| 世界一周の旅行記

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  • 旅のはじまりはアンコールワット

    カンボジアはベトナム、タイ、ラオスに囲まれた東南アジアの国。アンコール遺跡群の観光拠点となるシェムリアップまではアシアナ航空で日本からソウル経由で約9時間のフライトです。
    成田を午後に出発し、シェムリアップに到着したのは夜11時。シェムリアップの空港は市内からとても近いので、夜遅いフライトでもホテルまではあっという間!
    今回のツアーで宿泊したホテル「ソカーアンコールリゾート」までも約10分で到着しました。ソカーアンコールリゾートはシェムリアップの中心に位置していて、観光にもショッピングにも便利な5つ星ホテル。ホテルの目の前にはコンビニエンスストアもあります。ホテルに到着したら、明日の観光で歩きまくるためにすぐに就寝です。

    左:ソカーアンコールリゾート(外観)
    中:ソカーアンコールリゾート(中庭)
    右:ソカーアンコールリゾート(室内)


  • 乾季のベストシーズンは遺跡も大混雑!

    カンボジアは毎年11月~3月が乾季のため、世界各地から観光客が訪れるベストシーズン。
    深い緑の森に囲まれた神秘的な遺跡を求めてアンコール遺跡群の寺院観光はもちろん、早朝の朝日鑑賞から夕方の夕日鑑賞まで多くの人で賑わっていました。

    左:アンコールトムのバイヨン寺院
    中:アンコールトムのパプーオン
    右:アンコールワット全景

  • 見逃せない観光地「バンテアイ・スレイ」

    アンコール美術の粋を集めた繊細な彫刻と精巧で深い浮き彫りが埋め尽くすバンテアイ・スレイ寺院は最も美しい建造物と言われています。この寺院には有名な「東洋のモナリザ」と呼ばれるデバター(遺跡壁面に彫刻された女性像)もあり、世界中から観光客が訪れる見逃せない観光スポットです。

    左:繊細な彫刻が美しいバンテアイ・スレイ
    中:東洋のモナリザと呼ばれるデバター
    右:巨大樹が遺跡にからみつくタ・プローム

  • アンコールの賑わいは夜も続く、、、

    シェムリアップでの夜はなんといっても「アンコールナイトマーケット」です。
    現在、シェムリアップには他にもいくつかナイトマーケットがありますが、この「アンコールナイトマーケット」は2007年にオープンした老舗ナイトマーケット。品揃えの豊富なお土産物店、レストラン、バー、足裏マッサージなど様々なお店が集まっていて、観光客はもちろん、地元の人達も多く賑わう一番人気のマーケットです。

    左:アンコールナイトマーケット入口
    中:多くの人々で賑わうナイトマーケット
    右:品揃えも豊富なお土産物店がずらり

  • そして、世界一有名な世界遺産へ

    水と緑に囲まれたアンコールを後に、次に訪れた世界遺産は「ギザのピラミッド」。
    この世界中の誰もが知っている超有名なエジプトのピラミッドはカイロからナイル川を挟んで西側にあるギザという町にあります。シェムリアップからエジプトのカイロまではバンコク経由で約11時間。カイロに到着したら、早速ギザへ向かいます。今回のフライトは早朝にカイロに到着なのでギザのホテルまでは約30分ぐらいと驚くほどスムーズ!!!
    しかし、カイロはアフリカ大陸最大の都市だけあって、市内の交通渋滞は尋常ではありません。ヒドい時にはカイロからギザまで約20kmに約2時間かかることも、、、。カイロとギザの観光ではルートや時間帯は非常に重要です。
    今回のツアーで宿泊したホテルはピラミッド地区では最高の立地を誇る「メナハウスオベロイ」。ギザのピラミッドの目の前に建つ世界の有名人、VIPが宿泊した伝統あるホテルで、ここから徒歩でピラミッドにも行けちゃいます。ホテルの中庭からはピラミッドの眺めが最高!朝食もピラミッドを眺めながら優雅に楽しめますよ。

    左:メナハウスオベロイ(外観)
    中:メナハウスオベロイの中庭からピラミッド!
    右:メナハウスオベロイ(室内)


  • 世界の七不思議はやっぱりスゴイ!

    ギザの三大ピラミッドはクフ王、カフラー王、メンカウラー王のピラミッドでエジプト古王国時代(今から4600年前)の巨大建造物。と今さら説明の必要もないほど世界的にも超有名な世界遺産は世界の七不思議で唯一現存する建造物でもあります。
    番大きなクフ王のピラミッドは当時20年以上かけて建築されたと考えられていて、平均2.5tの石材を約270万~280万個積み上げて造られたと言われていますが、実際にピラミッドの麓まで近づくと1つ1つの石材の高さが約150cmと小柄な女性の身長ほどもあり、本当にその大きさに圧倒されます。
    そして、クフ王のピラミッドに来たら、やっぱり中に入らないと!1日300名の入場制限がありますが、ツアーで訪れていれば安心(笑)ですね。まずは大きな石を上り、入口へ。昔、盗掘された時に空けられた穴が観光客の入口になっていて、そこでチケットを見せて中に入ります。奥へ進み長い急な階段を上っていくと王の間にたどり着きます。王の間は長さ約2mの石棺があるだけなのですが、なんとも言えないスピリチャルな雰囲気。ここではみんなそれぞれにピラミッドパワーを充填していました。世界一のパワースポットですね。

    左:クフ王のピラミッド
    中:カフラー王のピラミッド&スフィンクス
    右:太陽の船博物館

  • 公開されたばかりの新王国時代の墓を見学!

