南仏の『カンヌ』はニースから急行で25分、パリからTGVで5時間10分の場所です。
毎年5月開催の国際映画祭で馴染み深く有名なカンヌは、コート・ダジュールの中でニースに次ぐリゾート地としても知られています。
照りつける太陽、輝く紺碧の海に真珠色の砂浜。洗練されたブティック街とロウソクの灯りで食事するムードたっぷりのレストランなど、魅力的なところが満載です!
そんな映画ファンには堪らないカンヌの町を、ちょっと覗いてみました★
ぜひ皆様カンヌの赤いレッドカーペットで映画スター気分をしてみませんか!!!
カンヌ駅の周辺は驚くほどの下町っぽい庶民的な雰囲気です。
駅からまっすぐ南に歩いて5分ほどで海岸通りの「クロワゼット大通り」に到着します。
ここは映画祭の開催される「パレ・デ・フェスティバル・エ・デ・コングレ」を起点に、東のクロワゼット岬まで続く海沿いの遊歩道です。
交通量が多い割には、わずか2車線しかないそのクロワゼット通りには、高級ホテルの「マルティネス」「カールトン」「マジェスティック」などや高級ブティックが軒を連ね、道路を渡って眺めると、海岸線には砂浜が広がっています。
また、駅と海岸のあいだにある目抜き通り(アンティ-ブ通り)にも個性的なお店が軒を連ねています。
こんな華やかなこの通りを歩くと、カンヌに来たような実感がするのは私だけでしょうか?
(写真:右)華やかな街へようこそ!
(写真:中央)まさに冬でも南国なイメージではないでしょうか?
(写真:左)太陽がまぶしいです
カンヌの市内観光は、基本的には見どころがパレ・デ・フェスティバル・エ・コングレ周辺に集まっており、徒歩でまわれる広さですが・・・夏の暑い中、徒歩での観光はとても疲れてしまいますよね。
そのためお勧め移動方法が、観光機関車(プチ・トラン)!
街の中心から東、旧市街やカストル博物館を巡る2コース走っています。
乗車場所は会議場から海に行き、遊歩道を左(ホテルがある方向)に行くとあります。10時~23時頃までの運転で日本語のイヤホンオーディオガイド付でした。
海岸沿いの高級ホテルが立ち並ぶクロワゼット大通りを走るコース(所要時間約30フン~1時間。大人約10 ユーロくらい)と、旧市街の丘(Suquet)に行くコース(所要時間40分~1時間。大人約10ユーロくらい)があります。
私が乗車したコースでは、旧市街の丘まで行くコースで、高級有名ホテルを過ぎ、両側駐車の狭い旧市街を絶妙なハンドル裁きで上っていき、丘の上のノートルダムデスベランス教会の前に到着し、また海岸まで戻ってくるパターンです。
旧市街のノートルダム教会前で5分ほど停車してくれ、高台からの風景写真を撮ることが出来ました。
絶景も写真でおさめて、旧市街をラクラクと観光できるなんて、徒歩とは全く違う楽しみ方は、ご家族旅行をご検討している方には特にお勧め観光方法でした。
ぜひ試しに乗車してみてくださいね。
(写真:右) 可愛い白いトラムに乗車します
(写真:中央)近くにメリーゴーランドがありました
(写真:左)少し夕方の景色も乗車中にパシャリ!
待ってました!
カンヌの観光の見所のパレ・デ・フェスティバル・エ・デ・コングレに行ってきました。
ここは言わずと知れたレッドカーペットで有名なカンヌ国際映画祭のメイン会場です。普段は様々なイベントを開催してます。ちょうど私が観光しに来た時も何かのイベント中でした!!!
ここの1階にはインフォメーションセンターがあり、情報収集と各種催しのチケットの予約が出来るようです。
会場の広場にはスターの手形がサインを刻まれて、ずらりと並んでいます。
かつてロサンゼルスで見たような・・・という気持ちにもなりましたが、ミーハーは私はお気に入りのあこがれのスターの手形を探してみました!
すると従来のフランスの名優のほかにもメル・ギブソン、ブルース・ウィルスなどアメリカの俳優や黒澤明監督も発見してビックリ!
さすがカンヌですね!!!
(写真:右)会場です。もちろん中には入れませんので注意を!
