そろそろ新年度へ突入! いま、オススメダイビングツアーをお届けします!
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3500年前に描かれた色、見たことがありますか?
赤・黄・青が鮮明に残る場所、それが「エジプト・ルクソール」です。
エジプト南部の都市「ルクソール」は、ナイル川を挟んで東岸と西岸に分かれています。
太陽が昇る東岸は「生者の町」、太陽が沈む西岸は「死者の町」とされ、東岸には神々を祀る神殿、西岸には墳墓が造られました。
中でも西岸にある「ハトシェプスト女王の葬祭殿」の壁に描かれたレリーフは、彫刻に加え色付けも施されました。その色は赤・黄・青・緑・黒と鮮やかに、今でもはっきりと美しく残っています。神殿の天井には、夜空を切り取ったかのような星空も描かれています。
エジプト含め、世界各地に太古の遺跡は存在しますが、これほど保存状態のよい遺跡は大変珍しいと言われています。
ではなぜ、ルクソールでは3500年も前の色が、こんなにも残っているのでしょうか?
それは、“極端に雨が少ない”から。
年間降水量は、ほぼ0mm。その気候が、遺跡を美しく残す最大の要因です。
古代エジプト人はルクソールのこの気候を知って、この地を選んだのでしょうか。
ぜひ、人生で1度は、3500年前の色、見てみませんか?
他にも、1個2.5トンの石を運ぶ技術。
古代エジプト人は巨石を運んでいくつものピラミッドを作りました。
数百メートル離れた石切り場から採掘した石灰岩で。最も大きなピラミッドの高さは140メートルもあります。
そんなロマンあふれるエジプトの海といえば【紅海】。
青く透明度が高いのも関わらず、視界いっぱいに魚がいる海です。
「透明度が高い=有機物(エサ)が少ない=魚も少ない」がふつうですが、紅海は違います。
砂漠の中の海のため流れ込む川がほとんどないこと、降水量が少ないこと、また細い湾に大洋から潮流が入ってこないことによって抜群の透明度が保たれますが、栄養分を豊富に蓄えたこの海には、色彩豊かなサンゴが息吹き、固有種の魚、サメ、マンタ、イルカなども生息しています。
夏のシーズンにはギンガメアジやバラクーダの群れ、バラフエダイの群れなど、それぞれの巨大な群れが目の前を右往左往する様を見ることができるようです。
運がよければハンマーヘッドシャークやジンベエザメも見られるのだとか。
遺跡も海も満喫できる壮大な国、エジプト。
今年度から「成田~カイロの直行便」も復活し、アクセスしやすくなっています。
ぜひ、みなさんも次のご旅行先にいかがですか?
渋谷駅前店より“海も陸も楽しみたい”三井がお届けいたしました~。
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( 写真:この石1個2.5トン!) |
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たびレンジャー 次号予告 |
次号の配信は3月25日頃を予定しています!お楽しみに!
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編集後記 |
今回も最後までご覧いただきましてありがとうございました。
私はまだ行ったことがありませんが、エジプトは一生に一度は行ってみたいですね。
そういえばツタンカーメンの王墓の壁画の裏に空間が確認され、もしかしたらネフェルティティの墓があるのでは?と噂されていますが、その後調査がどうなったのか気になりますね。もし発見されたら世紀の大発見?!今後のニュースが楽しみです。それではまた次回!!!
渋谷駅前店 疋田
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