氷河と火山の島国アイスランド。人口わずか30万にして世界でもトップクラスの生活水準と物価の高さを誇るこの国は、近代国家とは対照的な剥き出しになった溶岩大地、数十メールまで吹き上げる間欠泉、飲み込まれそうになるほどの滝、ギャオと呼ばれるプレートの割れ目、正にそののままの地球がこの国にあった。
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日数:6日間
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今回はブリティッシュ・エア・ウェイズを利用しロンドン経由でアイスランドの首都レイキャビークに行きました。
ロンドンヒースロー空港は大きな空港でしたが、写真(左)のように看板を見ながら進んで、乗り継ぎの場合はフライトコネクションズという乗り換え所で搭乗券を見せてから次の搭乗ゲートまで向かいます。
フライトコネクションズは混雑していると写真(右)のように行列が出来るので、乗り継ぎ時間が短い場合はお気をつけください。
アイスランド航空はターミナル1にあります。どの航空会社でロンドンに到着しても必ず荷物を一度受け取り、入国手続きをしてターミナル1に移動しチェックイン手続きを済ませ、更にまた出国手続きをして搭乗と、ちょっと面倒くさいです。
アイスランド航空のカウンター(写真左)は出発3時間前からチェックインができます。
ロンドンを出発し、いよいよ目的地アイスランドへ
通常ロンドンの出発は夜となる為、レイキャビークに到着した時にはもう時刻は23時過ぎとなっていました。レイキャビークにあるケプラビーク国際空港は24時間空港で小さく、アイスランドの入国審査もすぐ終わります。
空港はレイキャビークの中心から40,50分の所に位置し、もしタクシーなど利用したら町まで30,000円はかかるそうです。 何と言う高さでしょう・・・・
空港からホテルまでは飛行機の到着合わせてFly busというエアポートバスがあります。到着後、ツアーデスク(左)でチケットを購入(約1800円)して空港外のバスに乗車(中央)し運転手に滞在ホテルを告げれば一度市内のターミナルに停車し各ホテルまで送迎車が別に用意されています。ただ、安宿と呼ばれるゲストハウスやユースホステルにはFly Busの送迎はない場合がほとんどです。
空港は24時間営業ですが、両替所は夜は閉まっている為、翌日ホテルで両替をしました。(右)アイスランドクローナは日本では両替できませんので、現地での両替のみとなります。(1クローナ約160円)
火山の国アイスランドは日本と同じように源泉が湧き出ている温泉がいくつかあります。その中でも美容や皮膚治療にも利用されているブルーラグーンは乳白色の大露天風呂です。温泉と行っても源泉はぬるく、実際は地熱エネルギーで源泉を暖めているようで、温泉と言うよりは温水プールといった感じです。<日本のように裸では入れず必ず水着着用となります。>
また、露天風呂の数箇所にはバケツに入ったシリカという天然ミネラル成分が豊富な白い粘土のような泥が入っており、この泥パックを顔や体に塗ると肌がスベスベになります。
アイスランドは先進国の中でも自然に優しい国であり、例えば電力にしても70%が水力発電、30%が地熱エネルギーの利用となっています。また写真のように近年はガソリンに変る代替エネルギーとして水素ガスの開発に力を入れており、試験的に市内を走るバスも水素ガスエネルギーを利用して現在走っています。写真は水素ガスのガソリンスタンドです。
アイスランド観光の目玉として一番のゴールデンサークルツアーに参加しました。北米プレートとユーラシアプレートの裂け目<地球の割れ目>ギャオ、高さ20M以上に吹き上げる大間欠線ゲイシールを目の前で眺め、ダイナミックなグトルフォス滝の上流の目の前まで歩いて行く事も出来るこのツアーはサンセットツアーなどもありレイキャビークに滞在するなら必ず参加する事をお勧め致します。
水産業が経済を支えているアイスランドの料理はやはりシーフードが美味しく特に小ぶりなアイスランドロブスター<写真>や柔らかくて臭みもないラム肉などはちょっと高級ですが、味は抜群に美味しかったです。
今回の滞在では時期的に見ることが出来ませんでしたが、アイスランドの冬はオーロラ<写真>の鑑賞率が高く、他の北欧諸国や北米のように冬場の気温が厳しくありません。0度を下回る事は滅多になく、オーロラの規模によっては街中からでも見ることができます。夏の大自然と冬のオーロラ。地球が創り出したそのままの島国にみなさんも是非訪れて見て下さい。