ワルシャワとは

「北のパリ」「音楽の都」とも言われる中欧ヨーロッパ、ポーランドの首都ワルシャワ。 1980年に世界遺産に登録されたワルシャワ歴史地区は実は第二次世界大戦のドイツ軍の空襲によりほぼ壊滅的になった町なのです。 古く見える現在の旧市街は実は戦後、ポーランド人の努力により過去の町を絵や写真そして記憶をもとに復元された功績が世界遺産の登録となりました。 そんな美しいワルシャワを楽しんでみませんか？

ワルシャワへの行き方と日数

成田から毎日運航しているカタール航空を利用する経路が一般的です。 ドーハ乗り継ぎを含めた22時間のフライトです。 最も短時間で行くことが出来るのは、ポーランド航空を利用したワルシャワへの直行便11時間です。(日にちは限定されます) 旅行日数は、ワルシャワのみのご滞在でしたら、最も短くて5日間からプランをご用意しています。 しかし、せっかく素晴らしいポーランドに行くならば、8日間のプランがおすすめです。 8日間あれば、ワルシャワを含めた2都市滞在が可能になり、さらに楽しいご旅行になること間違いなしです！

ワルシャワの楽しみ方

ワルシャワの名所

• 

  旧市街地区（ワルシャワ歴史地区世界遺産）

  旧市街の中でも人気スポットは人魚像のある旧市街広場、旧王宮広場そして目を惹く王宮が有名です。特徴のある石造りの建物は戦後に復元されたものとは思えないほどの出来栄えでちょっとした小路に入ると古きワルシャワの空気を味わうことができます。モダンでおしゃれなカフェテリアが立ち並び疲れたらカフェタイムをするのも楽しみの一つになります。 旧王宮の入場はおすすめです。第二次世界大戦時に一度破壊されたものですが見事なまでにバロック、ゴシック、古典主義の装飾を再現させた内部には見ごたえがあります。

• 

  ワルシャワ大学

  旧市街からクラクフ郊外通りを南下すると歴史あるワルシャワ大学があります。1816年の創設され、かの有名なショパンもお父さんが先生だったこともあり大学の敷地内に住んでいました。今でもショパンのプレートが残るカジミエシュ宮殿が残っています。 とても素敵なキャンパスです。時間に余裕あれば是非、正門から入りぐるっと一周するのがオススメです。さらに時間に余裕あれば構内のベンチに座って読書なんていかがでしょうか？

• 

  ショパン博物館

  ポーランドの音楽家といえばショパンですね。ショパンの好きな方に訪れていただきたい場所がここショパン博物館です。外観は中世のイメージですが博物館の中は現代のテクノロジーを駆使した見せ方で来訪客を飽きさせません。もちろんショパンの生い立ちから最後には本物のデスマスクならぬデスハンドまであります。地下では音楽が聴けるスペースになっておりゆっくりとショパンの音楽を味わうことができます。 ショパン好きの方は、ショパンの楽曲をゆっくり聴くことのできる、地下の音響施設にぜひ足を運んでください。 何時間も費やしてしまうかも!?クラッシック好きな方であれば1日中にいたい場所になるはずです。

• 

  他にも見どころたくさん

  時間が許せば、バスに乗ってショパン像のある「ワジェンキ公園」やワルシャワ市民には不評なランドマークタワー「文化科学宮殿」の展望台に上ったり、「旧王宮」内に入るなどたくさんの見所が満載なのです。 あちこち行ってみたい方にオススメなのがバス1日券です。これさえあればバス、トラムの豊富なワルシャワではとても便利です。路線を間違えても、素敵な場所に出会えたりして!? ぜひバスチケットで、アクティブにワルシャワの街を観光してください。

• 

  旧共産主義時代の遺物にも遭えます

  戦後、ポーランドはソビエト連邦に占領され1989年、つい最近までマルクス・レーニン主義の共産主義社会でした。戦後のソ連支配下では自由のきかない国となりとても暗い時代であった そうです。今でもソ連時代の寂しい感じのする建物が街のあちこちにポツンポツンと建っていますが、ワルシャワの復興工事を見ていると間もなく跡形もなくソ連時代の産物は消えてしまうのではないでしょうか？近代に歴史にも触れることのできるワルシャワはとても魅力です。 町のあちこちに、殺風景な？社会主義的な？物悲しいソビエト時代の負の遺産建築が見られます。 ポーランド人にとっては嫌な思い出ばかりなので、壊して新しく作り直している途中のようです。 いずれ無くなるであろうこの景色は、今しか見ることができません。

ワルシャワグルメ

カフェ

ポーランドには、カフェ好きにはたまらない新旧おしゃれカフェがいっぱい。実際にポーランド女子に流行りのお店を聞いてみました。観光名所もまわることも大切ですがゆったり北のパリと呼ばれるワルシャワでスィーツ＆カフェを楽しんではいかがでしょうか？異国で過ごすカフェタイムにもったいないなんて言葉はありません。

• Pijalnia Czekolady E.Wedel（ヴェーデル）

  

  ポーランドでチョコレートと言えばヴェーデルチョコレート。老舗中の老舗であり市内には古き良き時代を感じさせる素敵なカフェもあります。
  
  【所在地】
  Szpitalna 8, 00-031 Warszawa, Poland

• LUKULLUS（ルクルス）

  

  地元っ子にはモダンアーテコ（おしゃれ共産主義）と言われている独特のスィーツ＆カフェは地元ならではの人気店。人気の秘密は老舗ヴェーベルのチョコレートマスターが開業したこともあり味も折り紙付き。
  
  【所在地】
  Chmielna 32, 00-020 Warszawa, Poland

• ODETTE（オデット）

  

  コーヒーではなくTEA ROOM専門のカフェ。豊富な紅茶の種類と美しく彩られたケーキは何を選んでいいか？迷ってしまうでしょう。
  
  【所在地】
  Ul. Wojciecha Gorskiego 6/07, Warsaw 00-033, Poland

レストラン

ワルシャワにはあちこちポーランド料理のレストランがたくさんあります。名店から一般大衆向けとどこに行っても食べられます。ピエロギという水餃子はとくに日本人の口に合います。ポーランドは放牧で有名なので肉料理、サラミ、冬は寒いのでジュレク、バルシチといったスープは体を温めてくれます。お酒好きな方には是非ポーランドウォッカと味わってみてください。

• Restauracja Polska Różana（ロザーナ）

  

  ワルシャワの隠れた名店、ロザーナ。花と緑に囲まれた邸宅レストランは敷居が高いように思えますがお値段はそこまでいうほど高くはありません。雰囲気は抜群なので一度は訪れたい名店です。市内でも少し距離があるためタクシーが必要になります。人気店なので予約も必ず必要です。
  
  【所在地】
  Chocimska 7, 00-001 Warszawa, Poland

• Restauracja Zapiecek（ザピエチェク）

  

  ポーランド餃子こと「ピエロギ」専門店ザピエチェク。店員のお姉さんの民族衣装と豊富な種類のピエロギがあっというまにお腹がいっぱいになってしまいます。もちろん値段はリーズナブル。ポーランド人の感覚なのかピエロギのメインはお肉ですがチーズ入りからブルーベリーソース入りまであります。果たして甘い餃子は日本人の口に合うか？是非お試しを。
  
  【所在地】
  Świętojańska 13, Warsaw 00-266, Poland