ティモレステ?未知の国・海に初潜入! | の旅行記

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ティモレステ?未知の国・海に初潜入!

エリア
ディリ
/
テーマ
ダイビング
時期
2017/11/14~2017/11/19
投稿日
2017/12/4
更新日
2017/12/20
投稿者
君羅 由佳

みなさん、“ティモレステ”って聞いたことありますか?

日本名は“東ティモール
れっきとした国なのですが、恥ずかしながら私は国なのか、地名なのか、
そもそもどこにあるのか知りませんでした、、
2002年にインドネシアから独立した、とても新しい国です。
どうも、海がおもしろい!らしい、、
という情報を聞きつけ、潜ってきました、未知の国“東ティモール”

  • まずはアクセス。これまた初耳“シティリンク”

    • 機体にここまで近づけるのは、小さい空港ならでは?

    • けっこうきっちり機内食。

    • VISAカウンター。この奥に面接室。右手に入国審査。

    • VISA、入国カード、税関申告書

    東ティモールへはもちろんですが、日本から直行便はありません。

    シンガポールもしくはバリ乗継が一般的。
    一般的というほど観光客はまだいませんが、、

    今回は毎日就航がある。
    ということで、バリ乗継で入国!

    バリまではガルーダ航空直行便を利用。
    同日乗継ができないので、バリで1泊。

    翌朝、またまた空港へ。
    国際線ターミナルへ向かいます。
    送迎スタッフは「国内線でしょ?」と。
    インドネシア国内ではまだ同じ国と思ってる人が多いみたい、、

    東ティモールへはガルーダ航空グループのLCCシティリンクを利用しました。
    LCCといえど、機内食やドリンクまでサービスされました。
    しかもけっこう満席状態。。

    とにかく想像以上に快適な空の旅で約2時間。
    ついに東ティモール”に降り立ちました!

    空港の印象は、「う~ん、ちっちゃい!!
    それにつきます。
    もちろん歩いてタラップを降り、ターミナルへ向かいます。

    VISAを購入し、初めての入国とのことでボスの面接を受け、入国審査。
    その後、荷物を受け取り、荷物をあけられチェック。
    うん、けっこうちゃんとした国!!

  • アクアティカダイブリゾート★

    • ダイビングも空港も大活躍の送迎車

    • 心強いダイビングチーム!

    • 広々快適な室内。

    • キッチンは食器も完備。

    空港の出口を出ると、ショップスタッフがお出迎え♪

    今回は、ダイブハウス併設ショップ“アクアティカダイブ”さんにお世話になりました。

    空港から車で走ること約10分。
    ショップ兼ダイブハウスに到着。

    残念ながら日本語は通じませんが、ガイド陣は全員英語が堪能!
    わかりやすい、きれいな英語を話してくれるので、一安心。
    現地人ダイビングスタッフはインドネシア語、ポルトガル語と少しの英語を話します。
    トリリンガル!

    お部屋はシンプルながら、広々として清潔
    全食事つきの宿ですが、お部屋にはキッチンも付いています。
    もちろんエアコン付き、お湯シャワーも使えます。

    ちなみにランドリーサービスが無料なのが地味にうれしい。
    Tシャツを洗ってもらったら、翌日きれいにたたまれて戻ってきました。

  • いざファーストダイブ!

    • スタッフさんは車とビーチを器材を持って何往復も行ったり来たり

    • 水中は癒し系

    • 一面のサンゴ

    • ヨスジフエダイの仲間と思われる群れは何回も遭遇しました

    翌日はいよいよ東ティモール初ダイブ。

    初日は、ビーチでチェックダイブとのこと。

    チェックダイブといえど、狙うは“ジュゴン”!!
    え、ジュゴン!?
    そう、ジュゴンを探します。

    ビーチダイブが久々の私。
    緊張しながらセテッィングに向かうと、、
    既にスタッフさんがせっせと私のセッティングをしてくれていました。

    タンクや器材は腰丈ほどの水深の場所まで運んでくれます。
    タンクを背負わせてくれ、潜ってフィンまでつけてくれ、
    もちろん曇り止めが完了したマスクを渡してくれます。
    至れり尽くせり、、姫様ダイブです。

