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充実したValence滞在を終え、今日は一気にバスク地方へ。ユーレイルパスに活躍してもらう日です。
ちょうどフランス鉄道のストライキにあたった日なので、市内の駅からTGVが発着する駅までの列車が運休、予定より1時間も早く出発し、バスでTGV駅に行く羽目になりました。ご多分に漏れず郊外のTGV駅の周囲には何もなく、早朝のために売店すら開いていない、ひたすら列車を待ちます。今日はまずボルドーまで行きますが、直通の列車はなく、一旦パリ郊外のMarne la Vallee(Disneyland Parisの最寄駅)まで行き、そこでBordeaux行きに乗り換えます。乗り換え時間は15分しかありませんので、ストライキの影響があるととんでもないことになりますが、何とか乗り換えられました。
ボルドーに着くと、大きな荷物は明後日まで駅に留守番をさせることにします。思えば昨年の旅から、駅にコインロッカーがなく荷物には難儀していたので、2日後に戻ってくるまでボルドーの駅に預けることに。さすがにボルドーには大きなコインロッカーがあり、時間制限も問題ありません。
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ボルドーからのIrun行きTERは定刻に出発しました。思えば1年前、8時間遅れの寝台列車でやっと到着したバイヨンヌが近づいてきます。そのせいでその時行けなかった場所にいま行こうとしているのです。~今度は大丈夫だろう~
バイヨンヌもほぼ定刻に出ました。と、街を出たか出ないかのところ、いや有名な大聖堂が見えていましたので、まだバイヨンヌ市内なのですが、急に列車が停止してしばらく動かなくなりました。~おいおいまたかよ!~
結局40分くらい停まっていたでしょうか。故障なのか事故なのか何の説明もなく(放送があったところで聞き取れないのですが…)、下車駅Saint Jean de Luzには45分遅れで到着し、乗る予定の最終バスに乗り遅れました。
駅前広場で客待ちしていたタクシーのお世話になり、今夜の宿「Auberge Basque」へ運ばれます。ここの併設レストランもミシュランの1つ星、2日連続でミシュランレストランでの夕食と相成りました。
写真左…Auberge Basque外観
写真中…表札。ホテル、癒し処(スパ)と書いてある。Chateaux & Hotels Collection加盟ホテル
写真右…枕元にはマカロンと微炭酸入り自家製シロップ
森に囲まれたところにあるオーベルジュのレストランは、昨日のLa Cachetteに比べるとカジュアルな雰囲気、ガラス張りの厨房では料理人たちが忙しく働いている姿を食事をしながら見ることができます。今日のメインの生ハムと辛くない唐辛子の料理は、まさにバスク名物、2日続けてのシフクノトキをいただきました。
写真左…メインのバスク料理
写真中…デセール
写真右…翌朝いただいた朝食
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