他のドイツの街から列車で朝の09:00頃に着いて、17:00頃までの約8時間でベルリンをぐるっと街歩きしてきました。ベルリンの街は広くて見どころもたくさんありますが、街歩きがメインなら1日でも満喫できます!美術館や博物館、ショッピングを楽しみたい方は2~3日以上の滞在をおすすめします。
今回の街歩きルートはこちら↓
中央駅→ドイツ連邦議会議事堂→ブランデンブルク門→ユダヤ人犠牲者記念館(ホロコースト)→ポツダム広場周辺→テロのトポグラフィー→国境検問所チェック・ポイント・チャーリーの跡→カリーヴルストミュージアム→ジャンダルメンマルクト→オーバーバウム橋→イーストサイドギャラリー→テレビ塔→ニコライ教会→博物館の島→ベルリン大聖堂→ハッケシャーホフ
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旧東独時代の面影、近未来的なビル、緑豊かな自然、いろいろ複雑に混ざり合ってベルリンにはベルリンにしかない独特の個性があります。そして街を歩いていると、不思議なオブジェやアートが出現して飽きることがない。とっても面白い街です。
ベルリン中央駅は大きくてモダンなつくり。駅構内にはカフェ、スーパーなどいろいろなお店が入っているのでちょっとした買い物にも便利です。ツーリストインフォメーションもありました。
最初に訪れたのはベルリン中央駅から徒歩10分ほどのドイツ連邦議会議事堂。屋上にはガラス張りのドームがあり、事前予約をすれば入場できます。そのことをベルリンに向かう列車の中で知り、ダメ元でアクセスしたところ、ちょうど09:45からの予約をとることができました。入場料は無料で予約の証明(メール)とパスポートを提示して入場します。ドームの中はスロープがあり、上の方まで上ることができます。眺めもよくてなんだか貴重な体験。これはおすすめです。無料でイヤホンガイドを借りることができます。
ドイツ連邦議会議事堂の見学の後はブランデルク門へ。いろいろな道がありますが、お散歩気分で公園の中を抜けるルートが気持ちいいです。徒歩10分ほど。
ユダ人犠牲者記念館はブランデンブルク門のすぐ隣にあります。徒歩2分ほど。ユダ人犠牲者記念館は虐殺されたユダヤ人に捧げられた記念碑で、地下には情報センターがあります。
ユダ人犠牲者記念館から徒歩10分ほどでポツダム広場に着きます。ドイツ人の知人から、「ベルリンには富士山があるよ」と教えてもらい、ソニーセンターを訪れました。写真中央の白い傘のようなもの、これが富士山に似ていると言われているそうです。ソニーセンターの隣にはレゴランドがあります。右の写真はレゴで作られたキリンです。ポツダム広場周辺にはフィルハーモニーや絵画館など他にみどころもたくさんあります。
ポツダム広場から南東の方へ歩くこと約20分の場所にテロのトポグラフィーがあります。ここはゲシュタポと親衛隊本部があった場所でナチス時代の恐怖政治を伝える屋外展示場になっています。
テロのトプグラフィーの後ろにはベルリンの壁が残っていて、壁の割れ目から何か青いものが見える!?と思ったら、ベルリン名物のクマがいました。交差点の向かいにはカリーヴルストのお店や気球乗り場があって、なんとなくホッとします。
テロのトポグラフィーから国境検問所チェックポイント・チャーリー跡までは徒歩5分ほど。ここはベルリンが東西に分裂されていた時代に、東西の境界線上に置かれていた国境検問所です。係官に扮した方と記念写真を撮ったり、スタンプを押してもらったり、人気の観光地になっています。
国境検問所チェックポイント・チャーリー跡から徒歩2分ほどのところにカリーヴルストミュージアムがあります。ベルリン名物のカリーヴルスト。興味がある方はぜひ行ってみてください。
