中欧めぐり2カ国目はオーストリア。音楽と建築以外一体なにがあるのだろう??最初はそんな感じでしたが、思い返せば3泊では時間が足りず見所の多い国でした。
まず、ウイーンから日帰りでもいける世界遺産、バッハウ渓谷とドナウ川クルーズ &サウンドオブミュージックの舞台、ザルツブルグとザルツマングートをご紹介します!
スタッフおすすめ!お得ツアー
大阪発
≪関空発着カタール航空≫ ハプスブルク家の帝都「ウィーン」滞在 音楽とアートに触れる6日間~価格重視ホテル滞在プラン~
日数:6日間
旅行代金:158,800円~348,800円ツアーはこちら
オーストリア滞在は3日間。うち2日間は足を延ばして郊外へでかけてみました。
まずはこの季節にお勧めというヴァッハウ渓谷とドナウ川クルーズへ!
STWORLD の旅日記でも紹介されていますが、ウイーンからクルーズとメルク修道院の入場料、往復の電車代金がセットになったチケットを購入すれば、自分達で行く事ができます。ただ、もちろん修道院他、観光スポットではガイドはつかないのでお城の歴史や説明など要所で物足りなさを感じてしまうかもしれません。じっくりと歴史も知りたい方はオプションの参加をお勧めします。
ウイーンから快速で約1時間半。メルクへ移動します(写真左)
メルクの見所はバロック様式のメルク修道院。これが修道院??というほど立派(写真中)
天井には素敵な絵が描かれてます。小説や映画の舞台にもなっているそうです(写真右)
メルクの街は小さいのですが、修道院へ向かう小道はお土産やさんやカフェが並び、散策も十分に楽しむことができます。また、緑や花々が玄関に茂った家が並んでいて、異空間にきたような感覚があります。
メルク滞在は約3時間。
いよいよドナウ川クルーズへ移動です。全長2826キロの8分の1がオーストリアを流れています。メルクとクレムスを結ぶ約36キロの区間はブドウ畑が広がり崖の上には古城や修道院がそびえます。
丁度クルーズ乗船前あたりから雨が降り始めてしまいました・・・・・。なんとかやんでほしいと願いつつ乗船・・・
中世の街並みが残る街、デルシュタインで下車。船着場からトンネルをくぐって上っていくと修道院やレストラン、古城ホテル、お土産やさんなどがあります。船からみると、ただの田舎町のようにみえるのですが、ヨーロッパらしい可愛い街並みがつづきます。
この街はアプリコットジャムのお土産が有名だそうで、ウイーンの高級スーパーマーケットにもこの街で販売されていたジャムがおいてありました。
船の中から見えた城跡のある丘の上まで歩いて30分。
依然として雨は降り、気温は下がり、最悪のコンディションでしたがとりあえずいけるところまで行こう!と、城跡目指して歩き始めました。
遠くにはドナウ川、ブドウ畑の広がる緑色の景色。見上げると歴史を感じる城跡が見えるその風景に荘厳さを感じます。寒さと雨で疲れ果てた姿になりましたので、自分達を写すショットは残さず。。。。。丘の上からの景色だけ写真に残し、大急ぎで街へ戻りました。
なぜ急いだか。。。それは、とにかく寒くて温かいものを飲みたかった。。。休憩したかったからです。
その後デルシュタインを後に電車でクレムスへ移動、夕方発の電車に乗ってウイーンに戻りました。
ウイーンからのもう1つのショートトリップは、1番楽しみにしていた地、ザルツブルグとザルツカンマーグートです。
『サウンドオブミュージック』それは多くの方が小学校の音楽の授業でご覧になったことがあるのではないでしょうか?
私も幼き時代に観た記憶はありますが 大きく印象が残っているわけではありませんでした。
舞台になる街が近いらしい、、、だったらとりあえずみておこう。。。そんな感じで、日本出発前にDVDを購入。観て思いました・・・・ストーリーよりも印象的なのは美しい景色。。。これを生でみれるのであれば何があってもザルツブルクへ行きたい!!
