雨が降ってもドナウクルーズを楽しむヴァッハウ渓谷 | オーストリアの旅行記

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雨が降ってもドナウクルーズを楽しむヴァッハウ渓谷

エリア
オーストリア
/オーストリア
テーマ
クルーズ
時期
2008/9/10~2008/9/19
投稿日
2009/4/2
更新日
2017/10/6
投稿者
荒野 千春

ドイツから黒海へと注ぐ全長2800kmに及ぶドナウ川。
なかでも最も美しい景観のひとつに数えられるのがウィーン西部にあるヴァッハウ渓谷です。
今回の夏休みは欲張り中欧巡り旅行であったため、初ウィーン滞在2日目は日帰りで世界遺産ヴァッハウ渓谷をクルージングをしに行ってきました。
 朝から雨が降ったり止んだりの不安定な天気の中、ドナウ川流域で最も美しい景観のひとつと呼ばれるヴァッハウ渓谷と周囲ののどかな小さく美しい街の風景を楽しんできました。

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日数:6日間  
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  • ウィーン出発

    当日はウィーン西駅の切符販売窓口で「ヴァッハウ・コンビチケット(Wachau Kombiticket)」を購入します。
    約40ユーロですが、 ウィーン西駅からメルク(鉄道)、メルク~クレムス(船)、クレムス~ウィーン・フランツヨーゼフ駅の切符とメルク修道院の入場券がセットになったチケットで、ヴァッハウ渓谷観光に必要なものが全て揃っていているので、とてもお得なお勧めチケットです!
     08:45頃、メルクに向け出発。


  • メルクの街①

    ウィーンから鉄道で約1時間10分で『メルク』到着。
    ここはヴァッハウ渓谷の上流に位置する小さな街。
    小さい街ですが小高い丘の上の巨大な修道院が見えます。
    メルクの街のメインストリート「ハウプト通り」で、この街はとてもパステルカラーが並びかわいらしかったです♪
    修道院へ行くには広場の先にある細い坂道を登っていくのですが、街が可愛すぎでメインの修道院行く前に興奮してします。
    (写真:左)ハウプト通りから見える修道院
    (写真:中央・右)メルクの可愛い街並み

     

  • メルクの街②

    (写真:左)お花が飾ってあるのも可愛さを増しますね
    (写真:中央)メルクとミルクをかけてるのかなぁ(笑)!?
    (写真:右)レストランも可愛く華やかに飾られてるところばかり

  • メルク修道院

    11世紀に創設されたヴェネディクト派のバロック様式のメルク修道院。
    10万冊の蔵書をもつ図書館や豪華な装飾の礼拝堂など内部は見ごたえたっぷりです。
    ヴァッハウ・コンビチケットは修道院入場代も含まれているので、修道院入口でコンビチケットを見せれば簡単に入れます。
    (写真:左)丘の上に見えた修道院
    (写真:中央)修道院入口
    (写真:右)この黄色もマリアテレジアカラーなのかな??

  • メルク修道院内①

    (写真:左)入ったところにあった石像。 ピンクの内装が可愛いです。
    (写真:中央)建物の一部は博物館になっているのですが、部屋はこんな感じでライトアップされていて近代的なデザインでした。ここは修道院ですよね・・・!?
    (写真:右)ライトアップされたキリスト像

  • メルク修道院内②

    (写真:左)たくさんの本がいっぱいの図書館
    (写真:中央)修道院から眺めるメルクの街並み
    (写真:右)内部はキラキラの礼拝堂は、入った瞬間だれもが息を飲むくらい美しい

  • クルーズしに行こう

    メルク修道院から約10分程度を公園のようなところと通ると船着場へつきます。
    すこしガイドブックの地図にも船着場が載っていないので分かりづらい場所ですが、ひたすらwachauの看板を目指して歩いてください。
    (写真:左)この看板がみえたら右へ
    (写真:中央)ここをずっとまっすぐ歩いてください
    (写真:右)船着場のチケット引き換え場所

  • メルク船着場

    やっとのことでメルクの船着場へ。
    たくさんの船が止まるので、どの船に乗るか確認しておいたほうが良さそうでした。
    今日は雨のため並んで船到着を待っている人がいませんでしたが、晴れていたら船の前には長蛇の列のようです。
    (写真:左)メルクの看板は、なぜか可愛くみえるのは私だけ?
    (写真:中央)船が到着しました!
    (写真:右)雨の中待っていたら船到着。ここで逆ルートから来た人は降ります。

