イギリスで最も美しいと言われる湖水地方 豊かな自然に触れることは、人生で最高のぜいたくな癒し♪ イングランド北西部に位置する湖水地方は・・・ ピーターラビットの原作者であるビアトリクス・ポターが湖水地方の土地を英国保護ボランティア団体のナショナル・トラスト (正式名称: 歴史的名勝と自然的景勝地のためのナショナル・トラスト) に託して以来、一部国定公園に指定されており、渓谷沿いに16の大きな湖と無数の小さな湖が連なる世界的に大変有名な観光地です。 本当に可愛いピーターラビットが現れそうな美しく神秘的で心落ち着く場所をご紹介いたします! 次回の夏休みファミリー旅行にご検討ください♪
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湖水地方の目的地の駅【ウインダミア】へは乗り換えて約3時間30分程の列車の旅へ
ロンドン市内はユーストン駅の発着となります。ユーストン駅近くには、ハリーポッターで有名なキングスクロス駅やパリ行きのユーロスターの発着であるセントパンクラス駅が隣接しています。
今回朝07:30発のグラスゴー行きのVirgin Train へ乗車して
London(Euston)⇒Oxenholme⇒Windermere というルートで移動。
Oxebholme に停まらない列車もあり、その場合はLancasterで乗り換えるで、事前に時刻表をきちんと確認する必要があります。
また今回列車がだいぶ遅れてしまい予定時刻にウインダミアに着くことが出来ませんでした。。。
そのため列車の遅れを踏まえて、ご旅行行程を組むことをお勧めします!
(写真:左)Virgin Train
(写真:中央)オクセンホルムの駅
(写真:右)オクセンホルムの駅内では美味しいホットチョコを飲みませんか?
レイ城は、ビアトリクス・ポターが16歳の時に家族と夏に避暑で逗留した場所です。
レイ城は防衛や戦闘を目的として建造された本物のお城ではありません。
元々はお金持ちの男性が奥様のためのプレゼントとして建てた建物、ウィンダミア湖を見下ろすのに絶好のスポットです。
(写真)レイ城
レイ城の次は、ヒルトップへ向かいます。
ヒルトップはビアトリクス・ポターが半生を過ごした家と農場。
そのためポターの「おはなし」シリーズやそのイラストの多くは、ヒルトップの屋敷、庭園、農場、動物たち、村、それらを取り巻く田園風景が舞台となっているそうです。
(写真:右)ヒルトップ看板
(写真:左)看板前からののどかな景色
お土産屋ショップを出て、建物へ向かう途中、素敵な敷石小道になっており、絵本そのままの世界が広がっています。
庭はピアトリクスが作り上げた当時の姿で保存され手入れされていて、夏になるとズッキーニなどの野菜が作られているようです。
またヒルトップは、家屋や調度品を保護するため入場は予約制です。
各部屋には小さな絵本がおかれていて、実物と見比べられるようになっているようです。
残念ながら今回私が訪れた11月1日から2月中旬頃まではヒルトップが閉館のため見学が出来ないため、庭園のみの観光でした。
次回は是非夏に訪れたいですね!
(写真:左)ヒルトップ
(写真:中央)庭園内から
(写真:右)素敵な敷石小道
ヒルトップの農場には可愛い動物が住んでいます!
ピーターラビットのような野うさぎに出くわすことはありませんでしたが、ヒルトップ周辺には緑の丘で羊やうさぎがゆっくり草を食む、ピーターラビットの挿絵そのままの素朴で美しい世界が広がっていました。
(写真)ファーム内の動物
「ヒルトップ・ショップ」では絵本やピーターラビット関連のグッズを売っています。
日本で販売していないような、可愛いピーターラビットグッツをたくさん売っていて、ついつい買いすぎには注意が必要ですね!
