ライデン

アムステルダムの郊外にあるライデン。オランダ独立の立役者となった歴史ある町で、その功績によりオランダで最初の大学が創設された学問の町としても知られています。ライデンは海に近い水の都とも呼ばれており、88ある運河はアムステルダムに次ぐ数を誇ります。一番の有名人は、レンブラント・ファン・ライン。美術史上にその名を輝かせる画家が生まれ育った町には、17世紀当時の面影が数多く残る場所としても有名です。ホフィエと呼ばれる中庭、風車の博物館、堂々たる教会や城門、建物など2000を超える史跡があります。ライデンには、江戸末期に長崎・出島の商館医として活躍したシーボルトが持ち帰った日本の地図、動植物の標本や日用品など残されています。毎週土曜日には、町の中心で大きな青空市が立ちます。運河沿いにたくさんの屋台が立ち並ぶので、お腹を空かせて出かけてみましょう。夏は、伝統的なオランダのニシンが旬。焼きたてのパンやワッフルを食べ歩くのもおすすめです。