アポロンの神託が行われた聖域として、また世界の中心「大地のへそ」と呼ばれたデルフィ遺跡、そして空に浮いているような、奇岩上に立ち並ぶ修道院の数々。 胸をすくような、なんともいえない迫力ある景色を前にただただ立ち尽くしてしまうメテオラの修道院群。 ギリシャ=エーゲ海。エーゲ海も確かに美しいですが、海だけじゃないんだ!!と感じずにはいられないような壮大な景色を堪能できます。 アテネから1泊2日、今回参加したオプショナルツアーをご紹介いたします。 (今回参加したツアーはKEY TOUR主催の全行程英語ツアーです)
スタッフおすすめ!お得ツアー
成田発
【テレビCMで話題】≪成田発着カタール航空≫古代の歴史を感じる街<魅惑のアテネ7日間>遺跡観光も気ままに!価格重視に嬉しい市内ホテル滞在
日数:7日間
旅行代金:232,800円~429,800円ツアーはこちら
左:07:50頃、ロビーで待ち構えていると英語ガイドがお迎えのバスと共にホテルに到着します。
中:今回は事前予約でしたので、事前に渡されていたこのようなチケットを提示しました。まずはKEY TOURのバスターミナルで色々な場所へ向かうバスに乗り換えになります。チケットは降りるときに見せると、どのバスに乗れば良いか案内がありますのでご安心を。
右:バスはしっかりとした革張りのベンツでした。
(ほとんど使っている車両はベンツでしたので長旅もお尻に掛かる負担減です。)
アテネを出発し、まずは一路デルフィに向かいます。
左:途中トイレ休憩を挟みます。簡単なドライブインのようなところでの休憩です。
中:中にはアテネオリンピック時のピンバッチが!日本では考えられない光景でした。
ものを大切にしているのか、それとも・・・・。
右:デルフィ到着の目前には美しい石畳と石造りの家並みが続き、小さなかわいらしい街を通り抜けます。
デルフィ到着前に口酸っぱく案内されることが一つあります。それはデルフィの日帰り1日ツアーとデルフィ・メテオラの1泊2日ツアーの集合場所・集合時間と次の行程です。
英語が聞き取れない場合は多少焦ってしまうかも知れませんが、最終的にはデルフィ遺跡観光後にも同じ案内があるので、ご心配不要でした。
そして12:30頃、デルフィ遺跡に到着!!
世界の中心(大地のへそ)と呼ばれ、ギリシャ神話中のゼウスの息子アポロンが巫女ピュティアの身体を借りて神托を授け、多くの巡礼者が訪れるなどし、捧げ物で得た富で大いに栄えた地です。
左:デルフィ遺跡の入り口券売所。ここから英語ガイドと一緒に説明を聞きながら参道を登っていきます。
中:真中に見えるのがアポロン神殿です。
右:更に上には野外劇場がありこちらも必見です。
お昼はデルフィ近郊のレストランにてお食事となります。
その後、一路メテオラに向けて出発します。
左:デルフィを出るとすぐに切り開けた草原と海が見えてきます。この立地もまたデルフィが栄えた要因のひとつといわれているようです。
中:途中、レオニダス王の記念碑の銅像にも立寄ってみています。
17:30、ようやくメテオラのふもとのカランバカに到着です。
メテオラ観光の起点として多くの観光客が訪れる街です。
左:今回宿泊するホテルはカランバカの端にあるディバニメテオラホテルです。
中:中も非常に温かみのあるお部屋で内装もシンプル、清潔感たっぷりです。
右:部屋からは晴れていれば・・・・メテオラを一望できます。曇っていたのですが、迫力は満点でした。
(お部屋によってメテオラ側ではない場合もあります。)
到着後約1時間後からの夕食となりますが、その前にカランバカの町を散策してきました。
左:メインストリートが一本あり、その道沿いにお土産屋さん、商店、パン屋さん、タベルナなど多くのお店が軒を連ねています。
中・右:こちらは中央広場です。晴れていればメテオラの修道院の数々を見ることができます。(あいにくの雨空でしたのでうっすらと垣間見えるメテオラの修道院が)
夜はバイキング形式の食事です。ギリシャの伝統料理から様々な食事が並び、正直決して豪華ではありませんが、十分に堪能できる夕食でした。
本番のメテオラですが、今日もあいにくの雨雲たち。
8:、それでも高まる気持ちを抑えながらバスに乗り込みいざ修道院へ。今回はメガロ・メテオロン修道院とアギオス・ステファノス修道院の2つの修道院の見学でした。
(全修道院のうちの2つを見学となります。曜日によって見学修道院は異なります)
左:カランバカの街から見えてた、アギオス・ステファノス修道院
中:バスで登っていくとまず始めに見えた修道院がこちらのアギオス・ニコラオス・アナパフサス修道院。画家テオファネスが描いたフレスコ画が有名な修道院です。
右:そして見えてきたのがひときわ大きなメガロ・メテオロン修道院
非常に荘厳な外観。そして中も静寂に包まれたメテオラの中で一番大きく重要な修道院が現れました。昔は梯子を繋いだり、滑車につるした網袋で修道院に登ったそうですが、現在は岩に沿った階段があり、そこを登っていくとたどり着きます。
メガロ・メテオロン修道院内でツアーガイドの案内後、約30分のフリータイムとなります。
修道院内には博物館・売店など併設されており、ギリシャの歴史・修道院の歴史を見ることもできます。
左:谷の間を移動に使う滑車は今も人と物を乗せて動いています。
中:修道院内に入るには女性はスカートを纏わなくてはいけませんでした。
改めて神聖な領域となることを実感しました。
右:メガロ・メテオロン修道院内
メガロメテオロン修道院をでること、約10分ほどで次の修道院・アギオス・ステファノス修道院に到着となります。
アギオス・ステファノス修道院は女性のみの修道院で殉教者アギオス・ハラランボスの頭部が安置されています。
こちらもガイドの案内後、約20分ほどのフリータイムがあり、庭園を散策したり、また売店などもあります。
その後は一度カランバカに降りて昼食タイムです。
左:カランバカがこんなに眼下に霞んでみえました。
右:アギオス・ステファノス修道院内
カランバカでの昼食を終えて、14時ごろ一路アテネへひたすらバス揺られながらの旅が始まります。
途中で2回の休憩がドライブインのようなところでありますが、あとはひたすらですので周囲のテンションの高かった西洋人の皆さんもお休みモードでした。
そしてアテネ市内に入ったのは19時ごろ。すっかり陽もくれて夜のアテネとなっていました。
ホテルまで送迎となり、仲良くなった方々とも一人ひとりお別れとなっていき、私もまたさよならを言う番が来てこの旅が終わりました。
今回の1泊2日の旅行。もう少し天気がよければなお一層!との気持ちは残りましたが、それでもメテオラに迫力と荘厳さにはお手上げといってしまうような素晴らしい景色と雰囲気でした。また失礼な話ですが正直あまり期待をしていなかったデルフィ遺跡の素晴らしさがこの旅をより一層楽しいものとしてくれました。
一生に一度は見たい景色。是非一度足を運んでほしい。そんなオススメのツアーでした。
左:アテネ到着時には、シンタグマ広場前の国会議事堂もライトアップされていました。
右:アカデミーもライトアップされていました。