中世の街へタイムスリップ 世界遺産 チェスキー・クルムロフ | の旅行記

支店
渋谷
福岡

中世の街へタイムスリップ 世界遺産 チェスキー・クルムロフ

エリア
チェスキー・クルムロフ
/
テーマ
世界遺産
時期
2008/9/10~2008/9/10
投稿日
2009/6/7
更新日
2017/10/6
投稿者
荒野 千春

中世の街並みを残したチェスキー・クルムロフ

世界遺産に登録の世界でも最も美しい町と言われています。
S字型に流れるヴルタヴァ河に沿ってつくられた、中世を偲ばせる町には
しっとりと歴史を感じさせる建物が立ち並んでいます。
街を見下ろすと、自分がどの時代にいるのかわからなくなってしまうような場所。
街のどこからでも塔が見えるので、地図なしでも歩けて、小路を入ると新たな発見も?
是非この素敵な街をご紹介します!!!

スタッフおすすめ!お得ツアー

≪関空発着カタール航空≫ ~素敵な街めぐり~ バスと送迎シャトルで効率よく中欧2カ国3都市周遊 価格重視ホテルプラン! プラハ&チェスキークルムロフ&ウィーン8日間

大阪発

≪関空発着カタール航空≫ ~素敵な街めぐり~ バスと送迎シャトルで効率よく中欧2カ国3都市周遊 価格重視ホテルプラン! プラハ&チェスキークルムロフ&ウィーン8日間

日数:8日間  
旅行代金:199,800円~534,800ツアーはこちら

  • いざ、チェスキークルムロフへ

    ※プラハからチェスキー・クルムロフの行き方※
    鉄道とバスの2通りがあります。
    〇鉄道編
    PRAHA Hlavini(本駅)駅からCeske Budejovice(チェスケーブディヨヴィッツエ)駅へ(所要時間約2時間30分)→乗り換えでローカル電車でCesky Krumlov(チェスキー・クルムロフ)へ(所要時間約1時間)
    ◆参考タイムスケジュール◆
    Praha Hlavini発09:23⇒Ceske Budejovice着11:58
    Ceske Budejovice発12:16⇒Cesky Krumlov着13:16

    〇バス編
    所要時間約4時間。
    プラハからのチェスキークルムロフへゆくバスターミナルは、Florenc(フロレンツ)とNa Knizeci(ナ・クニズェツィ)の2箇所あります。
    パス移動は鉄道移動に比べて、乗り換えがなく楽ちんのため、人気のお勧めルートです!
    そのため事前にバスチケットを購入か予約しておくことを勧めます。
    そうしないと乗ったバスでは席が無くて目的地まで立ちっ放しになることもあるようです!!!また当日に満席だとバスの運転手からバスチケットを満席で断られる場合があるみたいです!!!

    今回私たちのルートはスケジュール上、大変そうな鉄道移動で行ってまいりました。
    結果は後ほどご覧いただくように・・・難しかった!!!
    まず朝7:11 プラハ本駅出発して10:04Ceske Budejovice(チェスケーブディヨヴィッツエ)駅へ
    (写真:左)この列車で出発!
    (写真:中央)座席は空いていれば、こんなゆったりコンパートメントも占領できちゃう。
    (写真:右)Ceske Budejovice(チェスケーブディヨヴィッツエ)駅到着

  • えぇ!?バス!?

    Ceske Budejovice(チェスケーブディヨヴィッツエ)駅に到着すると、妙な看板を発見!

    地球の歩き方には、直通電車が夏場だけ存在すると記載してあったが、Ceske Budejovice⇒Cesky Krumlov間は電化されておらず単線区間であり、途中の行き違い区間の線路が短いので、存在しないみたいです・・・。
    さらにCeske Budejovice(チェスケーブディヨヴィッツエ)駅からローカル電車の駅までまでは、バスで移動しました。
    駅員さんも地元の人も英語が話せず・・・とりあえず看板があり、すごく不安になります。
    (写真:左)Ceske Budejovice⇒Cesky Krumlov間のチケット
    (写真:中央)Ceske Budejovice駅にあったローカル電車に乗車のためのバス移動の案内の看板
    (写真:右)バス停。たくさんのバスが停車しています。

  • まだ乗り換え・・・

    これがバスから乗り換えて乗ってきた列車です。
    私が乗車したのは2両編成でとても小さくて、可愛い列車でした!
    ヨーロッパの鉄道は必ず自転車が積載できるようになっており、みなさん自転車を下ろしてました。
    ここから約2時間くらい乗車しました。
    道中は、チェコの田舎ののどかな風景が永遠と続いています。

    (写真:左)ローカル電車にみんな乗り込みます
    (写真:中央)なんか日本の列車で見たことある色(京急線!?)
    (写真:右)列車内はこんな感じ。

  • やっと駅に着いた!

