シェリーの本場でシェリーに酔う | スペインの旅行記

支店
渋谷
福岡

シェリーの本場でシェリーに酔う

エリア
コスタ・デル・ソル
/スペイン
テーマ
街歩き
時期
2009/9/14~2009/9/21
投稿日
2009/10/6
更新日
2020/6/26
投稿者
エスティワールドスタッフ

今回マラガで開催された第六回【MALAGA CITY BREAK 】という欧州各国の旅行業界関係者が一同に集まる大商談会に参加をしてきました。 思い起こせば15年前フラフラとスペインを彷徨ってこの地方を訪れ、食と人と酒に感激し スペインサイコー!と スペインLOVEなった記憶が蘇ります。 スペインのアンダルシア地方と言えばセビーリャ、コルドバ、グラナダがメジャー級の観光地ですが、本場スペインでの観光地としては圧倒的にコスタ・デル・ソル(太陽海岸)がメジャー! そうアンダルシア観光といえばビーチリゾートなんです。 今回はコスタ・デル・ソル観光のゲートシティーになるマラガで仕事を済ませその後 アンダルシア地方の最南エリアのコスタ・デ・ラ・ルス(光の海岸)の中心都市【カディス】に加え、シェリー酒の本場【ヘレス・デ・ラ・フロンテーラ】を訪れてきました。 アンダルシアの隠れた観光都市に感激し改めてスペインの魅力に取り付かれたレポートを自称STWイチのグルメ特派員がご紹介します。

スタッフおすすめ!お得ツアー

情熱の国スペイン!王宮、名画、ショッピングにグルメが楽しめる街マドリッド☆料金重視のお手軽フリープラン5日間≪関空発着カタール航空≫

大阪発

情熱の国スペイン!王宮、名画、ショッピングにグルメが楽しめる街マドリッド☆料金重視のお手軽フリープラン5日間≪関空発着カタール航空≫

日数:5日間  
旅行代金:160,800円~282,800ツアーはこちら

  • パラドールへ直撃取材敢行

    実はマラガへ訪れる前は肌寒いパリに寄っていました。2日間滞在したパリではエッフェル塔はおろかシャンゼリゼ、凱旋門、オペラ座・・ここはパリですっ!モノはなに一つ目にすることなくひたすら仕事に追われ、吸い寄せられるようにマラガへ到着。

    マラガへ到着したら抜けるような青空に心踊りまくりです。この抜けるような青空こそアンダルシアでしょう!とテンション全開です。
    スケジュールの合間に無理やり空き時間を作ってマラガで日本人観光客にも人気のパラドール【マラガ・ヒブラルファロ/MALAGA GIBRALFARO】へアポなしでGO!ホテル施設を見学させてもらいました。

    パラドールといえばスペイン国内にいくつもある国営ホテル。日本人観光客にも人気の宿泊施設です。ここマラガには二つパラドールがあるのですが今回行ったのは旧市街のヒブラルファロの丘の上 アルカサール(城壁)の前にそびえる4ツ星の【パラドールヒブラルファロ】です。

    中世の古城のような雰囲気のホテルは眼下にマラガの市街を一望できる素晴らしいロケーションです。客室は広めの作りで開放感抜群!レストランは地元の人が予約をして訪れるなど人気高しです!市内中心部からタクシーで10分ほどとアクセスも良く利用しやすいパラドールです。

    写真左:パラドール外観
    写真中:パラドールの入り口
    写真右:広めの作りの客室

  • マラガってこんな街

    マラガの旧市街中心部にどぉ~んとそびえるカテドラル!スペインに限らずヨーロッパの街には良くある風景です。まあ幾度となく目にしてきた良くある風景だと思って普通にスルーをしてました。

    がっ!よくよく考えれば旧市街(OLD TOWN)とは言え何百年も前の建物がごく自然な感じで街の風景に溶け込んでる・・・日本ではあまりない風景です。改めてすごいなぁ~【ヨーロッパ】って、 と感心した瞬間です。

    マラガの街は15年前に訪れたときと激変しておりびっくりしました。旧市街とはいえ街の雰囲気は維持しつつも新しい建物が軒を連ねておりました。迷路のような急市街をウロウロするのもヨーロッパならではの楽しみ方です。

    写真左:カテドラル外観
    写真中:マラガの旧市街に現れた目抜き通り
    写真右:旧市街の中に突如現れた広場

  • 今宵のバル(BAR)を探して

    マラガの旧市街散策のもう一つの目的はズバリ BAR(バル)探し!スペインの夜といえばバルに始まりバルに終わると勝手に決め付けてますので、バルのはしご目的でイケてそうなバルを探しました。

    旧市街の裏路地にはこじんまりしたバルから観光客で賑わうバルまで様々。
    どうせなら数件はしごして飲み比べてやろうと思っていたのですが生憎時間もなく、地元の人で賑わっているバルへGO!

