先ほどのホルス神殿があるエドフから、さらに南下。。。
エジプト最南端の暖かい街、アスワン へやってきました。
元々交易で栄えた街でもあり、ナイル川に浮かぶ
帆船 ”ファルーカ”の景色でも有名な街です。
そんなアスワン地区に存在する、「ナイルの真珠」とも呼ばれる
イシス神殿についてご紹介していきます!
このアスワン地区では、1964年に水の安定供給と発電を目的に
アスワンハイダムという大規模なダム建設が行われました。
そのため、いくつかの遺跡もダムの底に沈むとされていましたが
ユネスコの全面支援のもと、細かなブロックに分けられた
イシス神殿は、フィラエ島から現在のアギルギア島(呼び名はフィラエ島)に
移築されました。
こんな大規模な神殿を移築した、その一部始終を覗いてみたくなるくらい、
綺麗に移築がされており圧巻です...
古代エジプト信仰が残る最後の神殿として有名であり、
古代エジプト信仰はおおよそ、3000年もの間続いたといわれています。
ホルス神殿・イシス神殿の要所には
ホルス神・イシス神・オシリス神、ハトホル神、セト神の
レリーフが良く見られますが、一体どういった関係なのか...??
ざっくりとした5つの神の関係図はコチラ↓↓
セト神(弟) ←兄弟→ オシリス神(兄) ←兄妹であり夫婦→ イシス神(妹)
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(子) ホルス神 ←夫婦→ (子)ハトホル神
この関係図はぜひ旅行前におさえておくと
120%観光を楽しめること間違い無しです!!
この関係性がどうなるのかは、神殿のレリーフに刻まれております...
<イシス神殿 事前におさえるべき神>
イシス神、ホルス神、ハトホル神、オシリス神、セクメト神