思い起こせば、2007年6月・・・ 『2010年の夏休みには絶対にスペインへ行こう!』 と心に誓いました。 そして、ようやく実現した今回のスペイン旅行♪♪♪ STWの中でもスペイン大好きメンバーの一員である私ですが、 なぜ2010年スペインなのか!?というと・・・ 以前スペイン研修で訪れた際、観光できなかった見所がいくつか2010年に完成すると教えてもらったからです! だから今回の夏休みは、とても気合いが入りまくりのスペイン大周遊をしてきました! まずは、スペインといえば『アンダルシア』でしょ! そんなアンダルシアの素晴らしい魅力的な3つの都市を紹介させていただきます!
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皆さまご存じですか!?
残念ながら日本からスペイン行きの直行便の飛行機は運航がないのです・・・。
そのためスペインまでのフライトは、どこかの都市を必ず経由します。
今回は日本からスペインまで最短で到着することが出来るフィンエアーを利用し、最もスペインらしい雰囲気を感じることの出来るアンダルシア地方の『マラガ』へ向かいました。
フィンエアーの乗り継ぎ地は、ヘルシンキ!
ヘルシンキと言えばムーミンやオシャレなグラスなど・・・♪
私はヘルシンキの空港は2度目の利用ですが、やっぱり今回もムーミングッツが揃うお店をチェック!!!
皆さんも・・・きっと日本では販売していない可愛いムーミングッツを見たら買わずにはいられませんよね!
それと今回は、ちょっと優雅にヘルシンキ空港内のビジネスラウンジを利用し、のんびり乗り継ぎ時間を過ごしました。
なんとビジネスラウンジの隣りには、スパもあります。
乗り継ぎ時間を利用してスパで汗を流して、さらにラウンジのマッサージチェアーでのんびりするなんて・・・考えただけでも楽しい乗り継ぎ時間が過ごせそうですよね♪
ラウンジではサラダやパンやケーキのほか日替わりスープなどあり、ソフトドリンクやアルコール類なども豊富で、ホテルのようなワクワクしてしまう雰囲気!
たまには、こんな優雅な乗り継ぎ時間の旅もしてみませんか!?
(写真:左)出発は大雨で、出発できるかドキドキでした・・・。
(写真:中央)ヘルシンキ空港内のラウンジでお食事♪
(写真:右) フィンエアーのエコノミークラス
ピカソが生まれた街で有名なマラガは、太陽の海岸コスタ・デル・ソルに位置しています。
コスタ・デル・ソルって・・・ジブラルタル海峡のタリファから東のアルメリアまで約300mの地中海沿岸地域のことを言います。
そんなマラガは年間300日以上が晴天で、リゾート気分を満喫するのにぴったりの場所です!日本人はアンダルシア地方というと、グラナダやセビリアやコルドバへ行かれた方が多いのですが、実はマラガもアンダルシアのオススメ穴場的存在かも・・・♪
(写真:左)朝は丘までお散歩したい♪
(写真:中央)丘の上のパラドールからの見たいマラガの絶景
(写真:右)ヒブラルファロ城の展望台からは闘牛場もよく見えます
【アルカサバ】
旧市街の端にはアルカサバがそびえます。古代ローマの要塞の跡に、11世紀モーロ人によって築かれたようです。二重の城塞で囲まれた要塞の中央部には3つのイスラム式庭園と宮殿の一部が残されています。
【ヒブラルファロ城】
アルカサバの奥には14世紀の城塞が続きます。
ここはかなりの急坂を延々と登ることになりますので、絶対に運動靴を履いていないととってもきついです・・・。私も前日の寝不足と飛行機の疲労と暑さで、何度かくじけそうになりましたが、どうにか頑張って登りました。 でも登りきると頂きに立つパラドールから絶景が待っていますよ♪
(写真:左)よーく見てください。この坂道は、ずっと続きます・・・。
(写真:中央)要塞からの街の景色は、最高に美しいです♪
(写真:右)イスラムっぽい雰囲気が出てきました!
宮殿には馬蹄形アーチや幾何学模様が施され、噴水もあって、まるでプチ・アルハンブラのような場所に入り込んだようです。
庭園も、もちろんアラブ風で素敵♪
現在、アルハンブラ宮殿は工事中。。。それではいつもとても混雑した宮殿内。。。
それに比べてマラガは、ゆっくり混雑を避けて庭園も観光出来るのが嬉しいですね。
(写真)庭園内
マラガに来たならば、ピカソ美術館へ!
2003年にオープンしたばかりのピカソ美術館は、16世紀の建物をとてもモダンに改されているので、一瞬美術館かどうか分かりませんでした!
