アドリア海のイストラ半島には、中世の面影を残すいくつかの港町があります。 その中でも一番おすすめの「ロヴィニ」へ行ってまいりました! 教会と塔を中心とした茶色のかわいらしい町がアドリア海に浮かぶ景色はとても美しく、町歩きも楽しかったです!
スタッフおすすめ!お得ツアー
成田発
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日数:7日間
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ロヴィニの町並みは本当にかわいらしく、海の上にカラフルな家が立ち並ぶ景色はヴェネツィアのようであり、中世のままの茶色い屋根が続く景色はフィレンツェのようであり、くねくねとかわいらしい石畳の小道が続く景色は、ミコノス島のようでもありました。
観光スポットがたくさんあるような大きな町ではないけれど、小さくても町ながらの魅力があって、町並み、景色を楽しみながらの散策にはぴったりです。港にはフェリーがたくさん並んでいて、のんびりとしたかわいい港町といった感じです。
(写真)ロヴィニ港周辺の町並み
ロヴィニ港周辺の港沿いを歩き終わったら、旧市街の散策へ。チトー広場に続くバルビ門から旧市街のスタートです!
(写真左)ロヴィニの全体図。
(写真中央)チトー広場。
(写真右)バルビ門。
旧市街に入ると、石畳が続き、小さなかわいらしい小道を進んでいきます。
小さなレストランやカフェ、お土産やさんが軒を連ねていて、歩くだけでも楽しいです。
カラフルな家が並んでいたり、小道がいろいろあるので、迷い込むのも楽しいです♪
旧市街は石畳が続くゆるやかな丘になっているので、小道を登っていくと、丘の上にある大きな教会が見えてきます。
聖エウフェミヤ教会です。
内部は天井が高く、とても広い作りになっていて、装飾も美しいです。
教会の横には、高さ60メートルの塔があり、ロヴィニの町のシンボルとなっています。
この塔に登ってみることにしました。
教会の奥の売店の横から塔の階段があり、そこから上がることができます。料金は1人10クーナです。一見入口に気づきずらいので、教会に入ったら要チェックです。
階段と言っても、板を簡単に釘で打っただけの、まさに昔ながらの手作りを感じさせる階段です。。高所恐怖症の私は、上に上がれば上がるほど、階段の隙間からどれだけ高いかがわかって、両手をつかみながらやっとのことで登っていきました。60メートルと言っても、なかなか高い場所にあるんですよ!
階段を登りきった先には、一面茶色い屋根の景色が広がっていました!ロヴィニの美しい町を一望できます。対岸には緑が広がる聖カタリナ島も見えます。
地上にいると壁の色はカラフルで家それぞれで違っているのに、屋根はよくここまで、統一できるなと感心するほど、すべての家が茶色でした。中世の街並みが自分の目の前に広がっていると感じされてくれます。
この景色を見ただけで頑張って階段を上がって良かった!!と思わせてくれました。ロヴィニに来たら、高所恐怖症でも必ず塔へ登ることをおすすめします。
チトー広場から港沿いを歩いて徒歩10分程の場所にあるパークホテルに宿泊しました。
3つ星ホテルなのでお部屋はシンプルですが、ちょうどバルコニーからロヴィニの旧市街が見渡せるお部屋でした。
旧市街の対岸にあるので、ロビーや朝食会場からも町の景色が見れてとても良かったです。
ホテル周辺にはあまりお店がないので、夕食は港付近でシーフードレストランなどがおすすめです。ムール貝やオイスターなど、港町ならではですね。
(写真左)ホテルロビーから
(写真中央)バルコニーから
(写真右)町中のシーフードレストラン
ロヴィニへはバスが通っているので、バスを利用してスプリットやザグレブなどへ行くことができます。
バスターミナルはチトー広場から徒歩5分の場所にあります。
(写真左)ちょうどバスが来ました。
(写真中央)バスターミナル
(写真右)時刻表
ロヴィニはその昔ヴェネツィア共和国に支配されいていた時代があり、その影響か、イタリアの雰囲気や中世の面影をいまだに色濃く残しています。
夕暮れ、夜景もとってもきれいで、まるで絵ハガキを見ているようでした。
そんな景色を眺めに是非一度訪れてはいかがでしょうか?