    今回のツアーでは、サッカラの観光で通常ご案内する階段ピラミッドの他に、新たに昨年5月に公開されたばかりの新王国時代のお墓の見学にもご案内しました。
    この時代の高官として有名なのがツタンカーメンに仕えたマヤ。マヤは永遠の宮殿の管理者として、ツタンカーメン王が亡くなった後も王家の谷の管理者として王墓を守り続けたと言われています。そのマヤの墓が公開されたとあっては行かないわけにはいきません!マヤのお墓は高い壁で囲まれ、塔門や中庭、礼拝堂などがある神殿のような造りをしていますが、塔門の入り口を抜けると、マヤやオシリス神などを描いた美しいレリーフが残っています。
    今まではルクソールまで行かなければ見れなかったような貴族の墓やレリーフをサッカラでも見ることができるようになるなんてとってもラッキ~!サッカラ観光ではずせない観光地がひとつ増えました。

    左:マヤの墓
    中:マヤの墓入口
    右:マヤの墓内部のレリーフ

  • 黄金のマスクはここにあります

    エジプト全土から出土した発掘品が展示されている、エジプト考古学博物館には、ツタンカーメンのお墓から発掘されたお宝の数々がツタンカーメン専用の部屋で展示されています。中には有名な純金製のツタンカーメンの黄金のマスクも!ガラスケースの中ではありますが、その輝きはまばゆいばかりで、とても何千年も経っているようには思えない美しさです。
    また、特別にミイラだけを集めて展示しているミイラ室ではは発掘された歴代の王のミイラを見ることができます。最も偉大なファラオ(王)と呼ばれたラムセス2世や近年発見されたばかりのハトシェプスト女王のミイラなどは必見です!


  • おしゃれな街並みを散策

    エジプトのエキゾチックな雰囲気に後髪を引かれつつ、次に向かうのはフランスの首都パリ。カイロからパリまではエジプト航空の直行便で約5時間です。
    パリは「芸術の都」と呼ばれているとおり、世界中の絵画や彫刻などのアート作品が集まる美術・芸術の中心地でもあり、市内には数え切れないほどの美術館や博物館、歴史的建造物などがあります。パリに滞在してじっくり美術館めぐりというのも楽しいのですが、老舗のショコラティエでチョコをつまみながらおしゃれな町をそぞろ歩きしたり、パリっ子が集う公園でのんびるするだけでもパリを満喫することができます。

    左:ルーブル美術館
    中:チュイルリー公園
    右:老舗のショコラティエ

  • クルーズで世界遺産を楽しむ

    初めてのパリを楽しむなら絶対オススメはやはりセーヌ川クルーズ。世界遺産にも登録されているセーヌ川河岸の風景をクルーズ船に乗って川から両岸の景色を楽しむことができます。セーヌ川にはいくつかのクルーズがあるのですが、中でもバトビュスは停留所の数も多く、1日券(15ユーロ)で何度でも乗り降りできるので、朝から晩まで風景を楽しみならが観光地を巡ることができて便利。夕暮れ時のクルーズからのパリの景色は格別です!

    左:セーヌ川のバトビュス
    中:クルーズからの夜景
    右:エッフェル塔のライトアップ

  • 誰しもが憧れる美しい世界遺産

    そして、いよいよ日本人が好きな世界遺産ランキングで常に上位の「モン・サン・ミッシェル」に向かいます。モン・サン・ミッシェルはパリから車で約3時間半、フランス西岸のサン・マロ湾に浮かぶ小島に建てられた修道院で、昔からキリスト教の巡礼地として多くの信者が訪れる世界でも有名な観光地です。
    いつもなら牧歌的な風景を見ながらモン・サン・ミッシェルに近づくにつれ、遠くに小さく姿を現し、だんだんと大きくなってくるその迫力に圧倒されるのですが、今回はあいにくの天気。濃い霧で全く見えないまま、島のすぐそばまでやってきました。
    島には堤防の道がかかっていて、島の入り口に隣接した駐車場まで車でやってくることができます。駐車場で車を降り、見上げると頭上には大きく迫る修道院が!霧の中に聳えるその姿はとても神秘的で、荘厳な雰囲気に包まれていました。
    その外観の美しさだけでなく、やはり一番の見所は「ラ・メルヴェイユ(驚嘆)」と呼ばれる修道院の居住空間。中庭を美しい装飾が施された二重の円柱がぐるりと取り囲み、とても静かで開放感のあふれる空間が広がっています。