ということで、ウイーンについてすぐに現地で日本語ガイド付きのザルツブルクとザルツマングートを周る1日ツアーを申し込みました。
ザルツブルクはウイーンから列車で約3時間。ドイツ国境近くにあり、ドイツのミュンヘンからだと約1時間で到着します。
距離でいうとウイーン-ザルツブルクは東京-名古屋。ザルツブルグーザルツマーグートは名古屋-岐阜 といった感じらしく、相当ハードなスケジュールです。
ウイーン発朝の7:00代の列車でザルツブルクへ。到着後まず、早めの昼食をとります。ザルツブルクは塩の産地として莫大な富を気づいた中世の繁栄が色濃く残る街です。そのためか味付けがしょっぱい気がしました。
私は味付けが濃い料理が好きなのでこのランチは気にいりました。(左)
ガイドさんお勧めの、この地域で取れたブドウから作るカシスのジュース(中)濃度の濃いぶどうジュース?お酒の入ってないカシスの飲み物???そういう感じの味です。
もっとも古いと言われるカフェ(右)のように、緑に囲まれたおしゃれなお店が並びなんとなく優雅な時間が流れているザルツブルグ。
半日観光のスタートです!!
サウンドオブミュージックをご覧になってない方は全く意味が分からないと思いますが。。。とりあえず観た直後にこの庭園へ行くとテンションはマックスです♪
美しいミラベル宮殿(写真左)
子供達がドレミの歌を合唱する噴水(写真中)
マリア先生と子供達が駆け抜けるシーンが印象的(写真右)
出来ることならこのトンネルを私も駆け抜けたかったのですが、限られた時間の中での観光でしたので、写真を撮るのがやっとでした・・・残念です。
ちなみに、ザルツブルグ発着でもっとディープにサウウンドオブミュージックの撮影地を巡るオプショナルツアーもあるそうです。時間のある方はお勧めです!
ザルツブルクへ行こうとしている方はごらんになって訪れることをお勧めします。絶対面白さが3倍になります!
ザルツブルグはモーツアルトの生誕地として多くの音楽ファンが訪れる地でもあります。
モーツアルト生誕の家(写真左)の室内は撮影不可。室内には奥さんへ残した直筆の手紙、楽譜、実際に使ったバイオリンなどが飾られています。
モーツアルトの死後50年記念時は功績を称えて銅像が建立され、100年記念時は音楽祭が開かれたそうです。それ以降ザルツブルクはモーツアルトの街、音楽の街という気運が高まり、ザルツブルク音楽祭へとつながり、音楽祭の期間中はホテルが取れないほど賑わうそうで、世界のVIPが音楽祭の行われるホール(写真中)に集まるそうです。
旧市街のメインストリートはただ歩くだけでも心がおどります。
裏通りに入ると鉄の看板が目に付きます。マクドナルドまで鉄でできた看板!とてもおしゃれです。(写真右)
ザルツブルグの南東に2000メートルの山々が連なります。ザルツブルグから車で約30-40分くらい走ると一体は美しい山々に囲まれた湖畔の街となります。
まず到着したのはモーツアルトのゆかりの街といわれるザンクトギルゲン。市庁舎、前には小さいなモーツアルト像があります(写真左)
また付近にはホテルやお土産やさん、レストランが並んでいますが、緑と花々で入り口がデコレーションされていてとても可愛い風景が広がっていました(写真中)
ここから船に乗って湖畔の街へ。この日観光客で船が大変混んでおり、座れるエリアは全て埋まってしまいました。お天気は曇りの合間に時々晴れ間が見える、、そんな感じでしたが若干肌寒かったです(写真右)
綺麗な景色が続き(写真右)ザンクトヴォルフガングに到着。
蒸気機関車で山頂までのぼっていくことができるようです。私たちは時間がないので鉄道には乗らず街を散策した後車でモントゼーへ。ここには、サウンドオブミュージックでマリアとトラップ大佐が結婚式を挙げた教会(ロケ地)があります。(写真中)近所にはオーストリアで1位をとったアップルパイのお店などカフェが連なっています。アップルパイを買いにカフェにいったのですが、なんと私たちのひとつ前のお客さんで完売してしまいました・・・・・・。。。かわりにイチジクの入ったパイと杏の入ったパイを買ってみましたが大変美味しく大満足でした。
その後車で湖畔を通りながらハイウェイでザルツブルグへ向かい美しい山々の景色に別れを告げ(写真右)夕方の電車でウイーンへ。
最速ルートでまわりましたが、ウイーン到着は夜の21:00ホテルを出発して約15時間・・・・長旅は終了・・・と思いきや この日はヨーロッパ中欧めぐりラストナイト!
眠さをこらえ夕食を食べにウイーンの中心部へ向かいました。
それでは ウイーンの数々の美味しいご飯やケーキ、街歩きの様子はこちらでご紹介します ↓
http://stworld.jp/earth_info/AT/diary/4c96f8f05dc3c0.61051023/