    過去のスペイン旅行で覚えた タピータ(タパスを小皿で出してもらう頼み方)を連発して あれこれ食しましたが 涙が出るほどうまい!色々食べたんですが食べるのに夢中で写真が一枚もございません・・・

    お酒も サルベッサ(ビール) ティント・デ・ベラーノ(赤ワインのレモネード割というサングリアの安いバージョン) シェリーと 片っ端から堪能致しました。
    バルのおじさんとの会話とおいしいお酒とタパスに夢中になりすぎて写真が一枚も残ってないというグルメ特派員失格の失態です・・・

    写真左:ピカソ美術館前の路地
    写真中:バルがひしめく裏路地
    写真右:観光客より地元の人で賑わっていたバル

  • カディスってこんな街①

    マラガでの業務を終えコスタ・デル・ソルを西へスペインの最西端の海岸 コスタ・デ・ラ・ルスの中心都市 【カディス】へ行ってきました。

    カディスはスペイン建国時から栄えるアンダルシアの港湾都市。目と鼻の先がアフリカ大陸ということもあってか、他のアンダルシアの町とはどことなく雰囲気が違います。 夏場の観光シーズンも終わり訪れたときには観光客は少な目で地元の人がのんびりと街に繰り出して過ごしていました。
    街の通りを一歩裏へ入るとタイムスリップしたかのようなひっそりとした佇まいでなんとも言えない雰囲気が漂います。マラガやアルへシラスといったアンダルシアとの港湾都市はまた違うそんなステキな街です。

    写真左:カディスの海沿いのプロムナード
    写真中:カテドラル周辺の広場
    写真右:カテドラル前のバル

  • カディスってこんな街②

    写真左:カディスの街並み
    写真中:カディス市庁舎前広場
    写真右:カディスの繁華街

  • シェリーの香りに誘われ

    やってきましたよ今回の出張の最終目的地 ヘレス・デ・ラ・フロンテーラに。シェリー酒の故郷です。シェリー酒はスペインでは Vino De Jerez (ビノ・デ・ヘレス) ヘレスのワイン というくらいでヘレスで生産される有名なワインの一種です。ワインの製造過程でブランデーを加えて作るちょっと変ったお酒です。日本でも食前酒などで口にすることがありますが、ワタクシは15年前この地を訪れ【ボデガ】 と呼ばれる ワイナリーでシェリーを口にしその美味しさに感激しました。

    今回の訪問はまさに15年の時を経ての訪問ですのでちょっと感慨深いものがありました。あのときのシェリーの味よ再び! ということで ボデガ(ワイナリー)を訪問しました。

    シェリーには大きく分けて4種類あるのですが簡単に言えば 軽い口当たりのドライタイプから 甘いとろりとした口当たりのクレアム まで段階があります。 私はドライタイプのシェリーをキンキンに冷やして飲むのが一番好きです。

    ボデガでは英語になりますがガイドツアーも実施されており醸造過程から樽蔵など見学でき最後には
    出来立てのシェリーの試飲ももちろん可能です!

    写真左:今回訪れたボデガ
    写真中:シェリーの香りが漂う
    写真右:ボデガの中のパティオ
     

  • シェリーの香り漂う街並み

    ヘレス・デ・ラ・フロンテーラの街はシェリーで有名とは言えいたってのんびりしています。旧市街はまさに中世の街並みがそのまま残っていて、ただひたすら散歩するにはもってこいの街です。アンダルシアの田舎にはこういう風情のある村がたくさんあります。

    写真左:ヘレスのカテドラル
    写真中:ヘレスの街並み(日曜日で静か)
    写真右:シェリーといえばTIO PEPEというくらい有名なゴンサレスピアース社のボデガ

  • 仕事してないわけじゃないですよ

    なんだかこのままこの日記を終わってしまうとマラガで一体何をやっていたんだといわれそうなので
    ちょこっとだけマラガで参加した【MALAGA CITY BREAK】をご紹介!スペイン各地から現地の旅行会社、ホテルなど旅行関連の業者が集まり、それを日本を含めた世界各国から集まったバイヤーたちが、仕入や今後の取引などの商談を行います。

    本来こちらから気になる出展者のブースへ出向いて交渉のはずが、なぜか私というか弊社専用のブースが設けられており、逆に怒涛のセールス攻めに。。。
    EnglishもSpanishも さしておぼつかない私は 苦し紛れのSpanglishで応戦・・・ やはり語学は大事と痛感させられたのでした・・・

    写真左&中 マラガのシティーブレイクコンベンション会場
    写真右:コレがブース ここで日中次から次に商談会