北京空港から市内へは電車が便利!成田空港でいう京成スカイライナーのようなものが運行しています。
『首都機場快線』なるものが「北京首都空港」から「地下鉄東直門駅」を片道約25分、25元(≒325円)で結びます。
日本に比べると座席ピッチが少し狭いけれど車内はとても清潔で快適です!(売り子さんみたいな人はおりませんので早速ビールを飲みたい方あしからず)
そもそも旅先に北京を選んだのにはある小説がきっかけでした。浅田次郎著『蒼穹の昴』という小説で清朝末期の騒乱な時代を描いた歴史小説に感銘を受けてその世界観を体験してみたいという想いからでした。
北京自体は地下鉄も発達していて(東京メトロくらい路線があります)それらを利用して観光名所を巡ることも簡単にできます!
自転車自体はわりと簡単に借りることができます。レンタル料はなんと1日20元(≒260円)!!!
自転車で巡ることよって自由度も増し、何と言っても街の雰囲気を肌で感じることができました!
北京市内ではほとんど高低差がありません。また道路は碁盤の目のような東西南北に走っているので道も分かりやすいのが魅力です。
大きな道路では路上駐車が目立っていたのがやや残念ですが、ほとんどの道路で自転車専用レーンがあります!
写真左:車道と自転車のレーンが分かれています
写真中:交通標識も両方表記されています
写真右:天安門広場前の道路、自転車レーンが広く取られています
写真左:毛沢東総書記とパチリっ!
写真中:北京オリンピック会場(鳥の巣)の前でパチリっ!
写真右:天壇公園前の馬車とパチリっ!
今回の旅の目的は何を差し置いても『故旧博物院(紫禁城)』、蒼穹の昴の中にも何度も登場する紫禁城を己のまなこで見ることこそが目的でした。
敷地面積72万平方メートル、部屋数8704室を有し現存する宮殿では世界最大と言われています。
北京は古より気が集まるところをされており、この紫禁城は今でいうパワースポットとなっています。
北京オリンピックのメインスタジアム(通称鳥の巣)もこの紫禁城からほぼ真北に位置し、今もなお中国天文学の概念は息づいています。
写真左:瑠璃の甍が連なる故旧博物院
写真中:政治を司った玉座
写真右:各宮を護る獅子
写真左:垂簾政治が行われた養心殿
写真中:西太后の避暑地でもあった頤和園
写真右:頤和園からの夕日
小説の世界に浸って胸いっぱいになったところで今度は腹いっぱいになりたくて。北京のウマウマ探しへ出かけました。
写真左:羊鍋が冬の北京では定番!
写真中:1.2元(≒16円)の包子(パオズ)。激ウマですっ!
写真右:やっぱり北京ダック!
写真左:天安門広場の前にて
写真中:北京の胡同(フートン)/裏路地にて
写真右:頤和園にて
写真左:万里の長城(八達嶺長城)にて
写真中:前海に沈む夕日
写真右:北京オリンピックメインスタジアム(鳥の巣)の前にて
『自転車旅』と『小説の世界観を感じる』という2大目的を無事完達し今回の北京の旅は終了しました。
今回、自転車旅は初めての試みでしたがクセになりそうなほど楽しかったです!
こんな旅のスタイルもいかがでしょうか♪