Interview 03
2021年新卒入社
所属 アメリカファクトリー。SNS運用責任者。
旅行欲が爆発し、アメリカ、オーストラリア、マルタ、デンマーク、韓国、フィリピンへ。
就活はメディアマーケティングや広告系の企業を中心に。
コロナ禍のため約1年半の在籍出向を経験。
アメリカファクトリーに所属し、アメリカ・カナダ・メキシコ・中南米の販売を担当。
SNS運用責任者に抜擢。販売・商品企画を行いつつ、TikTok・Instagramで情報を発信。モルディブ研修に参加し、ビーチ販売にも挑戦中。
私の就活の軸は、どれだけ自分の“好き”が活かせるかどうかでした。
その観点でSTWを選んだおかげで、入社3年目の今は、大好きな旅行の仕事ができているうえに、もう一つの“好き”だったSNSの仕事もできています。
STWに入社して感じたのは、言葉がカタチになるまでが早いこと。社内の風通しがよいので、「TikTokやInstagramで情報発信をしたい」と手を挙げると、わずか数日でSNS運用の責任者を任されたという驚きのスピード感です。
何事も決まるのが早いうえ、若手が仕事をとりにいける環境なので、欲張りな私は日々の優先順位づけに焦っているのも正直なところです。そんな新卒3年目(コロナがあったので実質は旅行業2年目)のリアルな毎日をお話ししたいと思います。
STWを知ったのは2016年の大学1年生のとき。STW主催のハワイ旅への参加がきっかけでした。
印象的だったのが、同行するSTWの2名の社員さんたちでした。私たち参加者の要望を全力で叶えようとしてくれる姿がかっこよく、当時19歳の私にとっては高額な25万円前後の参加費も「安い」と感じるくらい最高の旅にしてくれました。
その旅をきっかけに今も続く友人もできたので、「人との繋がり」や「感動」をつくり出す会社ってすごく素敵だなと思ったことが、STWへの入社に繋がっています。
2021年4月に入社後、2022年の7月までは、コロナ禍のため他社に出向していました。その後、アメリカファクトリーに配属となり、アメリカとメキシコに2週間の海外研修に行きました。
アメリカは観光スポットが豊富のため、街歩きやオプショナルツアーをメインに体験し、メキシコはカンクンというリゾートでホテルを中心に視察しました。
正直STWに入社するまでカンクンは全く知りませんでしたが、実際に現地に行くと治安も良く、観光資源も豊かなメキシコ随一のリゾートだとわかり、すごく好きな旅先になりました。
現地を知ることで、「アメリカに行きたい」「オーロラを見たい」などのざっくりとした要望にも、的確なご提案ができるようになるので、全社員が担当エリアの研修に行けるというSTWの教育制度は本当に有難いと思っています。
こうした研修を経て数ヶ月がたった頃、思い出深いお客様との出会いがありました。
大学4年生の女性から、「卒業旅行に1人でカナダに行きたいけど、初の海外旅行なので不安」というご相談をいただきました。
お話を伺うと、「自然を感じたい」「運転は苦手」「とにかく不安」ということがわかりました。カナダで大迫力の自然といえばナイアガラの滝ですが、冬は凍るので滝の裏側に入れないし、運転が苦手となると複数スポットの周遊も難しくなります。
そこで思いついたのが、宿泊ロッジからオーロラ鑑賞ができるSTW自慢のツアーでした。ロッジには弊社の日本人スタッフが常駐し、送迎もついているので安心です。
早速、現地にいる同期からロッジの様子や過ごし方を教えてもらう勉強会を開催してもらい、情報収集をしました。このプランなら絶対に喜んでもらえると思ったのでお客様にご提案すると、「その選択肢はなかったです!」と即決してもらえました。
私が積極的に提案した初めてのお客様だったため思い入れも深く、ツアー決めから出発までの準備まで何度もメールや電話を重ねました。おかげで頼りにしてくださり、出発当日には空港から「荷物タグを貰ったはずなんですけど見当たらなくて…」というヘルプ電話がかかってきて、「搭乗券の裏はどうですか?」「ありました!」など直前まで会話をしたのも良い思い出です。
帰国後は、「山下さんのおかげで不安がなく、一生の思い出ができました。本当に行って良かったです。ありがとうございます」というメッセージまでいただき、本当に嬉しかったです。
何でもネットで検索できる今だからこそ、旅行会社の意義はこうしたきめ細やかな人間関係にあるのだと思っています。
「社員が自分の体験をもとに販売や企画をすることによる独自性やクオリティ」がSTWの強みですが、現時点ではその強みがお客様にあまり伝わっていないと私は入社当時から不満に思っていました。
お客様がご覧になる旅行パンフレットには、「現地視察済み」と記載されています。しかし、実際に現地視察をして販売をする会社がどれだけ貴重で、どんな効果があるかが発信できていませんでした。
そこで、上司に「海外研修で現地を知ったスタッフが接客・販売していることをお客様にSNSでお伝えした方がいいと思います」と提案したところ、私がもとからSNSが好きで、就活でもメディアマーケティング系を志望していたこともあってか、「確かに。じゃあ山下さんやってみて!」と、当時新卒入社2年目の私がTikTokとInstagramの投稿を任せてもらえることになったんです。
当初は海外旅行を考えている一般ユーザーに、日本では知られていない現地情報などを発信しようと考えていました。地道に投稿を続けていくと、 意外にも「STWでは新卒1年目で海外研修に行きます」という投稿がTikTokでよく再生されるようになったんです。
「STWの人や働き方」に興味を持ってくれるZ世代が多いというのは新たな発見でした。そこで、最近は新卒社員の1日の業務の流れや社員インタビューなどを発信し、会社の知名度向上のほか、採用の後押しになるアカウントに育てることを目標にしています。
最近の私の1日は、「出社→メール確認→ご来店のお客様対応(1日1〜2件)→お問い合わせ対応や各種手配業務→旅行企画」がメインで、お客様対応の合間にSNSの更新を行っています。
よく聞かれるのですが、販売業務があるからといって会社からノルマ達成のプレッシャーを与えられたことはありません。SNSも会社から目標値は設定されず、自分で目標フォロワー数などを決めているため、自分との戦いです。
私が自由にやりたいタイプなので、上司は「困ったら何でも聞いて」と近い距離で見守りながら指導をしてくれています。一方、目標をしっかり管理してもらっている同期もいるので、 個性に合わせた指導をしてもらえるのもアットホームなSTW独自のメリットだと感じています。
STWでは手を挙げれば挑戦できる環境がかなり整っています。しかし、私のようにあれもこれもやりたい人は、優先順位とスケジュール管理をきちんと行わないと何でも中途半端になってしまうリスクもあります。
それでも、どれも全力でやりたいという私の希望を尊重し、会社の方針とすり合わせて社員と向き合ってくれるSTWには感謝の気持ちでいっぱいです。
良い会社だなと思いますが、発信しないともったいないことが多すぎる会社だとも思います(笑)。
日本にまだ知られていない魅力的な観光地や、自由でユニークな働き方、企画・提案力の高さなど発信ネタは豊富なので、SNSを通してSTWを「旅の相談先」や「学生の就職先」として多くの方の第一候補となる企業に変えるのが私の大きな目標の一つです。
「自分で何かをつくりたい」「相手を喜ばせたい」「自分の好きなものが明確にある」など強い気持ちがある人はすごくワクワクできる職場だと思うので、その魅力を引き続き発信していきます。