地球最後の秘境パプアニューギニア!!
ダイビング以外にも魅力が詰まったパプアニューギニア。
ダイビングだけでは終われない!
【ご当地体験】これぞ旅の醍醐味です。
そんなダイビング以外の魅力【ご当地体験】をたっぷりご紹介。
今回初パプアニューギニア。
まず始めに降り立った地【ゴロカ】
この地はパプアニューギニアのハイランド地方。赤道直下のパプアニューギニア。そりゃぁ暑いでしょ!と思いきや・・・飛行機から降りると現地の方々はモコモコの服を着ている。どういうこと!?
飛行機を降りるとそのモコモコ姿が理解できる。さすが、標高が高いだけある。肌寒いのです。
そんなゴロカでのご当地体験は・・・
道端ではピーナッツやサツマイモ、新聞紙の様紙に巻かれたタバコなどが売られています。また、パプアニューギニアでは豚が財産です。豚も放し飼いされており、あちこちで見ることできます。
マッドマンで有名な【アサロ村】
村長さんが出迎えてくれ、村の案内人の方が村を紹介してくれます。
自給自足のこの村ではサツマイモ、多種多様の豆類、人参、アボガド、コーヒー豆、ネギ、バナナなどなど食物が無造作に植えられています。
赤い実をつけたとある木。私達が目にするときには既に茶色のこの実は・・・なんとコーヒー豆の実。この実を口の中に入れ、豆の周りの水分を吸うと、なんと甘いんです!私達が口にするコーヒーの味とは無縁の味。
色々な木々、草花に触れながら村を歩いていると村の子供たちも出てきてくれます。子供たちははじめは照れているけどいつのまにか笑顔に。カメラを向けると照れながらもニコッと。
村人と触れ合いながら更に進むと待ちに待ったマッドマンダンス♪
一人の男性が火をおこし、煙がもくもくたちその煙の向こうから・・・
土でできた大きなお面を被り、全身白塗りのマッドマンたちが現れます。マッドマンは物音立てずし~ずかに私たちに近づいてきます。正面からだと思いきや後ろの草むらからもマッドマンが現れ、本当に襲われるかと思いました(笑)弓矢を向けられるといつ打たれるかはらはらドキドキ。爪が長いマッドマンに触れられた時は鳥肌が立ちました。さすがに近づいてくると恐さも感じます(笑)が、よ~く見ると愛嬌たっぷり。弓矢を持ったマッドマン、爪が長いマッドマン、棒を持ったマッドマン、明らかに武器にならない草を持ったマッドマンもいます!草はハエをはらっているそうです(爆)
ここまで近くで見るとリアルです。
★プチ講座★
昔、争い事に弱かった村人達は、戦いの際逃げてばかり。ある時、他の部族に攻められ逃げている途中、ある村人が沼に落ちて上がってきた村人を見た敵は、自分が殺した人の亡霊が出たと思って逃げて行ったとのこと。それ以来、村の人は泥を塗って敵を驚かせ、追い払ったそうです。
マッドマンと記念撮影。お面も被らせてもらえます♪
これが見た目とは裏腹かなり重い!手で支えないと被れません(笑)
そして、ランチは伝統料理【ムームーランチ】
地面にバナナの葉っぱを敷き詰め、鳥肉、サツマイモ、タピオカのイモ、キャベツ、かぼちゃの葉、シダなどを包み3~4時間蒸し焼きにしたもの。
本来は冠婚葬祭など特別な日に食べる料理だそうです。時には豚一頭を蒸し焼きにすることもあるそうです。
日本では食べることのないシダ。葉っぱそのものです(笑)苦味はないが、とにかく草を食べてる感じ。でもやみつきになります。
地元民が集まる【青空マーケット】
広い敷地内に各種野菜、お菓子などなど激安価格で売られています。でもここは油断大敵!バッグも何も持たずに身軽な格好で。カメラを持って挑むなら首からかけるなどスリにあわないよう要注意です。
