まぶしい太陽の日差し、フラメンコ、闘牛、オリーブ畑、白い村など「これぞスペイン!」の要素がたくさんつまった地域が、スペイン南部のアンダルシアです。
ヨーロッパでありながらもイスラム文化の影響が今もなお色濃く残っているのも、ここの地域の大きな魅力のひとつです。
そんなアンダルシアの中で今回は第一弾としてコルドバをご紹介します♪
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1.フラメンコと闘牛の本場!
スペインと言えばフラメンコ、闘牛が有名ですが、その中でも本場はアンダルシア地方です。
フラメンコはスペイン全土で見られますが、中でも本場なのはここアンダルシアです。
バルセロナでは動物保護の観点から現在は闘牛が禁止されていますが、アンダルシアでは今でも見ることができます。
シーズンは大体毎年3月から10月にかけてです。
2.安くておいしいバル!
この地域のバル文化はとっても魅力的!
その理由はドリンク一杯につき地元の素材を使ったタパス(おつまみ)をサービスしてくれるお店が多いからです。
安いのにお腹は大満足です!
3.濃厚なオリーブ!
広大なオリーブ畑を要するこのエリアで食べるオリーブは最高においしいです!
オリーブオイルも濃厚で味わい深いです。
4.エキゾチックな町並み!
約800年にわたりイスラムの支配下にあったため、スペインの他の都市にはない独特なエキゾチックな雰囲気が漂っています。
その中でも有名なのは、グラナダのアルハンブラ宮殿、コルドバのメスキータ、セビージャのアルカサルです。
5.かわいい白い村巡り!
地中海沿岸には白い村々が連なります。
白い壁に鮮やかな花がかわいらしく映えるこの村では、何枚でも写真を撮りたくなってしまいます。
アクセス(列車) アクセス(バス)
マドリードから約1時間40分―約2時間 マドリードから約5時間
グラナダから約2時間半 グラナダから約2時間半―約4時間
セビージャから約40分―1時間20分 セビージャから約2時間
イスラム教徒が占領していたイベリア半島の土地の首都はここコルドバでした。
その後キリスト教徒によりコルドバは奪還されましたが、当時のイスラム文化は今もなお色濃く残っており、その象徴がメスキータです。
またコルドバのもうひとつの魅力は、白い壁と鮮やかな花々のコントラストです。
旧市街に入ると一見他の都市とあまり変わらない印象ですが、メスキータがあるあたりまで進んでいく道中は、白い壁に飾られた鮮やかな花々が出迎えてくれて、中に進めば進むほど、この街の魅力を発見することができます。
イスラム支配時につくられた、約2万5000人を収容可能なモスクです。
内部は「円柱の森」と言われていて、白と赤を交互に組み合わせたアーチが全体に広がり、他のイスラム系建築とも異なりコルドバならではです!
どこまでも同じ光景が続く内部はまさに「円柱の森」に迷い込んだような感覚をもたらします。
かつては1000本以上の柱があったらしいですが、現在は約850本のようです。
(入場料:10€ 2018年2月現在)
メスキータの北側は迷路のような入り組んだ道が広がるユダヤ人街です。
このエリアの特徴は建物の白い壁に小鉢がつるされ、そこから色鮮やかな花が道を彩っていることです。
各家庭にはパティオという中庭があります。
私が訪れたのは2月半ばで温かくなり始めた頃だったので、こんなにきれいに花が咲いているのかと思いましたが、基本的には一年中季節に合わせて異なる植物で彩られているとのことですので、季節問わず楽しめるものだということが分かりました。
特に5月に行われるパティオ祭りでは、各家庭が自慢のパティオを競い合い、多くの観光客でにぎわう一大イベントです。
地元の人によると、確かに5月は温かくたくさんの植物が咲くらしいのですが、あまりにも観光客が多くゆっくり楽しむことができないため、逆にオススメができないとのことでした。
コルドバのパティオを楽しむにはちょっと時期を外して行ってみるのがいいかもしれません。
・コルドバの朝食の定番
地元の人によると、コルドバは「シャイな街」らしいです。