    左:幻想的なモン・サン・ミッシェル
    中:修道院内の聖ミカエルの像
    右:ラ・メルヴェイユの回廊

  • 一度は行きたい世界遺産NO.1

    パリの美味しいパンとおしゃれな街並みにお別れをし、最後に目指すのは日本人が一度は行きたい世界遺産No.1の「マチュ・ピチュ」です。パリからペルーの首都リマまではユナイテッド航空でニューヨーク乗り継ぎ、約○時間の長旅です。
    リマに到着後は、長いフライトの疲れを癒し、明日の早朝便へ備えるために、リマの空港ホテル「コスタ・デル・ソル」に宿泊。コスタ・デル・ソルはリマ空港の目の前にあり、翌日の早朝出発にも便利なだけでなく、24時間Openのレストランやマッサージなど設備も充実している快適なホテル。ここで明日からのマチュピチュへの旅に向けて準備は万端です。

    左:リマ(ホルヘ・チャベス)国際空港
    中:コスタ・デル・ソル(外観)
    右:コスタ・デル・ソル(室内)


  • インカ帝国の首都クスコ

    リマからマチュピチュ観光の拠点となるクスコまで国内線で約1時間。クスコはインカ帝国の首都が置かれていた町で、標高3400mと富士山の高さにも匹敵するほどの高地です。クスコの町も「クスコ市街」として世界遺産に登録されていて、石と石の間にカミソリの刃一枚も通さないといわれるインカ時代の石積みやスペインが入植してから建設された大聖堂など多くの見どころがあります。
    しかし、見どころが沢山あるからといってもはしゃいで駆け回ってはいけません。クスコはとっても標高が高いので、少し早歩きしただけでも高山病にかかってしまう方もいます。見てまわるときには時間をかけてゆっくりと、急がないように注意が必要です。

    左:クスコの14角の石組み
    中:世界遺産マーク
    右:クスコの大聖堂



  • いよいよマチュピチュへ

    クスコからマチュピチュまでは途中のオリャンタイタンボ駅まで車で行き、そこから鉄道に乗ってマチュピチュ駅まで約1時間半の展望列車の旅です。マチュピチュまでは列車の天井がガラス張りになっていてパノラマの景色が望める人気列車ビスタドームで向かいます。ビスタドームは座席もゆったり、簡単な飲み物と軽食のサービスもあるので、車窓からの風景を見ながらのんびりと列車の旅を楽しむことができます。
    マチュピチュ村に到着したらまずはホテルへ。今回のホテルはウルバンバ川沿いに建つ「ハトチャイ・タワー」。マチュピチュ遺跡へバスが発着するバス停に程近い便利な場所にあり、ホテルの朝食が朝5時からなので、早朝からマチュピチュ遺跡へ向かう人や早朝発の列車に乗る方にはオススメのホテルです。

    左:ビスタドーム(外観)
    中:ビスタドームの車内
    右:ハトチャイ・タワー(室内)

  • 天空の要塞マチュピチュ

    標高2,280mの山の頂上にある空中都市マチュピチュ。1911年にアメリカ人の考古学者ハイラム・ビンガムが発見するまでマチュピチュは約400年間も人々の記憶から忘れられ、失われた都市とも呼ばれていますが、発見してから100年が経った今でも、なぜこんな山の上に作られたのか、20トンを越える巨大な石をどうやって組み上げたのかなど、マチュピチュにまつわる多くの謎は未だに明らかになっていません。
    遺跡には神殿や王の宮殿、人々が住んでいた居住区などがあり、周囲は城壁で囲まれていますが、いまでも残るインカ時代の石組みはクスコで見た石壁と同じように、カミソリの刃が1枚も通らないほどピッタリと精密に積み上げられていて、どうやってこんなに大きな石を積むことが出来るのだろう???とインカ時代の石組み技術に感嘆しきりです。
    マチュピチュの約半分の斜面には石垣で造られた段々畑が広がっていて、インカ帝国各地から集められた様々な農作物が栽培されていたそうです。その段々畑の脇にある階段を上っていくと、高台に石造の見張り小屋があり、ここから見下ろすマチュピチュの景色はまさに絶景。テレビや写真などでお馴染みのパノラマポイントなのですが、何度も見たことがあっても、やはり感動してしまう神秘的な魅力がそこにはあります。いつまででも見ていたいと思わせる驚異的な魅力は何なのか、、、。その答えを探しにまた訪れてみたいと思います。

    左:マチュピチュ全景
    中:太陽の神殿
    右:遺跡に住むリャマ

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    さてさて、今回はアンコールワット、ギザのピラミッド、モン・サン・ミッシェル、マチュピチュと人気の世界遺産の見どころをぎゅーっと凝縮した世界一周の旅をご紹介しました。今回の旅のように13日間で駆け足で巡る目的を絞った旅だけでなく、時間が許すならば1都市ずつじっくりと滞在しながら世界を旅する世界一周など、自分の目的やプランに合わせて自由に組めるのが世界一周の魅力です。
    皆様も是非!思いのままに世界を旅する世界一周に出かけてみませんか?