クエンカ・コンスエグラ・トレド ~マドリードからオススメ日帰り観光~ | スペインの旅行記

支店
渋谷
福岡

クエンカ・コンスエグラ・トレド ~マドリードからオススメ日帰り観光~

エリア
クエンカ
/スペイン
テーマ
街歩き
時期
2018/1/19~2018/1/22
投稿日
2018/2/5
更新日
2020/7/24
投稿者
エスティワールドスタッフ

今回は首都マドリードの南にある、カスティーリャ・ラ・マンチャ地方の街をいくつか紹介します。ここは「ドン・キホーテ」の舞台になった場所で、青空の下平原が果てしなく広がり、その中には古都のトレド、風車が有名なコンスエグラ、「魔法にかけられた町」と称されるクエンカなど、見所がたくさんあります!

どの町もマドリードから比較的近いので日帰りで観光に行くことができますよ♪

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  • ☆魔法にかけられた町 クエンカ

    • 宙づりの家

    • 夜の町並み

    • カテドラル

    マドリードから高速列車で約一時間、バスで二時間から二時間半のところにあります。

    ここは大地を河川が浸食してできた巨大な断崖の上に町が作られました。

    町を歩くとアーチの形をした出入り口をいくつか見ることができます。

    これらは中世において敵の侵入を防ぐための城壁だったとのことです。

    険しい断崖の上に町がある不思議な景観は「魔法にかけられた町」と称されるほど、一見の価値ありです!

     

    その中でも特にお勧めなのは、「宙づりの家」!!!

    まるで崖から家が飛び出ているような迫力満点な光景です!!

    現在、人は住んでおらずスペイン抽象美術館となっています。

     

    クエンカは日中の散策も良いですが、夜はライトアップされた小道がとてもきれいですので、お時間がある方はクエンカに一泊して、お昼と夜の異なる雰囲気を楽しんでみるのもお勧めです!!

  • ☆クエンカのパラドール

    • お部屋(一例)

    • 重厚感あふれる造り

    • 朝食レストラン

    • 橋の奥にあるのがホテルです

    もしクエンカに宿泊されるなら、ぜひパラドールに泊まってみてください!!

    パラドールとは、中世の宮殿、古城、修道院などの歴史的建築物を改装した国営ホテルです。

    クエンカのパラドールは元々修道院でした。

    よってホテルは重厚感と気品あふれる造りになっていて、一度は泊まってみたいホテルです。

    ロケーションも抜群で、クエンカ一番の観光スポット「宙づりの家」から徒歩約5分のところにあります。ホテルを出るともう目の前には「宙づりの家」が見えます。

    ホテルの前にある橋を渡り道なりに上り坂を進んでいくと、町の中央広場と大聖堂があります。

  • ☆風車の町 コンスエグラ

    • カスティーリャ・ラ・マンチャ地方の絶景

    • 風車の中のレストラン

    • タラのシチュー

    マドリードからバスで約二時間、トレドからバスで約一時間のところにあります。

    ここは11基の風車と古城が丘に一列に並び、丘の上からは青空と赤土の大地のコントラストが印象的なカスティーリャ・ラ・マンチャ地方ならではの町の絶景が見られます。

    ここの面白いところは風車の内部の見学ができたり、風車のレストランで食事をとることもできます。

    中はこじんまりとした可愛らしい造りです。

    料理は郷土料理を提供してくれます。写真はトマトベースのタラのシチューです。

    素朴ですがタラの出汁がよく出ていてとても美味しいです。

    風車の中での食事は特別ですよね。ぜひお試しください!

  • ☆スペインの古都 トレド

    • サン・フアン・デ・ロス・レジェス教会 1階

    • サン・フアン・デ・ロス・レジェス教会 2階

    • セファルディ博物館

    • セファルディ博物館

    他の旅日記でトレドについては記載していますので、今回はまだご紹介していないお勧めスポットについて説明します。

    トレドは1561年までスペインの首都でした。

    そしてこの町の特徴は、長い年月の間にイスラム、キリスト、ユダヤの3つの異なる宗教が共存していたことです。

    その結果、現在も町にはあらゆる文化の建築物がありとても興味深いです。

     

    「サン・フアン・デ・ロス・レジェス教会」

    1476年にスペインがポルトガルとの戦いに勝ったことを記念して建てられました。

    キリスト教、イスラム教などのあらゆる要素が調和した教会です。

    1階は美しい彫刻とアーチをふんだんに使った優しい雰囲気で、

    2階に行くと対照的に色彩豊かな木材の格天井になっています。

     

    「セファルディ博物館」

    ムデハル様式(キリスト教とイスラム教の要素が融合された様式)のユダヤ教会です。

    この博物館がある場所はトレドの旧ユダヤ人街の中心です。

    細かく繊細な彫刻と鮮やかな多くのステンドグラスがとても綺麗です。

     

    トレドとコンスエグラは同じ方向にあるので、一日に両方観光することも可能です。

  • ☆トレドのブティックホテル カサ・デ・ルシア

    • 地下の音楽が聴けるスペース

    • お部屋(一例)

    6部屋のブティックホテルで、ホテルになる前にはスペインが誇る天才ギタリストのパコ・デ・ルシアが実際に住んでいた家でした。

    ロビーを抜けると外からの光が入る吹き抜けの天井が迎えてくれます。

    6部屋はそれぞれ異なるコンセプトでできており、木材の温かみある雰囲気の中にもスタイリッシュな要素もあります。

    地下にはパコ・デ・ルシアの音楽を聴くことができるスペースがあります。

    そして、トレド中心地にあるので街の散策には最高のロケーションです。

  • ☆トレドのワイナリー

    トレドの中心地から車で約30分のところにある、Finca Loranqueというワイナリーです。

    とても歴史が古く18世紀にはじまり、現在でも当時と同じ建物を使っています。

    ここでは赤ワインのみを生産しています。

    8-9月にかけて機械を使わずに手作業でブドウを収穫し、最終的に一年に約150本のワインを作っています。

    本数を聞くと少なく感じますが、その分手が込んだ質の高い製品となっています。

    最初に約30分ワインができるまでの過程を説明し、

    そのあと異なる3種類のワインのテイスティングをします。

    飲み方、香りの楽しみ方などを丁寧に教えてくれます。

  • ☆ぜひカスティーリャ・ラ・マンチャ地方へ!!

    • トレド 夜のカテドラル

    • トレド お昼のカテドラル

    スペインには今回紹介させていただいたような魅力あふれる町がたくさんあります。

    マドリードから日帰りで行けるというのが大きなポイントです!!

    マドリードは首都であり、活気があふれ、大きな美術館もたくさんあり見所満載ですが、

    もう一日滞在を伸ばして頂くと、今回ご紹介したクエンカ、コンスエグラ、トレドにも行くことができ、マドリードとは異なるスペインの一面を楽しむことができます。

    スペイン旅行をお考えの際は、ぜひマドリードにも滞在してこれらの町を堪能してください!