    ようやく乗り換え乗り換えで、待ちに待ったCesky Krumlov駅!!!
    長かった・・・。
    なぜか予定より到着に時間がかかることになりました。

    (写真:左)小さな田舎風のCesky Krumlov駅
    (写真:中央)駅内の案内所
    (写真:右)簡単な地図がありました


  • 市内までの道のり

    町の小さい駅は中心からかなり離れて、チェスキー・クルムロフ城に行くには駅から右方向に坂をくだります。

    Trida Miru通りを通って、約1.5kmくらい20分ほど歩きます。

    途中公園のような緑いっぱいの道を少し歩くと・・・中世の町並みがそのまま封印されたような美しい古都が見えてきます・・・

    (写真:左)駅から出てすぐの道。ここをまっすぐ進んでください。

    (写真:中央)ワクワクの町並みが見えてきます。

    (写真:右)なんかなごむ場所で一息♪




  • ブディヨヴィツェ門

    しばらく歩いていると、この赤レンガのブディヨヴィツェ門(Budějovická brána)に着きます。
    ツアーのバスで来た方はこの反対側のバスターミナルに到着します。

    この門をくぐるとそこには明瞭に旧市街が始ります。

    もっと南へ進むと、右側にČEDOKのツーリスト・インフォメーション があり、左手には大きい修道院が見えます。

    そこからまっすぐ行いていくと、橋を渡って本来の旧市街に入っていきます。

    (写真:左)なんだかドラクエの音楽が流れそうな景色
    (写真:中央)赤レンガのブディヨヴィツェ門正面
    (写真:右)緑がいい感じですよね




  • 旧市街

    旧市街の中央にはスヴォルノスティ広場(nám Svornosti)があり、周りの横町は狭くて迷いやすく、とにかくまっすぐ進んでください。

    赤い門を通過した後に直接 Zamek (お城)に入ることができます。

    旧市街はホテルやペンションなど多い。駅から中心に入ると、 Budějovická brána (ブディヨヴィツェ門)を通過するときに左手に Hostel 99 という外国人の観光客が多い安宿がありました。

    (写真:左)可愛いスモークピンクの壁のお店かと思いきやHostel99

    (写真:中央)美容院か?なんかハサミがいい感じの趣あります。

    (写真:右)町の様子




  • 可愛い看板発見

    赤い門まで行く途中は、たくさんのデコレーションしたお店や、美味しそうなお菓子屋がありました。
    9月だけど寒かったので、私たちはホットチョコレートを飲みました。
    お店の名前を忘れてしまいましたが、とっても濃厚な味で美味しくて心まで温まりました。
    是非皆さんも見つけたら、一息ついてホットチョコレートを飲んでみてくださいね!

    (写真:左)たくさんデコレーションされて可愛いお店の入口
    (写真:中央)窓にも秋らしい一工夫!
    (写真:右)ここが赤い門の入口

  • チェスキー・クルムロフ城

    チェスキー・クルムロフ城に到着!
    城が建築されたのは13世紀。
    ボヘミア地方では、プラハ城に次ぐ規模を持つ城でレンガのように見える城壁は、スグラフィット技法というだまし絵で、立体的に見えるように描かれています。

    (写真:左)だまし絵の外観
    (写真:中央)城内。ここから塔に登ります。
    (写真:右)塔に登っている途中に見つけた、大きな2つの鐘


  • お城の塔からの景色

    狭い階段をクルクル登っていくと、塔の頂上まで登ることができます。
    そこからルネサンス時代の趣漂う街並みを見渡せ、ヴォルタヴァ川の湾曲部に位置するチェスキー・クルムロフはまるでおとぎ話の美しく可愛い世界が見られます。
    この景色を目の当たりにしたら、言葉を失うような目に入る風景すべてが絵画のようで、なかなか動けません。

    (写真:左)はぁっと溜息が出てくるような街並み
    (写真:中央)この銅像とのアングルがお気に入り。
    (写真:右)城の橋の上にある、窓のある塀から眺めるとこんな感じ。


