南西フランス 列車の旅 | フランスの旅行記

支店
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南西フランス 列車の旅

エリア
フランス
/フランス
テーマ
鉄道旅行
時期
2011/04/17~2011/04/24
投稿日
2011/05/04
更新日
2020/3/20
投稿者
澤田 吉郎

自身2度目のヨーロッパ。6年ぶりのヨーロッパで、今回はフランス周遊に決定! パリに3泊と、南西フランスのトゥールーズ、カルカッソンヌ、ルルドを周遊してきました。8日間の周遊を掻い摘んでご紹介させて頂きます。

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日数:5日間  
旅行代金:166,800円~262,800ツアーはこちら

  • パリ ~サンジェルマン・デ・プレ地区~

    パリといえば「オペラ地区」での宿泊や買い物を思い浮かべる人が多いと思いますが、今回はセーヌ河左岸の「サンジェルマン・デ・プレ地区」をご紹介。
    サンジェルマン・デ・プレ地区は高級ブテッィクやインテリアショップ、アンティークショップ、ギャラリーなど洗練されたファッションと文化的雰囲気が入り混じった左岸の中心的存在。「カフェ・ド・フロール」など有名なカフェに加え、ギリシャ料理・トルコ料理店が立ち並ぶエリアも混在し、食事にも困りません。オペラ地区のカフェやレストランに比べ、若干ではありますが価格も良心的です。
    そして、セーヌ河中洲のシテ島も徒歩圏内。シテ島にはノートルダム大聖堂やパレ・ド・ジュスティス(裁判所)など、有名な観光地が点在。これらは「パリのセーヌ河岸」としてユネスコの世界遺産に登録されています。
     
    オペラ地区の滞在もいいですが、ちょっと視点を変えてみてサンジェルマン・デ・プレ地区での滞在もお勧めです!

  • 南西フランス 観光の基点・トゥールーズ

    南西フランス観光の基点がトゥールーズ。パリからはTGV(フランスの新幹線)で約5時間30分。車窓に広がる非日常の景色を眺めながらのゆったりとした旅もいいですね。(時間のない方には飛行機での移動も可能です。パリから約1時間20分)
    トゥールーズはフランスで6番目の大都市です。市内は地下鉄も走り、とっても近代的。1229年創設のトゥールーズ大学には多くの留学生がおり、日本人も多く住む町です。サン・セルナン・バジリカ聖堂(写真左)やキャピトル広場/市庁舎(写真中央)など歴史的建造物も立ち並びます。特にサン・セルナン・バジリカ聖堂はサンティアゴ・デ・コンポステーラ(スペイン)に続く巡礼の道の重要な巡礼地であり、フランスで最も大きいロマネスク教会として有名です。
     
    そして、飛行機好きなら誰もが知るのがここトゥールーズ。エアバスの本社があり、近年では総2階建て飛行機A380の初飛行で注目を浴びました。飛行機の組み立て作業を見学するのも人気ツアーの1つです。
     
     

  • 城塞都市カルカッソンヌ

    ヨーロッパ最大の城塞都市カルカッソンヌ。トゥールーズからTGVで約45分、普通列車利用でも約1時間で訪れることができます。
    カルカッソンヌを見ずして死ぬな」と称されるほどのシテ(城塞)は圧巻の大きさです。全長3㎞の城壁と52の塔が立ち並びます。左の写真はポン・ヌフ(新橋)から撮った写真ですが、全景を収めるのにも一苦労・・・。8.5ユーロで入場可能なコンタル城と城壁の上は訪れる価値ありです!シテ内や城外の下町(バスティード・サン・ルイ)が一望でき、城主になった気分?!

    駅からシテまではバスで行くこともできますが、乗換えが必要。歩いても30~40分の距離なので、街歩きしながら向かうのがお勧め!シテに近づくにつれて、その大きさを実感できます。

  • 中世の面影残すシテ(城塞)内部

    シテに一歩足を踏み入れるとそこは別世界。石畳の入り組んだ路地、お土産物屋やレストランが所狭しとひしめき合います。モンサンミッシェルに次ぐ観光地だけあって、多くの観光客が訪れており、昼時のレストランは大賑わい。
    中世の雰囲気が香るこのシテは「歴史的城塞都市」として世界遺産に登録されています。

  • 世界遺産のシテ内に泊まりたい!

    世界遺産であるシテ内には2つのホテルをご紹介!
    1.オテル・ド・ラ・シテ(Hotel de la Cite)
    シテ内で唯一の5つ星ホテル。中世からの建物をそのまま利用しており、城壁と見間違えるほどの重厚感があります。建物の一部はフランスの重要建造物に指定されているそうです。庭も美しく整備されており、ゆっくりした休日を味わいたいホテル。ホテル内レストランの「ラ・バルバカンヌ」はミシュランの1つ星を獲得した人気レストランです。(写真左、中央)
    2.ベストウェスタン・ル・ドンジョン(Best Western Le Donjon)
    世界中でチェーン展開するベストウェスタングループのホテル。歴史的な3棟の建物をホテルに改装。クラシックで落ち着いた雰囲気のレセプション、レストランが印象的。(写真右)
     
    いずれのホテルも65室前後しか客室がありません。大変人気のホテルですので、ご予約はお早めに!

  • カトリック最大の巡礼地 聖地ルルド

    カトリック最大の巡礼地・聖地ルルド。トゥールーズから乗換なしの普通列車で約2時間、タルブ(Tarbes)乗換えでも約2時間30分で訪れることができます。
    ~~~1858年2月11日、ポー川ほとりの洞窟で14歳の少女ベルナデット・スビルーの前に突如として聖母マリアが現れた。その後17回にわたって同じ場所に出現し、「泉へ行って水を飲み、顔を洗いなさい」と命じた。実際に掘ってみると泉が涌き始め、湧き水によって病気が治癒する奇跡が何度も起きた~~~それから今日に至るまで、小さな町だったルルドに年間600万人が集まる聖地となりました。特に病気を持つ人々にとっては重要な聖地と考えられています~~~
     
    聖域入口(写真左)から先は厳粛な雰囲気があり、信仰心の強い信者が祈りを捧げていました。聖母マリアが出現したとされる洞窟「マサビエルの洞窟」(写真中央)には多くの信者が列を作っていたのがとても印象的でした。
     
    近年、話題のパワースポット。ここ聖地ルルドは世界三大パワースポットの1つに数えられます。アリゾナ州(アメリカ)のセドナ、ハワイ島のマウラナニと並び、年々注目を浴びています。

  • ルルドの街並み

    年間600万人もの巡礼者が訪れる町だけあって、ホテルが充実。フランスの中でもパリに次いでホテルの数が多いそうです。
    聖域の入り口までの道沿いにはホテルやお土産物屋がぎっしり。ルルドのお土産物屋ではボトルが売っています。(写真右) 小さなものから大きなものまで、デザインも多数。これは「マサビエルの洞窟」で涌いている水を汲んで持ち帰るもの。大きなボトルを何本も抱えて水を汲んでいる家族や、その場で飲んだり顔を洗ったりする姿など様々な光景を目にしたルルドでの滞在でした。