カリーヴルストミュージアムから北上して徒歩10分ほどのところにベルリンで一番美しい広場といわれるジャンダルメンマルクトがあります。コンツェルトハウスを挟んで似た形の教会、フランスドームとドイツドームが並びます。
ジャンダルメンメルクトのすぐ近くにチョコレートのリッタースポーツのお店、さらにそこから徒歩5分ほどでアンペルマンショップやニベアのお店もあります。このあたりにはホテル・ウエスティングランドがありますので、ここに滞在していれば観光に、買い物にも便利ですね。ここからブランデンブルク門も歩いてすぐ。
ちょうどお昼時でお腹がすいたので、Uバーン(地下鉄)に乗って人気のケバブ屋さん「ムスタファズ・ゲミューゼケバブ」へ行くことにしました。ホテル・ウエスティングランド近くのFranzösische Str.駅からムスタファズ・ゲミューゼケバブの最寄駅Mehringdamm駅まで地下鉄で6分です。ここのケバブは噂通りのおいしさです!同じ並びにカリーヴルストの人気店CURRY36もあります。
ケバブランチの後は、Uバーン(地下鉄)に乗ってイーストサイドギャラリーへ向かいます。Mehringdamm駅から途中乗り換えでオーバーバウム橋の手前のSchlesisches Tor駅まで約10分。オーバーバウム橋の手前はいい感じのカフェ「Wendel」や人気のハンバーガーショップ「Burgermeister」もあります。
オーバーバウム橋を渡るとシュプレー川沿いにイーストサイドギャラリーがあります。中央の写真はブレジネスとホーネッカーの「兄弟のキス」、日本をモチーフにした絵もありました。
イーストサイドギャラリーからテレビ塔のあるアレキサンダー広場の辺りへは、Sバーン(近郊電車)で移動します。イーストサイドギャラリーの最寄駅のOstbanhofからAlexanderplatz駅まで2駅、わずか3分です。写真左のテレビ塔とマリエン教会の建つ広場を博物館の島めざしてすすむと、左手に赤の市庁舎、その先が写真中央のニコライ教会です。ニコライ教会からさらに川の方にすすむと、写真右のようにベルリン大聖堂を望む通りにでます。この辺りのニコライ地区は雰囲気もよくて街歩きにおすすめです。
橋を渡って博物館の島に入ると、ベルリン大聖堂があります。ベルリン大聖堂は写真ではなかなかその迫力をお伝えできないですが、荘厳で迫力があります。天井のドームに上ることができます。5月のこの時期は大聖堂前の芝生が気持ちいいです。写真中央はベルリン大聖堂と同じ広場に面した旧博物館です。写真右は裏手から見た大聖堂。美しい木々に囲まれた撮影スポットです。
博物館の島には全部で5つの博物館があります。ベルリン大聖堂と同じ広場にある旧博物館と新博物館、写真左の旧ナショナルギャラリーと写真中央のペルガモン博物館、写真右のボーデ博物館です。
博物館の島からハッケシャーホフへは徒歩5分ほど。ベルリンには数多くのホフがあります。ホフとは建物に囲まれた中庭のことで、ハッケシャーホフは8つのホフからなる人気のスポットです。カフェや雑貨屋さん、ギャラリーなどおしゃれなお店が集まっているホフはベルリンならではでおすすめです。
ここまで旅行記を書いて気づいたことが。。。ベルリンでほとんどお金を使っていないです。入場観光したのは、入場無料のドイツ連邦議会議事堂だけで、あとはひたすら街歩き。使ったお金はランチのケバブ3.2ユーロと市内交通の1日券6.9ユーロくらいです。ベルリンは街がおもしろいから歩いているだけでも楽しめます。歩いていてふと振り返るとテレビ塔の先端が見えたり、いろいろな衣装をまとったクマのオブジェに遭遇したり、道端にアートな作品が点在したり、街全体が美術館?おもちゃ箱?みたいな街です。
ドイツ旅行を計画されている方はベルリンにも足をのばしてみると楽しさ倍増です。そしてパリやロンドンが好きな方はベルリンもきっと気に入りますよ!