高級ホテルマンのようなブラックスーツの職員にセキュリティ・チェックをされます。館内は撮影禁止!そのためカメラに関しては、番号札と引き換えに預けなければならないので、帰りは忘れないようにしましょうね!・・・私は、うっかり忘れてしまいましたので(笑)
美術館内は経路を案内してくれる職員さんがたくさんいました。今年は南仏でピカソの絵をたくさん鑑賞したから、ほんの少しだけピカソ通になった私ですが・・・やはりピカソの芸術は難しいものですね。。。
すぐ近くにはピカソが子供の頃に住んでいた家もあります。
(写真:左)片方が未完成のカテドラル
(写真:中央)よく見ると、可愛いワンコがこんにちわ!
(写真:右)ピサソ美術館入口
マルケス・デ・ラリオス通りには、ショッピング通りでいろんな店並んでいます♪
我がスペイン通のT師匠に、『マラガの旧市街のBAR(バル)は、どこも旨かった!』と教えを受け、とっても楽しみにしていた夕食のバル巡り♪
・・・が、ヒブラルファロ城を歩く回ったため疲れ切ってしまい、バル巡りは諦めることにしました。地元の人で賑わっている1軒でゆっくり食事をしました。
やっぱりスペイン!どれもご飯がおいしかった!!!
そして我が師匠の教えの通り、タピータ(タパスを小皿で出してもらう頼み方)とティント・デ・ベラーノ(赤ワインのレモネード割というサングリアの安いバージョンで、とっても飲みやすい)をしきりに連呼して、スペイン2日目から酔っ払いと化してしました・・・。
(写真:左)バルの外で立ち飲みも、粋で良いですね!
(写真:中央)タパスはケースから指差して注文できるので安心。
(写真:右)とっても美味しいエビのアヒージョ
マラガ・マリア・サンブラーノ駅は、地上階がAVEや特急列車の発着する長距離ホーム、地下がトレモリノス行きなどの近郊線セルカニアスのホームになっています。
駅はショッピングモールと繋がっていてレストランなどもたくさんあります。
街の中心マルケス・デ・ラリオス通り近くまでは、徒歩30分程度かかります。少し離れているので、駅の北側にあるバスターミナルから4番のバスに乗ってマリーナ広場まで行くことをお勧めします。
(写真:左)マラガ マリア サンブラーノ駅
(写真:右)駅のショッピングモール
マラガのバスターミナルではインフォメーションの窓口もあり、インフォメーションで希望の行き先を告げるとバスの会社と番号を案内してもらいえます。
バス会社はたくさんあり、全てスペイン語での表記で何処でチケットを購入すればよいか分かりづらかったです。
また人気のルート(マラガ→グラナダ間など)は大変混雑していてバスチケットを購入する際、希望時間で取れないこともあるようです。
そのため、バスは事前に日本で購入されることをお勧めします。
(写真:左)今回利用したALSA社のバスチケットカウンター
(写真:中央)マラガ~ネルハまでのチケットをGET
(写真:右)バスターミナル内
マラガからネルハまではバスで約1時間30分くらいで到着します。
ネルハは・・・Nerja(ネルハ)の語源は、アラブ語の「湧き出る泉」とか云われています。
海岸と山の間に挟まれた、岩場の上に造られた白い町。
ネルハの見所は、地中海に張り出した展望広場「ヨーロッパのバルコニー」と
国の重要文化財に指定されている「ネルハの洞窟」(鍾乳洞)です。
(写真:左)白壁の街並みにレストランがいっぱいです。
(写真:中央)なんだか牛の看板もいっぱいです。
(写真:右)フラメンコの衣装がたくさん売っていました!ついつい欲しくなっちゃう♪
Playa de Calahonda(カラオンダ・ビーチ)
Playa La Calahonda(カレティーリャ・ビーチ)
ヨーロッパのバルコニーの両側には、くぼんだ岩場を利用した2つのビーチがあります。
地元の人々と観光客が共に楽しむ憩いの場でした。
うしろに続いているやしの木に囲まれた道が、アリカンテの遊歩道があり、トロピカルなリゾートチックな雰囲気もあり、こじんまりとした海辺の町という雰囲気が感じることが出来ます。
(写真:左)ヨーロッパのバルコニーに続く遊歩道
(写真:中央)Playa de Calahonda側です
(写真:右)ここにある古ーい大砲は、その昔、海から攻め込んでくる敵を攻撃するためのものらしいです。
ネルハから約3km離れたネロという町には、ネルハ洞窟があります。
洞窟への移動手段は・・・マラガからネルハ行きのバスで洞窟まで直接行くことも出来ますし、ネルハからほぼ1時間おきにバスも運行されています。
そのため、マラガから移動する場合は先に洞窟までバスで移動してしまうほうが楽に観光出来るでしょう!
