っているお店がたくさん
    (写真:右)ジェラートを食べて、お母さんを待っている可愛いイタリアっ子発見

  • ドゥオモ

    正式には「サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂」と呼ばれるドゥオモです。
    1296年から140年以上をかけて建設された、イタリアン・ゴシックおよび初期ルネサンス建築の代表作と言われています。

    大理石で装飾された壮観な外観と褐色の巨大なクーポラのイメージが印象付けられていますが、実際間近で見るとまた違った雰囲気があり、いい意味で裏切られてとにかく圧倒されました。
    クーポラ内部の天井には、フレスコ画が描かれています。

    トスカーナ大公コジモ1世のお抱え芸術家であったヴァザーリが描いた「最後の審判」で、ヴァザーリは完成を待たずして逝ってしまったらしいですが、その出来は心を打たれるほどに素晴らしいものでした。

    また左の翼廊の祭壇横から階段を登り、屋上に出て景色を見ることが出来ます!
    あの映画の舞台になった場所ともいえます。
    しかし今回は工事中で上には登れませんでした・・・。
    とても残念ですが、見ごたえあるドゥオモに感動しました。

    (写真:左)大きすぎで正面は写真に収まりきらないです
    (写真:中央)ドゥオモ内
    (写真:右)美しい外観

  • シニョーリア広場周辺

    現在も市庁舎として使われているヴェッキオ宮殿と、重要な式典や集会の場であったシニョリーア広場には、革製品を扱う店などが並んでいて下町の雰囲気を感じました。
    また美術館も多く、絵描きや銅像がたくさんあります。
    有名な「ウフィッツィ美術館」もあり、たくさんの人で混んでいます。
    ウフィッツィ美術館前は、今か今かと入場を待っている人が多く、チケットは予約を事前にしていくことをお勧めします。とてもではないけれども、当日チケット購入しての入場は、夏休みの東京ディズニーランドのアトラクションを並ぶ覚悟ぐらいが必要です!

    (写真:左)コシモ1世デ・メディチの騎馬像
    (写真:中央)ロッジア・デイ・ランツィという屋外彫刻ギャラリー
    (写真:右)銅像かと思いきや人!?


  • ウフィッツィ美術館付近

    (写真:左)ヴェッキオ宮殿入口
    (写真:右)ウフィッツィ美術館前のアーケード

  • アルノ川

    ウフィッツィ美術館の横を流れるアルノ川が流れています。
    フィレンツェと言えばドゥオモに続き「ヴェッキオ橋」!かなりのビュースポットです。
    また、歩道が少し広くなっているところもあるので、ヴェッキオ橋と人物を一緒に撮影するのに適した場所で混みあっています。
    橋に向かって歩いていると、不思議といつの間にか橋の上を歩いていました。
    その理由はヴェッキオ橋の両側にはたくさんの宝石店が並んでおり、橋の手前の建物からずっと建物が続いているので、どこからが橋の上なのかわかりにくくなっていたからです。
    フィレンツェ最古の橋と言われているヴェッキオ橋は、遠くから景色として一日中でも眺めていられるほど美しい景色です。
    今回は昼のアルノ川しか見ることができなかったのですが、夜も素敵な顔があるビュースポットのですので、是非フィレンツェは日帰りではなく、できれば宿泊しての観光をお勧めしたいです。

    (写真:左)ヴェッキオ橋からのアルノ川の景色
    (写真:中央)恋人たちがかける鍵は有名スポット
    (写真:右)ウフィッツィ美術館前からのアルノ川の写真


  • ピッティ宮殿

    ヴェッキオ橋を越えて少し歩くと、ピッティ宮殿があります。
    この宮殿前には、たくさんのフィレンツェッ子達が座って、おしゃべりをしていました。
    宮殿中に入って中庭右側の回廊に入場券売り場があります。

    ピッティ宮殿のなかにあるボーボリ庭園は世界で最も名高い広大なイタリア式庭園や、たくさんの素晴らしい美術館(まとめてピッティ美術館)があります。

    ゆっくり時間が取れるようであれば、半日かけて回りたいところです。


    (写真:左)ピッティ宮殿の目印の看板

    (写真:右)宮殿前の広場





  • (番外編)

    (写真:左)フィレンツェ名物の大きなボリューム満点のTボーンステーキ
    (写真:中央)可愛いピノキオグッズがたくさん売っています
    (写真:右)シニョーリア広場には、地面に絵を描いている人がたくさんいます