アメリカには多数の国立公園があります。その中でも日本でも最近有名になってきた、癒しのスピリチュアルスポット「セドナ」と、誰もが一度はテレビなどで見たことがある世界遺産「グランドキャニオン」についてご案内します!
セドナには小さな街があり、観光客が買い物をしたり、写真を撮ったりしています(日中は外にずっといられるような暑さではありませんが)。その美しさに魅了されアーティストがたくさん住んでいる街、と言われる通り街全体が非常にお洒落で独特な雰囲気です。もちろん、街中から雄大なレッドロックを見ることができますが、アーティストのギャラリーや、セドナの神秘的な力にインスピレーションを受けた人たちのヒーリイングセッションなどに参加するのも感動体験になります。
写真左:セドナの街中。かわいい街並みです 写真中:セドナの街は小さいですが、青いこれもかわいいバスが走ってます 写真右:街から360度見回しても普通にレッドロックが見えます
やっぱりセドナといえばレッドロックのこの岩の壮大さ!何億年も前に大地が隆起してきたって信じられますか?何億年ってなんだ??実感がわきません。セドナは先住民の人々に「聖なる地」として神聖視されていました。美しいだけでなく大地のエネルギーが集中しているという場所・・・。私も目をつぶって精神を集中してみましたが、ちょっと時間が足りなかったか・・・癒しのパワーを感じることが残念ながらできなかった・・・。最低でも1泊してこの壮大なレッドロックを眺めて精神を落ち着けることが必要なんだと痛感しました。それにしても青い空にこのレッドロック、なかなかの色のコントラストではないですか?
写真では遠いのでレッドロックが小さく見えますが、近づいて写真を撮るにはトレッキングのような格好で岩を登らなくてはいけません。やっぱりもっと近づかないとエネルギーは感じられないのかも・・・。やはり宿泊するのがおすすめですね。
言葉じゃありません。いっぺん見た方がいいです!何万年とかけてコロラド河が浸食してできた渓谷です。時間の流れを言葉にするのは簡単ですが、想像できますか?自然の力はほんとにすごいです!断崖の上から下を見下ろすんですが、上から下まで16kmあるそうなんですが、あまりにも広大のため高さの感覚がなくなります。下は見えてるんですが、下ってあるの?って思うような・・・なんとも不思議な感じでした。
写真:時間が午後だったのでちょっともやがかかってしまってますが・・・。
季節によって沈むところが違いますが、今回は夏のベストポジションのヤバパイポイントでサンセットを見ました。周りに遮断するものも何もないので、太陽とにらめっこができます。さらに沈んでいく太陽なのに光の強さがものすごいので、沈むまでずっと直射日光を浴びていました・・・。
沈む太陽を見ながら、太陽って本当に見るところによって違うもの、ということを思い知らされました。渓谷に沈む夕日はこれまた圧巻です!写真では伝えきれません・・・。
写真左:上の方にぽつぽつと見えるのは夕日が沈むのを待っている人です。みんな夕日が見えるポジションを陣取って鑑賞していました 写真中:夕日に照らされたグランドキャニオン。夕日の角度によって大胆に色が変化していきます。これもまたきれいだった~ 写真右:もうすぐ沈んでいく夕日。「あの太陽は沈んだらどこに行くんだろう・・・」
朝日を見るためにホテルを出たのは4:30・・・。朝起きるのは本当に辛いです。日ごろ04:30なんて起きたことほとんどありません。
朝日はマーサポイントがベストポジションとのことで、そこで見ました。ポイントに行ったらすでに朝日を待っている人がいましたが、5割以上は日本人でした・・・。日本人は太陽が好きですからね。朝日が昇り始めると、グランドキャニオンと空との境界線が一直線にオレンジ色になってきます。
日本人はサンライズというと太陽がメインの認識がありますが、欧米人は太陽でなく、太陽に照らされたグランドキャニオンの写真を撮っています。確かに、朝日に照らされた渓谷も夕日の時とはまた違う色できれいでした~。太陽ばかり見ていたら渓谷の色のきれいさは見れなかったかもしれません。
写真左:朝日が昇る10分ぐらい前。境界線がオレンジ色に染まってきました 写真中:朝日が顔を出し始めた瞬間 写真左:朝日に照らされたグランドキャニオン
見よ!この朝日!!!言葉で説明する必要がありますか??
グランドキャニオンは日本の中で一番知られているアメリカの国立公園、セドナは最近女性誌などで「スピリチュアルスポット」として騒がれるようになった国立公園、この2つだけでもアメリカの広大さを感じることができます。アメリカに比べたら、日本の国立公園は「箱庭」のような感じです。規模とスケールとダイナミックさが違います。そして、見に行くときは必ず国立公園内、もしくはその周辺に宿泊をおすすめします!日帰りで行くこともできますが、それでは醍醐味が味わえないうちに終わってしまうからです。旅行会社のパンフレットを見て、その景色を理解してはいけません!ぜひ、この感動をわかち合いましょう!!