    エントリーした瞬間、サンゴが一面に広がるのんびりとした海。
    この日は透明度はまずまずでしたが、よいときは35mほど抜けるとか、、

    ジュゴンを探すこと70分
    残念ながらこの日は出会うことが出来ませんでした。

    翌日別チームが「尾びれを見たーーー!」と大興奮していました。
    マナティと違ってジュゴンは警戒心が強く、泳ぎがものすごく速いとか。
    見たかった。。。

  • アフターダイブは町を散策♪

    • ほぼ輸入品ですが、国産コーヒーもきっちり売ってます

    • 完熟パイナップルいい香り。この国はフルーツがおいしい!

    • 彼が釣ったらしい。フィッシャーマンもみんな若い。

    • マーケットでお手伝いをするかわいい女の子。大吉って。。

    1ダイブ70~75分ほどと長めのダイブタイムだったので、

    午後はダイビングをお休みし、町中へ。

    スタッフさんに言うと車を出してもらえます。

    スタッフの一人マルコスは英語が上手なんですが、この日はお留守番とのことで、
    車内はインドネシア語、ポルトガル語、英語を駆使し、なんとか行きたい場所を伝える。

    まずはスーパーマケットへ。
    最近できたらしく、一通りのものは買えそう。

    ちなみにこの国は自国で作れるものはほとんどないけど、コーヒーは作ってるとのこと。
    おいしかったから、お土産に買うことにしよ~っと物色。
    スーパーはティモールコーヒーの品揃えもまずまず。

    その後ローカルマーケットへ。
    やっぱりこっちのほうが雰囲気あって、私は好きです。
    意外にも(?)新鮮は野菜や果物が所狭しと売られています。
    おばちゃんたちとの会話も旅の醍醐味。
    もちろんインドネシア語とポルトガル語と英語を駆使してですが、、

  • 遠征★アタウロ島

    • ビーチからじゃぶじゃぶ乗船。

    • 癒しの景色

    • 小さな小さなエビ。よく見つけられるな、、

    • ハダカハオコゼ。一箇所に3匹ほど!

    2日目はボートで“アタウロ島”まで遠征。

    ここはワイドポイントとのこと。

    ショップの目の前のビーチからじゃぶじゃぶとボート乗船。
    スピードボートで約1時間半。

    エントリーすると、、透明度が高い!!
    この日はまずまずといいながらも35mほどは抜けてたかと、、

    サンゴはわさわさ。
    こんな生き生きサンゴ久々で、ちょっと興奮。
    ドリフトながらそこまで流れはなく、のんびりダイビング。

    ガイドがマクロを見つける見つける。
    あれ、ワイドじゃないの?
    と思いながらもフォト派ダイバーも楽しめるポイントです。

    ちなみにこのポイントは水面休息も休息できません!
    この日は100頭と超えるイルカの群れに遭遇。
    ボートを走らせ、スノーケルを付け、カメラをもってダ~イブっ!!
    少し遠かった、、
    けどけっこうな確率で遭遇できるらしい。

    クジラシーズンはクジラスノーケルすることもあるんだとか。
    しかもシロナガスクジラ、、
    いや~水中でお目にかかりたい。

  • ティモールの観光地?マウビセに行ってみた

    • 道中は絶景が広がります

    • 立派な鼓笛隊

    • キルスト像とのこと

    • 長老たちも含めセレノミーは村民全員参加

    陸にも観光名所はないかな~と探していると、昔ながらの家などがあるビレッジだよ

    という“マウビセ”という場所を教えてもらいました。

    山道を車で3時間半
    今にも崖下に落ちそうな細い道に、雨水のたまった道など、
    なかなかの悪路を走っていきます。

    途中、村のセレモニーに遭遇。
    年に1度の大きなセレモニーとのことで、ちょっとおじゃまさせてもらいました。

    95%以上がキリスト教徒というティモール。
    このセレモニーも、恐らく土着の信仰とキリスト教が融合したと思われる、
    興味深いものでした。

    マウビセではかやぶき屋根の家を地元のガイドさんに案内してもらいますが、
    これまた英語が通じない。
    彼は英語のつもりが完全にポルトガル語を話しています。

