ここ最近カップルや旅慣れた人に人気の「隠れ家ホテル」。そのブームの火付け役となったバリ島には今でも毎年続々と新しい「隠れ家ホテル」が登場しています。こぢんまりとしていてヴィラタイプ、中には専用ジャグジーや専用プール付の部屋まである、まさにプライバシーが保たれた大人の空間・・。それはそれでいいものですが「隠れる必要がない」もしくは「隠れたくない」人のホテル選びは、かえって難しいものです。「バリに行くのに?」とか「プロなのに・・」とか言われながらも今回私が泊ったのは「ハードロックホテル」。
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確かにハードロックホテルはバリらしくないホテルですが、クタスクエアまで徒歩でわずか1分!ショッピングにも食事にもとっても便利な立地です。隠れる必要がない人にはお勧めします。
まずここにはバリ初の水上コテージもどきが・・・。このホテルの売りの1つはバリ1とも言われる程の大型プールなのですが、(滞在中に、台湾の謎の水泳部員が5人並んでただひたすら泳ぎまくっておりました)その周りには小さなカバナが建てられています。
そのうちのいくつかがプールの真上に建てられたまさに水上コテージ。そこにはデイベッドが2つと机が置かれ、部屋からは直接プールへ降りる階段も完備!まさにプチ水上コテージの気分です。とはいってもプールに向かってオープンなので隠れることはできません。あしからず。
そしてこのプールの一部には水中でも音楽が聞けるようにとスピーカーが設置されています。泳いでいる人より潜っている人が多い不思議な空間、そこにスピーカーがあるはずです。
そうそう、ハードロックホテルと言ってもハードロックばかりが流れている訳ではないのでご安心を。私もハードロックは嫌いですが、オールディーズやポップ音楽も多くリゾート気分満開でした。
さらにプールの横のカフェでオーダーできる「ヤングココナッツ」は一度お試しを。ココナッツジュース自体は南国リゾートで飲むことができる、椰子の実を斧で叩き割ってストローを差して飲む、あれです。
最初「ヤング」とついているだけに若い実なのかな、小さいのかなとかいろいろ想像していましたが、出てきたものは直径30cmを超える超巨大椰子の実でした。どこがヤングじゃ!180の身長を持つ小学生に出会った気分でした。
そしてこのプールからレセプション等がある本棟を眺めると「ここは熱帯雨林?」と錯覚してしまうほど落ち着いた木造建築が広がります。なんか不思議なところにいる感覚です。一度見てみてください。
さてさて、プール以外のことは何も書いていないですが、残念ながらそれ以外は知らないのです。ある意味私もプールに隠れていたということですね。