  • お城の庭園

    さらに坂道を登って進んで行くと、城の庭園があります。

    庭園はすごく広くて、植え込みや芝生が幾何学模様になっています。

    庭園内には野外劇場もありました。ここは有名な360°回転する座席があり、今でも現役で夜にはイベントがあるようです。


    (写真:左)美しい庭園
    (写真:中央)チェスキー城のシンボルマークはバラ。綺麗なピンクのバラがいっぱい。
    (写真:右)庭園から見た市内景色






  • スヴォルノスティ広場

    城を名残惜しく後にして、旧市街のスヴォルノスティ広場へ。
    この広場にインフォメーションがありますので、困ったことがあった寄ってみてください。
    色々な色・形の建物が並んでいますが、とても調和しているのが不思議ですね。

    もう、どこを歩いてもカラフルなお店などで可愛くてステキすぎて・・・おもちゃ箱のナ中で歩くようなワクワク感いっぱい。

    (写真:左)カラフルな建物パート1

    (写真:中央)カラフルな建物パート2(白い建物がインフォメーション)

    (写真:右)愉快な指のオブジェ





  • バス停へ

    スヴォルノスティ広場から町を囲んで流れるヴルタヴァ川と通ってチェスケーブディヨヴィッツエ行きのバス停へ向かいます。
    川のある町の風景ってどこも素敵ですが、こんな可愛い町はことに和みます。
    でも2002年には大洪水で大変だったそうです。今はそんな大変な風景を感じないほどの、のどかな景色が続きます。

    (写真:左)ヴルタヴァ川の景色
    (写真:中央)ここのベンチに座ってカップルでデートなんて良いですね♥
    (写真:右) バス停発見。行き先が書いた看板もあり乗車しやすいです。

  • チェスケーブディヨヴィッツエ駅前

    バスに揺れること約1時間でチェスケーブディヨヴィッツエに到着。
    バスターミナルは、駅前にあるショッピングセンター「マーキュリー」の3Fに到着します。
    実はこの町はあのバドワイザー発祥の地でもあり、美味しいビールがたらふく飲めますね!
    残念ながら訪れたのが日曜日ということもあり、お店が閉まっていて寂しい雰囲気でしたが町はきれいでこじんまりとした雰囲気でした。
    見どころは黒塔と中央広場です。
    (写真:左)チェスケーブディヨヴィッツエ駅
    (写真:中央)駅から旧市街に続くラノヴァ通り。楽しいオブジェがいっぱい。
    (写真:右)黒塔入口。

  • 黒塔からみる広場の景色

    黒塔を登るのは、とにかくハード。

    何故なら中は暗くてとにかく傾斜がきつく、両手ではいあがる場面も何箇所かあります。
    しかも木製の階段で隙間から下が見えるので、怖い!!!

    頭上も気をつけないと、ぶつけるほどのスペースしかない場所もあり、起伏にとんだ階段でした。

    塔の途中で、おじさんが現れて塔の入場料を徴収となります。

    なんだか1人で塔の管理をしているのか塔を登ったり降りたりして大変そうでした。

    塔の上からは遠くに煙突のあるブディヨヴィツキー・ブドヴァル醸造所が見えたり、バロック様式とルネッサンス様式の美しい建物に囲まれていますプジェミスル・オタカル2世広場が見れます。

    (写真:左)下から見たプジェミスル・オタカル2世広場

    (写真:中央)塔から見たプジェミスル・オタカル2世広場

    (写真:右)塔から見る夜のプジェミスル・オタカル2世広場



  • 夜ご飯♪

    最後に夜ご飯を、せっかくビールが美味しいこの街で食べました。
    日曜なのでレストランがほとんど休みでしたが、なんとか見つけたこの店は昔からある老舗店のようでした。
    本場のバドワイザーは、さっぱりしていて飲みやすく、あっという間に2杯は飲んでしまいました。料理もビールにあるような、肉料理やおつまみが美味しくお勧めです。
    是非チェスキー・クルムロフへ訪れるなら、チェスケーブディヨヴィッツエにも立ち寄って食事をするのが、私のお勧めプランです。

    (写真:左)雰囲気が良い店内
    (写真:中央)ビールで乾杯
    (写真:右)美味しい焼き鳥

  • おわり

    今回個人でチェスキー・クルムロフへ訪れましたが、本当に英語が通じず大変でした。
    そのため皆様がもし訪れる際は、日本で事前にバスチケットを購入しておくか、オプショナルツアーをお勧めします。
    バスチケットはhttp://stworld.jp/tool/trainmap_centraleurope/
    オプショナルツアーはhttp://stworld.jp/op_tour/?cu=CZ&id=46e51d9f4a17b3.21948644
    是非お問い合わせください!

    皆様の素敵な旅の思い出作りのお手伝いをさせていただきます!