(写真)ショップ内の可愛いグッツ
ヒルトップの次はホークスヘッド村へ立ち寄ってからティータイムくらいの自由時間があります。
ホークスヘッドは、中世からマーケット・タウンとして栄えてきた村で、石畳の道や広場や中庭や白壁のコテージなど、中心街は車乗り入れ禁止となっており、安心して歩いて回ることができます。
ワーズワースが少年時代に通ったグラマースクールもあり、机には彼の名前の落書きが残されています。
ここのいくつかの建物とエススウェイト湖を見下ろす土地もビアトリクス・ポターがナショナル・トラストに寄付をしており、ここには「ビアトリクス・ポター・ギャラリー」があります。
(写真)ホークスヘッド村内
歴史のある村だけに時間があればいろいろ見て回りたいのだが、残念ながら限られた時間では中心街を歩いて回るだけになってしまいます。
しかし中心街ではかわいらしい雑貨屋やカフェが立ち並び、ここで生活する人々に混ざってアフタヌーンティーを一緒にしたり、ショッピングをするのも楽しいです。
(写真:右)今回ランチしましたお店
(写真:中央・左)かわいい雑貨巡り
ターン(tarn)は小さな山の湖、ハウズ(hows)は丸い丘の意味とのこと。
その名の通りなだらかに傾斜した牧草地が広がるターン・ハウズは、湖を見下ろしながらのピクニックや、1周2.4kmのウォーキング・コースなど、楽しみ方の多い人気の湖で1929年にポターの所有となり現在はナショナル・トラストに寄贈されているそうです。
人気の湖なので夏場はピクニックをする人でにぎわうみたいですが、今回のように初春や初秋は観光客が少なく、ゆっくりと美しい湖のまわりを散策できます!
(写真)ずっと眺めていたい湖
ターン ハウズの次は湖水地方だけに、またまた夕日がさしかかるウォーターヘッド見学へ!
めくるめく変わる空と湖の色と夕日がとってもきれい!!!の一言
さすが湖水地方というだけあってここで見られる夕日のショーは、最高に感動出来るひとつでしょう♪
(写真)湖からの夕日のショーをご覧ください
11月1日から2月中旬頃まではレイククルーズが運休のため、代替でライダル・マウントへ入場いたします。
詩人ワーズワースが晩年の37年間をすごした家「ライダルマウント・ガーデン」の訪問して美しい庭の景色とともに、紅茶とスコーンを組み合わせたイギリスの伝統的な「クリームティ」を味わうことが出来ます。
夏季プランなら「コニストン湖クルーズ」。まぶしい新緑と爽やかな風を感じながら、湖水地方の夏の景観を思いきり体感することができますので、是非夏プランも訪れてみたくなりますね!
(写真:左)ライダルマウント・ガーデン
(写真:中央)きれいな家内
(写真:右)とっても美味しいスコーン♪思わずおかわり!
観光後は、ホテルで解散!
今回は湖水地方を満喫するためにもホテルは【カントリーハウス】に決定!
【Lindeh Howe Country House】 はボウネスの中心から少し離れた高台に位置している伝統的な英国風マナーハウス。
ボウネスまでは丘を下って徒歩30分くらいのため、ボーネスへ訪れる際はタクシーがお勧めです。
ここは全36室の客室のビアトリクス・ポターが家族と休暇を過ごすために借りていた邸宅をホテルに改装した場所です。
伝統と格式あるホテル内に、ジムやプールなど設備も充実していてポッターファンでなくても満喫できるホテルです。
(写真:左)ホテル外観
(写真:中央)フロントロビー近く
(写真:右)プール (夏場のみ)
客室はイギリスらしい素敵な温かく落ち着きある内装でした。
私が宿泊した部屋は角部屋になり、大きな窓からは素晴らしいウィンダミア湖、庭園、または森林の景色を堪能できました。また無料Wi-Fiは全室で利用可能です。
朝は窓を開けると小鳥のさえずりと、美味しい空気を感じることも出来て優雅なひと時が過ごせます!
(写真)客室
このホテルはディナーもとても美味しくお勧めですが、
私の一押しはホテルでのフルイングリッシュ・ブレックファース(英国風朝食)!
(メニューはこんな感じ)
卵は好みの調理方法でお願い出来て、
カリカリの絶妙な焼き加減のト-スト。
とっても大きくジューシーなマッシュルームと
自家製のソーセージやベーコンもとっても美味しい。
そのほかビーンズにグリルドトマトなどなど朝からボリューム満点!
そして最後は優雅にティーを♪
朝から元気いっぱいになること間違いなし!!!
是非リンデスハウカントリーハウスに泊って、優雅にスローライフしたバカンスをしませんか?