幻想的な赤と藍の大地 ~アタカマ砂漠~ で絶景尽くし | チリ・イースター島の旅行記

支店
渋谷
福岡

幻想的な赤と藍の大地 ~アタカマ砂漠~ で絶景尽くし

エリア
チリ・イースター島
/チリ・イースター島
テーマ
自然
時期
2018/10/25~2018/11/3
投稿日
2018/12/10
更新日
2019/11/28
投稿者
八巻 由里菜

世界で最も美しい砂漠といわれる[ アタカマ砂漠 ]

突き抜けるような晴天とどこまでも広がる大地、
美味しい料理とワイン、可愛いアンデス工芸品。
成田空港から飛行機を乗り継ぐこと3回、所要時間は計36時間程。
乗り物好きな私もさすがに「長い!」とお腹いっぱいな距離ですが、
それでも「来てよかった」と心の底から感じた旅先の紹介です。

  • ゚*. 砂漠で至福のオールインクルーシブ*.

    • アタカマ砂漠の自然に溶け込むつくり

    • プカラ遺跡のすぐそば”サン・ペドロ・デ・アタカマの渓谷”に位置します

    • ホテル内にはリャマも

    • ロビーも落ち着く空間です

    【ALTO ATACAMA】
    アルト アタカマ デザートロッジ&スパ

    今回はこちらに3泊滞在。
    結論から言います、
    このホテルに泊まるためにもまたアタカマ砂漠へ行きたい。
    そう思わせてくれる、とっておきのホテルです。

    ☆★感動ポイント★☆

    【1.】ホテルそのものが芸術品!
    国内屈指の建築家と造園家がチームを組み、”チリの伝統”をテーマに創り上げたという気合の入れよう。実際、ホテル細部まで装飾品ひとつとってもこだわりを感じました。ホテル全体がチリを満喫できる空間となっています。

    【2.】食べ過ぎ注意!魅惑のオールインクルーシブ
    朝昼晩すべての食事代金は宿泊料に込み。チリ名産のワインも飲み放題。フレンチをベースにしたお料理は盛り付けも(もちろん味も)最高です!ホテル敷地内の農園で育てた野菜を提供するなど、食材にもこだわりが光ります。

    【3.】ホテル発着で楽々観光ツアー!
    全観光ツアーをホテル専属のガイドとドライバーで催行。
    チェックイン時にコンシェルジュと相談して観光プランを組み、集合時間にロビーで待ち合わせをしてそのまま車でGO!ツアー会社への移動もなく、行きも帰りもお部屋へ直行。旅行中の時間を有効につかえます。
    また、基本的に1グループ貸し切りでガイドとドライバーが付くので、気分や体調に合わせ自分たちのペースで回ることが出来るのも利点です。

  • ★☆こんなご旅行者様におすすめ☆★

    • お部屋のバルコニーでのんびりするも良し

    • 平屋づくりで開放感のあるお部屋

    • お部屋からはこの眺め

    • レストランの外席も風通し抜群です

    ひとつでも当てはまれば是非ご検討を!

    ☑ハネムーン / フルムーンなど記念に特別なご旅行を検討の方
    ☑自分たちのペースで観光を楽しまれたい方
    ☑アタカマ砂漠ならではの滞在をされたい方
    ☑ワインや食事を思いっきり堪能したい方
    ☑夜はのんびり星空を楽しまれたい方
    ☑英語でコミュニケーションを楽しまれたい方

    ※2018年時点で日本語対応のホテルタッフはいませんが、英語とスペイン語(シーズンによりフランス語、イタリア語も)対応が可能です。
    語学に多少の不安がある場合も、ホスピタリティ溢れるスタッフがフォローしてくれること間違いなしです。

  • 到着日からディナーとワインを堪能 ~1日目~

    • 前菜・スープ・メイン・デザートからお好きな品数をオーダー出来ます

    • レストラン内のワインセラー赤・白・ロゼ・スパークリングetc.種類豊富です

    • *前菜はシーフドのセビーチェ* アタカマ砂漠でも美味しいチリの海鮮を楽しめます

    • *メインはラムチョップ*見た目も美しい✨

    ここからは実際に滞在したスケジュールを基に、アタカマ観光の一例を紹介します。

    ご自身が旅行する際のことをイメージしながら、お役立てください。

    🛬18:20
    ラタム航空154便でアタカマ砂漠の玄関口 [カラマ空港]に到着

    アルトアタカマはオールインクルーシブで送迎付!
    空港でドライバーさんと合流し送迎車に乗り込みます。
    ※ホテルまでは約1時間ほどの道のり。お手洗いなどは空港で済ましておくと安心です。

    🏨19:30 ホテル着
    ウェルカムドリンクを飲みながらチェックイン手続きを済ませ、明日の観光についてコンシェルジュの方と相談します。

    🍴20:30 ディナー
    明日の予定も無事に決めたところで、お楽しみのディナータイム
    美味しいワインと料理で長距離移動の疲れも吹き飛びます。

  • 午前は「死の谷&月の谷ツアー」~2日目~

    • 火星の地表に似ていることから、NASAが火星探索の事前実験をしたこともあるそう

    • 探検家気分で岩々の合間を進みます

    • 日差しが強いので、日中の観光はサングラスと水分が必需品

    • 地面からピースサインが生えてきたような岩を発見!