パプアニューギニア人誰もが持っている伝統的な編み物「ビルム」が街中の道路で売られています。
本当にたっっっくさんの種類のビルムが並んでます。
続いての地【マダン】
マダンリゾートでは【ビレッジツアー】があります。
今回2つの村を訪れました。
一つ目の村では、川が流れており子供たちが鳥肉を川の中につけると川上からこの川の主が・・・
うなぎです。鳥肉のにおいにつられて現れました。
子供たちは自然の中を元気に駆け回り、彼らにとったら全てのものが遊び道具。そのうちの一つがこれ。
天然【ターザン】
私も思わず一緒になって童心に返ってみました笑
また、今回のドライバーさんは植物博士。ナイフを持ち歩きながら草を刈りながら珍しい植物や生き物を紹介してくれます。
二つ目の村でもやはり子供たちは元気いっぱい。車が到着すると遠くから駆け寄ってきます。この村のツアーガイドは、
やんちゃで無邪気なアムロン君としっかり者のエルー君
村散策をしながら色々と現地体験ができちゃいます。
散策中、エルー君が黙々とオリナナの実と言う実を手でこすり、その様子をじ~っと見ていると突然顔にその液を塗られました。
ここではお祭りなどで顔にペイントをする時この実を使ったりするそうです。
他にもエルー君は大活躍!見上げるほど高いヤシの木に登り、ココナッツを落とし始めます。そのココナッツをナイフで見事にカットし、新鮮なココナッツジュースをご馳走してくれたり、村長さんがその日に準備ができた自慢のフルーツをご馳走してくれたり・・・
この日のフルーツはバナナ、パパイヤ、パイナップル♪♪
その他カカオの実も食べました。
パプアニューギニアのフルーツは甘くてとってもおいしいんです★
そんなビレッジツアー子供から大人まで温かく迎えてくれ、パプアニューギニアを肌で感じることができ、ご当地体験満載の最高のツアーです。
マダンリゾートでは戦跡ツアーやシンシンディナーショーなど他オプショナルツアーもあるので、アフターダイブも楽しめます。
続いての地【ホスキンス】
ここはワリンディプランテーションリゾートがある地です。
ヤシやパームの木が生い茂る間をひたすら走ること1時間。リゾートに到着。リゾートは木々が生い茂り南国ムード満点のナチュラルリゾート。
そんな地で体験できるダイビング以外の魅力・・・
【ホタルの木ツアー】
リゾートから約5分。真っ暗な林道を走り、車を止めるライトを消すと木にとまったホタルが光を放ち、木一面に光が点灯。ピカッピカッと同時に光るので、その姿はまさにクリスマスツリー。
全てを忘れボーっと見ているといつの間にか時が流れ心が落ち着きます。
【ホットリバーツアー】
ガタガタ道を走ること50分。ヤシの木やパームの木の間を走り抜けるとその置くには池の様な所が現れる。そこに足を踏み入れるとそこはまさに天然露天風呂!
38度ぐらいのお湯なので、ダイビングで冷えて疲れた体を癒してくれます。
木に囲まれ川の流れる音を聞きながらゆったりとした贅沢な時間を・・・
また、ドライバーが林の奥から赤土を持ってきてくれるのですが、この赤土を手でこすり手足につけると泥パックに。洗い流すとすべすべ肌に。日焼けした体に潤いがよみがえります(笑)
パラオのミルキーウェイの泥パックを思い出します。
今回マダン、ワリンディでのダイビングはもちろん楽しみましたが、パプアニューギニアのダイビング以外の魅力を大満喫♪
海も陸も魅力たっっっぷりのパプアニューギニア。
何より現地の人々の優しさ、純粋な笑顔に触れとても好きな国のひとつになりました。
ダイビングプラスαの旅、ご当地体験大好きな方、是非次の旅先の候補の一つにしてみて下さい。