スタッフおすすめ!お得ツアー
既に6日間のヨーロッパ周遊をしてきている身体に美味しい料理とスパークリングワインを入れた私はほろよいのいい気分のままフラメンコ会場に向かいました。とても気分が上がっていて心地良かったことを覚えています。ここまでは良かったのですが、ここからが失敗へのカウントダウンになりました。私が購入した鑑賞チケットは1杯ドリンクが付いてくるチケットだったのでスペインらしいサングリアを注文して会場内に入ったのですが、このサングリアがとても濃度が強く、私はすっかり酔っ払いになってしまいました。どのくらいかというと、初めて見るフラメンコに感銘を受けて涙を流すほどです。もちろんここまで何杯もお酒を飲んできてしまっていたのでフラメンコの途中にトイレに立ってしまいました。せっかくのフラメンコなのに写真を撮ることなく片手にサングリア、片手にハンカチを持ってフラメンコを鑑賞することになったのです。そのため、この旅日記も写真があまりございません。申し訳ございません。
情熱的というよりもおしゃれなダンスだったのを覚えています。フラメンコ鑑賞をする前は「オレッ!!!!!!!!」という印象だったフラメンコですが、実際は「オレエ‥‥」という感じ。ダンスを踊っていたのは男性2名と女性1名だったのですが、特に胸板が30cmくらいあるもののどこか女性らしさもあるダンディな男性が胸を張りながら足をさばいていたのが一番記憶に残っています。後でスペイン支店のスタッフに聞いたところ、フラメンコを踊る男性ダンサーは同性愛者の方が多いそうです。スペインは世界的に見ても異性愛に寛容な国で、日本とは全く違う文化をフラメンコから学ぶことができました。
スペインは美味しい料理と美味しいお酒がたくさんあってついつい食べ過ぎたり飲みすぎたりしてしまいがちですが、フラメンコを鑑賞するうえで、お酒の飲みすぎには気を付けましょう。また、今回私が見たのはダルマセスというフラメンコチームでしたが、バルセロナだけでなくスペイン国内には多くのフラメンコチームがあります。おしゃれな雰囲気のチームもあれば、情熱一筋のチームもあれば、エネルギッシュなチームもあります。バルセロナへ行ったら是非フラメンコ巡りも楽しんでみてください。
旧市街のピカソ美術館近くに位置する「パラウ ダルマセス」は、元々17世紀頃の貴族の邸宅だった建物を利用しており、まずその外観・内装の美しさをお楽しみいただけます。
中世時代の雰囲気を味わいながら見るフラメンコは、バルセロナな素敵な思い出になること間違いなしです!