今回はムンジャンガン・ジャングルビーチ&リゾートをご紹介致します。 当リゾートは前回ご紹介のマタハリ・ビーチリ・ゾートから約15キロ西、ミンピー・ムンジャンガンからは約5キロ西に位置しております。 この一帯はバリで唯一の国立自然公園に指定されており、公園指定区域内には民 家はなく、無造作の自然で覆われております。この公園区域内に当リゾートがあります。区域内には当リゾートとワカショレアの2つのみリゾートがあります。 リゾート周辺には野生の猿、鹿、猪、鳥、鶏などの動物類や、蝶々、蝉などの昆虫類も生息しております。これらの動物は一切飼育されておらず、いずれも自身で餌を探す自給自足です。 当リゾートは2002年にオープン致しました。現在はソフトオープンの状態で、将来的には、宿泊施設の増設(一部始まっております)や温泉(近くに温泉が湧き出ております)を利用したスパ設備の開発も予定されているそうです。 382ヘクタールもの広大な敷地には3つの宿泊施設、レストランが分散しております。また、20頭の乗馬用の馬も飼育されております。 当リゾートは海にも面しておりますが、周りは原生林やマングローブで覆われております。一部白砂のビーチもございます。 敷地内の建物はお部屋からレストラン、看板に至るまで全て木材で出来ており、周囲の環境ととてもマッチしております。日本の高原避暑地にあるロッジにも雰囲気が似ているような気が致しました。
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日数:4日間
旅行代金:114,800円~439,800円ツアーはこちら
いずれもそれぞれフロントが異なります。
1.モンスーンフォレストリゾート(14室)
当リゾートの中で最も部屋数も多く、一番使い勝手の良さそうな宿泊施設です。
デラックス(12室)
プールをはさんで平屋建ての6室からなる棟が左右に1棟ずつあります。
お部屋は充分な広さで、ベッドには天蓋が付いております。
TVとバスタブはありません。
スイート(2室)
平屋タイプ2室で1棟を構成しております。
お部屋の広さはデラックの倍以上で、2名様のご利用では広すぎる程です。
お部屋は寝室と広いリビングに分かれ、バスタブも付いております。2部屋中1部屋にはTVも設置されております。(TVの付いていないお部屋はオーナー用のお部屋でもあるそうです)ロビーにはプラズマTVが設置されており、NHKも写ります。
プール横にはホットジャグジーが設置されており、お部屋にTVやバスタブが無くてもさほど不便さは感じませんでした。
2.マングローブガゼボ(8室)
マングローブの中に建つ1棟独立型のとてもシンプルなお部屋です。
お部屋の広さは3m四方しかなく、ベッドとちょっとしたアメニティ(ビーチマット付きです)があるのみで、シャワー、トイレ、洗面所は共同利用(!)ですが、共同シャワーやトイレの数は充分ございました。エアコン、ファンもありません。
正規料金は税・サ込みで宿泊が$50(朝食込み)、デイユースが$30という安さです。
お部屋がかなり質素ですので海外からの旅行者の方には不向きかも知れませんが、オーシャンビューであり、潮が満ちていれば水上コテージ(?)とも言えてしまえそうで、設備に拘らない方であれば問題ないかも知れません。
3.ムンジャンガン・クリフ・ヴィラ
現在は3ベッドから成るヴィラが1棟あるのみです。
建物はリビング棟、2階建ての寝室、平屋の寝室、プライベートプールに分かれております。この施設には電気が通っておらず、自家発電です。
オーシャンビューでテラスからの見晴らしは最高、バルコニーからは日の出もご覧頂けます。リビングのテラスには望遠鏡も付いております。
但し1棟しかないので値段がかなり高いのと、1ベッドないし2ベッドでのご利用頂く場合、ヴィラの貸切ではなく、他のお客様と混在になる可能性がありますので、あまるお勧めでありません。また、木造の為、2階建てのお部屋の床の音が軋みます。
尚、当ヴィラが空室の場合、追加料金無しで当ヴィラで朝食をアレンジして貰う事も可能です。
私が宿泊した時も幸い空室でした為、朝5時半にヴィラに移動し、サンライズを見ながら朝食を頂きました。
お部屋の空き状況によりますが、お部屋に空きがあれば是非こちらでの朝食をお
勧め致します。(2名様からのご利用)
<レストラン>
1階がラウンジ、2~3階がレストラン、4、5階が展望台です。
展望台からは360度のパノラマが開けており、ムンジャンガン島や周囲の山々、隣島のジャワにある山や、夜にはジャワ島の町の明かりまで見えます。
近隣の他のホテルに宿泊された方にも是非一度足をお運び頂きたいレストランです。
料理の方はインドネシア料理とスタンダードなインターナショナル料理です。
凝った料理はありませんが、値段が1品につき3万ルピア程度(税・サ別)と良心的で、味もそこそこです。
周囲にはレストランがありませんので、宿泊者はご滞在期間中、当レストランででお食事頂くしかありませんので、食事の値段が高くてもおかしくありませんが、とても良心的である点に関心致しました。
また、前述のヴィラでの朝食の他、サンライズの見晴らしがいいビーチでのピク
ニックブレックファーストも有料でございます。
<リゾート内の移動>
リゾート間の移動はワゴン車を改造した2階建てのユニークなシャトルを使って移動します。
道は公園内の為、舗装されておらず、動物に刺激を与えない為、速度も10キロ制限されております。
<ビーチ>
マングローブ地帯ですが、所々に白砂のプライベートビーチがあります。入り江に面している為、波はほとんどありません。
入り江の向こう岸にミンピー・ムンジャンガンやガワナ・リゾート(次回ご紹介予定)もかすかに見えます。
<アクティビティ>
陸でのアクティビティとして乗馬、トレッキング、自転車、バードウォッチング、海でのアクティティとしてカヤッキング、シュノーケル、ダイビングなど、アクティビティ類が充実しております。
私が滞在した際は乗馬を体験させて頂きました。
単に乗馬を楽しむだけでなく、公園内に生息する野生の動物類も時折現れますの
で、一石二鳥の楽しみです。
<その他>
敷地内の地図がフロントにありますので、宿泊される方はご到着時にまずそれを
入手される事をお勧め致します。
スタッフの方々はとてもフレンンドリーで気が利く方ばかりで、スタッフの教育の行き届いたホテルだと思いました。
<まとめ>
当リゾートの魅力は手付かずの自然です。
ダイビングで有名なムンジャンガンでシュノーケルを楽しんだり、乗馬やカヤッキングを楽しんだり、日常生活を忘れ、自然と戯れる事の出来るユニークなリゾートです。ご家族連れにも是非ご利用頂きたいリゾートです。