情熱の国スペイン ~古都トレド編~ | スペインの旅行記

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情熱の国スペイン ~古都トレド編~

エリア
トレド
/スペイン
テーマ
世界遺産
時期
2014/11/05~2014/11/05
投稿日
2014/11/8
更新日
2017/10/6
投稿者
佐々木 隼平

HOLA♪

ヨーロッパでも大きい国で有名なスペイン。

数ある都市の中で、今回は数ある宗教が入り混じり、その歴史の濃さと街並みから世界遺産地区ともなった、古都トレドの魅力について掲載させて頂きます。

合言葉は、有名ですよね?

『もし、1日しかスペインに居られないのなら、迷わずトレドへ行け』

それでは、行ってみましょう!!

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    トレドは首都のマドリッドのアトーチャ駅から電車でおよそ片道30分程度で、料金は片道€10~€12です。

    バスでも行くことはできますが、今回は電車でチャレンジしてみました!

    そんなに遠くないので日帰りで充分♪ 今回はこんな時間帯の列車を買いました。


    ・マドリッド10:20→トレド10:51

    ・トレド17:25→マドリッド17:58


    見る観光箇所にもよりますが、このくらいあれば充分に楽しめます!

    駅に着くと、構内はステンドグラスでいい雰囲気♪ 旧市街までは少し歩きますが、10分程度を道なりに歩くとつきます。駅にはインフォメーションもありますので、地図を受け取って準備万端!!入口はタホ川に架かるサン・マルティン橋。この時点で芸術的で入る前からワクワクします! ちなみにタホ川では釣りもできるようです!興味があって調べたのですがトラウト系が釣れるみたいです。今度は釣り竿持参したいと思います!


    さて、それでは橋も渡り街へ!!


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    街の中へ入ると登ったり下ったりと坂が本当に多いです。

    ですがそれもまた街の雰囲気を良くしてくれます。


    まず訪れたのが「カテドラル」 云わば、現在のカトリックの中心となっている建造物です。

    中に入ると、壁の絵や彫刻のスケールの大きさに圧巻でした。

    入るためには向かい側にあるお店でチケットの購入が必要です。


    このカテドラルは、1227年に着工され、1493年に完成、約250年もの年月を経て建造されました。この手のものが好きな方は必見です!!!



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    次に訪れたのが、エル・グレコ美術館。

    エル・グレコは16世紀から17世紀にかけて、活躍した画家でベラスケス、ゴヤとともにスペイン三大画家の一人に数えられています。

    実は面白いことに「エル・グレコ」は名前ではありません。グレコはギリシャ人という意味で、エルはスペイン語の男性定冠詞がついて、エル・グレコです。つまりあだ名です。

    本名はドメニコス・テオトコプーロスで、実際に、エル・グレコは晩年まで自分の作品にサインをしていたのは本名のギリシャ語でサインをしていたようです。館内は撮影禁止のため、外からちらっと看板だけ。。。笑


    そろそろお腹が空いてきました。

    お待ちかねのお時間です。街を歩いているとけっこうレストランがあり、今回は坂道で足が限界だったので、近くのレストランを利用しました。


    私が頼んだのはオニオンスープと豚肉のステーキ。

    スペインのランチの相場はだいたい€10~€15程度で、ただ量がとんでもないんです。

    一歩間違えると、普通に暮らしている日本人には到底食べきれない量が出てきます。メニュー選びは慎重に♪  ただ基本的には何を頼んでもおいしいので、食に関しては何も心配することはありません!9日間の滞在でお腹が弱い私でも一度も悩まされませんでした。

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    昼食を終え、かわいい街並みを歩いていると、「MAZAPANES」という表記をよく見かけます。

    これはトレドの郷土お菓子で、修道院に暮らしていた修道女(マザー)が作っていたパンという由来があるようです。アーモンドの粉にお砂糖や穀物等の材料を混ぜて、型に入れたり、こねたりして焼いたお菓子です。


    一言で言うと「甘い」

    二言で言うと「素朴で甘い」


    …結果、甘いです。けっこう日持ちもしそうでしたので私は購入してみて日本で食べました。賛否両論ありましたが個人的にはお勧めのお土産です。


    さて、しばらく歩いていると人だかりが…

    クリスト デ ラ ルスのモスクに到着です。1000年ほど前に建てられたモスク「ビーブ・マルドン」がキリスト教の「光のキリスト聖堂」に転用した建物だそうです。

    入場料も€2.5と安く、近くには喫茶店もあります。景色も良い場所なので、お勧めです。この時期だと、クルミがなっており、拾って食べている人の姿も見られます。笑


    けっこう日も傾いてきたので、寄り道をしながら駅へ向かいます!

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    観光も終盤、帰りは少し違うルートを通って駅へ。


    何やら門が見えてきました。 入ってみると神聖ローマ皇帝のカルロス5世の像が凄まじい表情をして立ってました。

    ヨーロッパで観光をしていると良く耳にする名前なので、チェックしておくことをお勧めします。


    カルロス5世を後にして歩いているとなんとそこにはエスカレーターが!

    正直びっくりしましたが、ここまで来ると嬉しいです。

    迷わず飛び乗り、楽ちん移動♪ 降りてから駅のほうに歩き、少し時間があったので、サン・マルティン橋で休憩をし、列車にてマドリッドへ帰ってきました。


    トレドの感想としては、日帰りで充分に楽しめますので宿泊は特にこだわりがない限りは必要ないかなって思います。

    ただ、パラドールは南側の高台に立っており、景観が絶景なので宿泊するならパラドールをお勧めします。


    写真はないですが、図書館や国会の建物等も雰囲気が出てており、街を歩く楽しみがここにはあります。ぜひスペインを訪れる際にはトレドという街へ足を運んでみてください。またスペインへ行く機会があれば訪れたいなと思える街でした。


    最後までお読み頂き、ありがとうございました。

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