バーリ・・・インドネシアの楽園●●ではないです。バーリは南イタリアの港町。バーリを拠点にすると、とんがり屋根のアルベロベッロや洞窟住居のマテーラへ意外と簡単に行けてしまうんです。
スタッフおすすめ!お得ツアー
by AIR
アリタリア航空でミラノから1時間半、ローマから1時間。バーリの空港は2005年にオープンしたばかりでとてもきれい。市内のバーリ駅まではバスで30~40分。到着ロビーをでてすぐバス乗り場があります。シャトルバスは4.5ユーロ、途中停車する市バスは0.8ユーロ。
by TRAIN
ローマからES(ユーロスター)で4時間40分、ナポリからはカゼルタかベネヴェントで乗り換えて4~4時間半。
by BUS
ナポリからはバーリ行きのバスもあります。約3時間。片道19ユーロ。
バスは本数も少なく、なんとなく心配なので今回はナポリから列車で入り、帰りはバーリ空港からミラノ経由で出ることにしました。
(写真:左)バーリの空港
(写真:中央)ユーロスター1等
(写真:右)バーリの駅
危険な町と聞いていたバーリ。新市街は少しだけ悪そうな若者がつるんでいたり、旧市街はおじいちゃんやおばあちゃんが井戸端会議していたり。
暗くなってからはちょっと怖い感じがするけれど、昼間はのどかな町並みです。
泊まるなら駅前か旧市街の近くが便利!
(写真:右)旧市街は迷路のよう
今回泊まったのは【パレスホテル・バーリ】。
駅からはタクシーで5分~10分(7ユーロくらい)、歩いて15分~20分くらいです。駅近くではないけれど、旧市街にもさっと顔を出せるので便利な立地。
お部屋は清潔で朝食もブルスケッタやピザ、フルーツも盛りだくさんでなかなか豪華。フロントのスタッフもとっても親切で、近郊の町への行き方をおしえていただいたり、とてもお世話になりました。
(写真:上)シングルルームのお部屋
バーリには国鉄の駅の他に私鉄のアップロ・ルカーネ線、スッド・エスト線など私鉄が走ってます。
洞窟住居の【マテーラ】へはアップロ・ルカーネ線、
とんがり屋根の【アルベロベッロ】へはスッド・エスト線、
白い街【オストゥーニ】へは国鉄を利用します。
(写真:左)洞窟住居のマテーラ
(写真:中央)とんがり屋根のアルベロベッロ
(写真:右)白い街オストゥーニ
ホテルは朝出発してアルベロベッロなど小さな街を観光して暗くなる前に帰ってきて、夜はバーリで食事しよう!新鮮な魚介がとってもおいしい!
【アル・ペスカトーレ】
オープンテラスが気持ちいいレストラン。魚介たっぷりのリングイネは海のエキスがつまって本当に美味しい!この旅一番のお気に入りです。
【ヴィーニ・エ・クチーナ】
大通りの裏道にある魚市場近くの隠れ家レストラン。お店の前には地元の漁師たち(?)が集まっていて入りづらい雰囲気はあるけれど、豪快な料理はどれも絶品!前菜・リゾット・グリル・デザートにビールやワインを飲んでも1人17ユーロでした。お味もボリュームも大満足。
(写真:左)魚介たっぷりのリングイネ。フレッシュ&ぷりぷり魚介のエキスがじわ~っ
(写真:中央)まるごと蛸のグリル。焼いてレモンしぼっただけなのになんでこんなに美味しいんだろ。。。
(写真:右)漁師のまかない?パエリアのような豪快リゾット。
今までバーリと聞いてもピンとこなかったけれど、実際滞在してみて、噂に聞いていたような怖い思いはしなかったし、食事もおいしいし、バーリを拠点にしたら、個人でもアルベロベッロなどの小さな街にも行きやすい。なかなか使い勝手のいい街です。
バーリから小さな街への行き方は「マテーラ編」「アルベロベッロ&マルティーナフランカ編」「オストゥーニ&レッチェ編」にてご紹介します。