ネルハ郊外にあるネルハ洞窟は、1959年に発見された鍾乳洞です。おおよそ2万年前の旧石器時代にはクロマニヨン人が住んでいたとされ、当時の壁画や住居跡見学できます。
その洞窟の中は、かなり広くて見事な鍾乳洞!
中は大変広くいため1周すると1時間くらいかかります。
ひんやりしているのかと思いきやそうでもなく、湿度が高めな感じでビックリしました。
そして、雨が降っていた外より暖かい・・・涼しくない鍾乳洞なんて初めてですよ!
(写真:左)ネルハ洞窟入口
(写真:中央)神秘的な鍾乳洞内
(写真:右)いろいろとライトアップされていて素晴らしい雰囲気でした。
ネルハから山道をバスで20分行くと、碧の地中海をバックにしてフリヒリアナの町が出てきます。
今回もっともアンダルシア地方観光で、行ってみたかったフリヒリアナは・・・かつて「スペインで最も美しい村」に選ばれた場所!!!
計画段階で白い村で最も有名なミハスも考えましたが、ミハスもきれいなところだけど、ツアー客も多いので却下。
何年か前にフィガロで見た白い美しく可愛いフィリヒリアナの景色に魅了されて、こちらに行きたくなりました。
結果、大正解♪
フリヒリアナは、自分で思い描いていたより、大きな村でした。
ネルハからのバスは1日数便しか運行がないため、タクシーで移動することをお勧めします。私はたまたまバスが到着していたので乗車しましたが、約20分の移動でした。バスは乗車する際に、バス代金を支払います。
タクシーで移動して、フリヒリアナの街中心へ向かう途中にある可愛らしいポストが立ち並ぶ場所で写真を撮ることをお勧めします。
バス移動は、街の中心までノンストップのため、フィガロで載っていた可愛らしいポストが立ち並ぶ場所で写真撮影が出来ないのが残念でした。
(写真:左)バスはインフォメーション前に到着します。
(写真:中央)可愛いインフォメーションの看板
(写真:右)メインストリートへGo!
フリヒリアナは、本当に綺麗に整えられた村で感動の連続!!!
真っ青な空、白い町並み。
まさにこれ。
これが見たかったのです。
ゴミがほとんど落ちていない村で、まるで1枚の絵はがきを見ているようでした。
メインストリートのレアル通りを中心に、小さな坂道や階段が延びてきます。
よく手入れされた白い壁、窓辺を飾る真っ赤なゼラニウス、モザイク模様の石畳の小道。
干している洗濯物すらも、何だかかわいく見えてしまいます。
これだけの美しさを維持しようと思ったら、村人の努力と愛情が日々込められ続けているのかなって思います。
(写真:左)坂の多い村は足元の石が意外とツルツルすべります。
(写真:中央)なんでこんなに白いの!っというぐらい白い壁
(写真:右)坂が多いので美しさを味わうのに汗だくだくですが、こんなに素敵な町なら汗だくでも全然ok!
フリヒリアナの街中は、どこもきれに花が飾ってある。
壁に触れてみると、ものすごい日差しの中なのに全然熱くなっていないのに驚きました。
むしろひんやりするくらいです。
坂とこの細い路地を地図を持たずに、気の向くまま自分が行きたい方向へうろうろしているだけで本当に楽しい場所です!
(写真:左)本当にどこの家も玄関扉が可愛い!この家が一番お気に入りでした❤
(写真:中央)ファティマの手のドアノブ。
これは悪魔から身を守るシンボルみたいです。
(写真:右)お土産屋さん。陶器を並べた雰囲気が可愛いですよね!
しつこいようですが、
青い空に海、そして白い町。
思い描いていたとおりのスペインの素晴らしい風景。
街歩きをしていたら、あっという間に夕方になりました。
坂を登りきったところにはEl Mirador(展望台)というカフェテラスがあります。
そこで町を一望しながら、ランチタイムも素敵ですよね!
(写真:左)ここからの写真スポットが一番お気に入りです。
(写真:中央)カフェテラスからの景色
(写真:右)町へ向かう途中の可愛いポスト♪
今回マラガには2泊宿泊しました。
そこで選んだホテルが・・・大聖堂や主要なショッピングエリアには絶好の場所に位置するAc Malaga Palacio Hotel。
外観がモダンな造りですが、お部屋はシックで落ち着きがある雰囲気の4つ星ホテル。
このホテルのお勧めは客室からカテドラルのライトアップが一望できるし、屋上のプールからは夜になると市内の街並みを眺めながら楽しめるプールバーがあることです。
アクティブに市内観光をされたい方に、お勧めのホテルです。
(写真:左)ホテル外観
(写真:中央)ツインルームの客室
(写真:右)オシャレなプールバー