(写真:中央)あれれ!?まさかの本物!?ってな感じで写真撮影出来ますよ(笑)
(写真:左)黒澤明監督を発見
カンヌにはたくさんのヨットが停車していました。
たくさんのお金持ちがクルーズをして、素敵なバカンスを楽しんでいるのでしょうね!
また私が訪れた際は寒くてあまり泳いでいるや日光浴をしている人は少なかったのですが、ここでは夏はトップレスで日光浴する人がたくさんいるようです!
日本人の私としては、なんとなく恥ずかしいですけど・・・。
(写真:右)たくさんのヨット
(写真:中央)すこしさびしい冬のビーチ
(写真:左)遠くから見たヨットの数!すごくないですか?
カンヌ映画祭会場から西の方を見ると、シュヴェリエ山がそびえています。
丘の上に時計台や中世の建物があり、スーケと呼ばれる旧市街です。
とて情緒があり、丘の上からの眺めもよく、16~17世紀建造のノートル・ダム・デスペランサ教会やカストル博物館など、海辺とは対照的なもうひとつの街の顔を持っています。ぜひプチ・トランに乗車して行く価値ある場所です。
また時計台に続くこの小道沿いには、
小さくそれでいてひとつひとつが洒落たレストランが立ち並びます。
お時間があれば、ゆっくりとお気に入りのレストランを見つけてカフェを楽しいで見てはいかがでしょうか?
(写真:左)旧市街の街並み
(写真:中央)おしゃれなレストラン
(写真:右)歴史ある玄関の扉
シュヴァリエ山には、いかめしい城壁内にアジアや南米、オセアニアから収集した民族遺産を展示する「カストル博物館」があります。
決して広い博物館ではないのですが、世界の多様の文化が一度に見れて興味深いところです。
また私のおすすめ場所は中庭にある塔からの景色!
カンヌの絶景を見たいなら絶対にここからの景色がGOODでしょう!
(写真:左)カストル博物館入口近く。
(写真:中央)塔からの絶景
(写真:右)塔からの絶景2
カンヌでの市内観光やビーチのほかの楽しみがSHOPPINGとCASINO!!!
昼間はアンティーブ通りとクロワゼット大通りで有名ブランド店でたくさんのお買い物に燃えて、夜はカジノで戦いに燃えるっていうのもカンヌならではの楽しみです。
ひとつ注意は、あまりカジノで使いすぎて大変なことにならないように注意にして楽しいんでくださいね(笑)
(写真:左)たくさんの有名ブランド店が立ち並んで買い物欲が湧いてきてワクワクします!
(写真:右)きらびやかなカジノ
カンヌのマルシェにも行ってきました。
ここはオレンジ色の建物がとてもキュートでした。
新鮮な野菜、果物、魚、花、チーズ、サラミ、オリーブやハーブなど、色々な屋台が建ち並んでいて見ているだけでもワクワクします。
また屋内型なので、雨の日も安心して見ることができますが、午前中で閉まってしまうので注意してください。
またここのマルシェは月曜日が休みで、代わりに骨董市になるようなので、そちらも楽しそうですね!
(写真:左)かわいい建物
(写真:中央)たくさんのお店屋さんでお土産選びにぴったり!
(写真:右)種類豊富のオリーブにビックリ
今回宿泊しました素敵なブティックホテルをご紹介します。
ル・キャンペラ『HOTEL CANBERRA』
市街中心部、アンティーブ通り沿いに建ちビーチやカジノやショッピングストリートまで徒歩ですぐ行くことが可能であり、有名なフランス人建築家Jean Philippe Nuelにより設計された素晴らしいデザインのホテルです。
白い外観のヨーロピアンスタイルの建物が、竹とブーゲンビリアに囲まれた輝くプールに面して建っています。
客室はゆとりのある広さで、大きな窓のある明るい造りになっています。
焦げ茶と白を基調にスタイリッシュなデザインの家具をあしらい、落ち着いた雰囲気にまとめられている。
バスルームは可愛らしくピンクのライトが当てられて、デザインホテルの雰囲気を醸し出してくれます。
(写真:左)ツインベット
(写真:中央)部屋から見た夜のプールもロマンチックです
(写真:右)美味しい朝食のビュッフェ