    う~ん、ツアーにするのはちょっと難しそうです。。
    道中も魅力的なのに、残念。

  • 朝はのんびりヨガ&ホエールウォッチング

    • サンライズもサンセットも見えるビーチ

    • 水上レストラン兼ヨガスタジオ

    • サンライズ&クジラを見ながらのヨガ。

    • 目の前のビーチも透明度抜群!

    アクアティカダイブリゾートはレストランも併設しています。

    道路を挟んだ向いには、オンザビーチの水上レストラン(?)があります。

    ゲストはここで夕食をみんなでテーブルを囲んで食べますが、
    外のお客さんもけっこういて、どうも人気店っぽい雰囲気。
    金曜日の夜は大使館の日本の方も食べに来ていらっしゃいました。

    土日はそのレストランスペースでヨガをやっているとのことで、参加してみました。
    ティモール後、バリに行く予定だったので、それように持っていたヨガウェアで参戦。
    宿泊客は無料です。

    なかなか本格的なヨガでびっくり。
    駐在のヨーロピアンが多いらしく、みんな顔なじみという感じですが、
    わきあいあいとしていて、楽しい雰囲気でした。
    2時間たっぷり!

    そんな中、サンライズきれいだな~と海を見ていると、
    クジラが!!シロナガスクジラが泳いでる~。潮吹いてる~。あ、ジャンプした!!
    みんなヨガ中にシャッターを切りまくります。
    在住の人でも珍しいのかな?
    20mほど奥をの~んびりと2頭のクジラの親子が泳いでいきました。

    ヨガでへとへとでカメラを構えられなかった自分に反省、、

  • 癒しのラストダイブはクマノミ御殿!!

    • キュートなクマノミ

    • 見渡す限り一面のクマノミ!!

    • マクロも楽しい

    • チンアナゴも全然逃げない!

    ダイビング最終日は、西エリアのビーチダイブです。


    ブリーフィングで、「クマノミ」をガイドが連呼していたので、
    あぁクマノミね。
    というテンションで海へ。

    が、5分後そのテンションは急上昇!!!
    見渡す限りクマノミ!!!驚くほど見渡す限りのクマノミです。
    クマノミにこんなに興奮したのは初めてです。

    サンゴもあり、砂地もあり、マクロも楽しめるポイントでした。
    水族館以外でこんなにも近くでチンアナゴを見たのも初めてでした。

    た~っぷり75分ほどののんびりダイブ。
    最後の安全停止はクマノミの館なので、最後の最後まで楽しめます。

  • ディリの町の見所

    • 市民の憩いの場、キリスト像

    • キリスト像からアクセス可能な白砂のビーチ

    • かわいいロゴ入りグッズ

    • 広くない敷地ですが、民芸品やさんがたくさん

    アフターダイブ町散策第二段。

    小さなディリの町にも見所はちょこちょこあります。

    ガイドブックが出来たら絶対に掲載されるであろう、
    【巨大なキリスト像】
    町の中心から車で10分ほど走ると、中心地からも見えるキリスト像が見えてきます。
    700段ほどの階段を登るなかなかハードな名所です。

    地元民のトレーニングスポット兼憩いの場になっているようでした。

    キリスト像の近くからは、きれいなビーチが見渡せます。
    人も少なく静かでのんびりできそうなビーチです。

    コレというお土産もなかなか難しい国ですが、
    やっぱり民芸品は定番ですかね。
    【タイスマーケット】には地元の方が手作りした民芸品が所狭しと並んでいます。
    かわいいロゴ入りの帽子はきっと輸入かな。

    まだまだ未知の国ですが、開発が進むときっと様子も変わるんだろうな。
    とちょっと寂しくなりました。
    行くなら今!ティモレステへ皆様ぜひ一度♪