  • クルーズ船にて

    船内は豪華な内装で高級カフェのような雰囲気でした。
    天気が良ければ外に出て景色を見ながらのクルーズをしたかったのですが、ちょうど大雨に変わってしまったので中の一番前の席に座りました。
    (写真:左)船内
    (写真:中央)おつまみで頼んだウインナーはボリュームあって美味しい!
    (写真:右)アプフェルシュルーデル(紙のように薄くのばした生地に煮た林檎をまいたお菓子)甘すぎず、日本人好みのケーキ♪
     

  • クルーズ①

    ★いざクルーズの出発★
    出発してすぐに見えてくるのが、玉ねぎ頭の塔『シェーンビューエル城』。
    この城はドナウ川の向きが変わる所にあり要塞の機能を持っていたといわれます。
    その後の景色は、のどかなブドウ畑や小さい街が広がり川沿いに次々と現れます。雨で川は濁ってネズミ色だったけど、のんびり景色を満喫できます。
    (写真:左)玉ねぎ頭が可愛いシェーンビュール城
    (写真:中央)別のクルーズ船発見
    (写真:右)一面ブドウ畑

  • クルーズ②

     シェーンビューエル城をすぎると、右岸の前方の小高い丘の上に見える古城『アックシュタイン城』。盗賊騎士の伝説が残るこの城は、城というより見張り台のような作りで目を張っていないと見逃してしまうほどの場所ですので、注意して探してください。

    クルーズの中間点は『シュピッツ』。ここはメルクを出てから最初の寄港地。ここで降りると2kmほどのドナウの散歩道などハイキングが楽しめます。

    ワイン造りで有名な『ヴァイセルキルヘン』。ヴァッハウ渓谷沿いの町の中では比較的大きく見えましたら、ここで降りる人はあまりいませんでした。

    ヴァッハウの真珠といわれる『デュルンシュタイン』
    ここで私たちは船を下りました。ほとんどの人がデュルンシュタインで船を下りました。人気がある街みたいです。

    (写真:左)アックシュタイン城
    (写真:中央)シュピッツ
    (写真:右)ヴァイセルキルヘン

  • ドゥルンシュタイン

    デュルンシュタインは、中世の街並みが残る美しい街。
    丘の上にイギリスのリチャード獅子心王が幽閉された城壁があります。
    おとぎ話の世界に迷い込んだような小さいけど落ち着いててかわいい街並み・・・
    こんな所に住みたいって思えるところです。
    (写真:左)「聖堂参事会修道院教会」のシンボルの青い塔
    (写真:中央)細い路地に味があります
    (写真:右)ワインを売っているお店が多かったです

  • 電車にて移動

    デュルンシュタインから、オーストリアでもっとも古い街のひとつ『クレムス』まで電車で行けます。
    コンビチケットには船でクレムスまで行っても、電車でデュルンシュタインからクレスムまで行っても可能の為、是非せっかくなら電車にも乗ってみてください。
    この駅は、無人駅です。
    線路がむき出し・・・気をつけないとひかれちゃうんじゃないかと思いましたよ!

    (写真:左)ブドウ畑がいっぱいです。
    (写真:中央)駅
    (写真:右)電車が来ました!

  • クレムス

    今回ヴァッハウ渓谷観光、最後の街『クレムス』
    デュルンシュタインから電車で20分くらいで到着します。クレスム駅のひとつ前にもクレスムなんとかという駅があります。間違ってそこでは降りないでくださいね。
    クレムスは歴史的な建物がそのままきれいに残っている街でワイン博物館などあり、ワイン好きには堪らないと思います。
    この街は、今回一番賑わっていて活気があるところに感じました。
    是非皆様、夏のウィーン旅行をされた際はヴァッハウ渓谷でクルーズしてみてください。雨が降っていても街自体が可愛いく楽しい思い出になる場所です!
    (写真:左)クレムスの歩行者天国オーベレ・ランド通りは、雨でも賑わっています
    (写真:中央)路地裏
    (写真:右)クレムスの街