    朝食を終えたらロビー集合してブリーフィング。

    ガイドさんが注意点やツアー内容の説明をしてくれてます。

    🚙9:20 ホテル発 [死の谷]と[月の谷]
    どこまでも広がる荒涼とした風景を眺めていると「ここは果たして地球上なのか?」と思う程、全くの異次元にきた感覚を味わえます。
    車窓からだけではなく、実際に自分の足でトレッキングを出来るのも嬉しいポイント。岩の合間を進んだり、両サイドに広がるダイナミックな地形を自身の五感をつかって楽しめます。

    🏨12:30 ツアーを終え、ホテルに到着
    アタカマ砂漠は平均標高が2,000Mという高地。
    少し歩くだけでも平地より体力を消耗します。
    観光もゆとりをもったプランニングがおすすめです。

  • お昼は優雅にホテルランチ ~2日目~

    • ホテルの入口では伝統工芸品の可愛らしい子たちがお出迎え

    • *アンデスの高山植物”リカリカ(rica rica)”が入ったピスコサワーで食事前の一息*

    • ランチは風が心地よい外のバルコニー席がおすすめです

    • *メインの前に…じゃがいもの冷製スープとサラダの前菜*野菜もしっかり食べられます

    午後の観光まではホテルでのんびり。

    バーでお酒を楽しむもよし、プールサイドでお昼寝もよし、
    観光とホテルステイをバランスよく満喫できます。

    我々はランチをしながら午前に訪れた場所の感想など話していたら、あっという間に3時間経過。
    普段の生活でなかなか出来ない時間の使い方に贅沢を感じます。

  • 午後は「トコナオ村&アタカマ塩湖ツアー」~2日目~

    • 村の広場になっている教会 ※サボテンでつくられた扉は必見です

    • 民芸品が買えるお土産屋さんも並んでいます

    • 世界に5種類いるフラミンゴのうち3種類が生息

    • 夕日で徐々に赤く染まる山と湖が絶景 ※山の向こう側はボリビアのウユニ塩湖です

    🚙16:00 ホテル発  [アタカマ塩湖]向かう途中、[トコナオ村]に立ち寄ります。


    トコナオ村は先住民(インディヘナ)の方々が住む、人口500人ほどのコンパクトな村。
    土地独自の風習とキリスト教文化が融合された村の風景が覗けます。
    お土産屋さんには可愛いアンデス工芸品も多く、つい長居をしてしまいました。
    村の広場では子どもたちがサッカーで遊んでいたり、大人が井戸端会議をしていたり、、ゆっくりとした時間が流れるアタカマの日常を感じることが出来ます。

    村を出た後は、アタカマ塩湖へ。
    ウユニ塩湖の一面真っ白!とは異なりますが、ここの魅力はなんといっても雄大な山々を背景に世界でも珍しい野生のフラミンゴを観察できること。

    夕日をバックに飛び立つフラミンゴがとても美しいです。

  • 夜は世界一の星空観測 ~2日目~

    • 天の川もくっきり肉眼で分かるほど

    • 天文台目指して階段を進みます

    • (暗くて分かりづらいですが…)中央に望遠鏡、その周りには寝ころびながら星空を眺められる椅子が設置されています

    1年間で340日は晴天になるといわれるアタカマ。乾燥した砂漠の空気は澄み渡り、ここで見られる星空は”世界一”と称されます。

    実際にアタカマでは世界各国の天文台が設置されるほど。

    アルトアタカマでは贅沢にも敷地内にホテル専用の天文台を用意。
    専用ガイドの解説付で世界一の星空を思う存分に眺められます。

  • 終日「ミスカンティ湖+ミニケス湖ツアー」~3日目~

    • ミスカンティ湖(表面積が15㎢という大きな湖です)

    • 途中立ち寄るSocaile村(標高3250m)の教会

    • インカ道が今も残っています

    • ランチは外でピクニック

    🚙9:15 ホテル発

    これまでで一番の高所に挑戦 [ミスカンティ湖]と[ミニケス湖]
    標高はどちらも4100m越え。
    富士山の頂上(3776m)より上をいきます。

    車で向かいながらも、徐々に息苦しさを感じます。
    高山病にかかりやすいので、こちらに訪れる前日はしっかりと睡眠をとること。当日は意識的にお水はたくさん飲むようにして、ゆっくり行動することが大切です。

    道中にインカ帝国の名残である[インカ道]を歩くことも出来ました。
    インカ道はかつて飛脚の人々が一刻も早く王の令を届けるためリレー方式で伝達を届けたそうです。
    この高所を全力で走るその姿を思うと、とてつもないパワーを感じます。

  • 夕方はサン・ペドロ・デ・アタカマを散策 ~3日目~

    • 平屋の建物が並びます

    • お菓子や飲料を扱うコンビニエンスストア的なお店

    • 民芸品が並ぶマーケット

    • アンデス地方特有の色遣いが揃います

    🏨15:30 ツアーから戻りホテルに到着

    🚙16:00発のホテルシャトルバスに乗り[サン・ペドロ・デ・アタカマ]

    サン・ペドロ・デ・アタカマはアタカマ観光の拠点となる街。
    バックパッカーが多く利用するホステルから、飲食店やツアーデスク、両替所などが軒を連ねています。
    コンパクトな街ですが一つ一つのお店が可愛く、ついつい時間を忘れて買い物と散策を楽しみました。

    ※アルトアタカマでは1時間に数本、ホテルと街を結ぶシャトルバスを運行しているので、好きな時間だけ街の散策を自由に楽しめます。

  • 名残惜しくも出発 ~4日目~

    • 復路もカラマ空港から

    • 今回は行けなかったタティオ間欠泉も行きたいな

    • 次回は月の谷で夕日も眺めたいな

    翌日は早朝にホテルを出発し、アタカマの地を離れました。

    ダイナミックで幻想的な景色が揃う[アタカマ砂漠]
    短いお休みでも一か所狙いで、長いお休みが取れるときは周遊で、
    是非訪れてみてください。

    想像を超える雄大な自然の風景に、驚かされること間違いなしです。